斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

電子デバイスに運転を学ぶ2

2006年08月11日 | クルマ
ちょっと前に話題にした燃費を意識した走法に関連した話題です。
今回話題にする装備も好んで積極的に使う人が少ないし、装着率も高くないと思います。
その装備は“クルーズコントロール”(以下、クルコン)です。
クルーズコントロールとはステアリングコラムに付いていて、アクセルを踏み込まなくても設定した速度を保ち続けることが出来る装備です。
安全のために、アクセルから足を離したとき、アクセルを踏み込んだときやブレーキを分あだ時には解除されるようになっています。
大陸的なところではスロットコントロールの負担を軽減し、運転が楽になる装備です。
ただし、ストップアンドゴーや渋滞の多い日本の交通事情ではあまり魅力となることがありません。(要は設定しても即解除されてしまうのです)
結果として、車両価格を上げるためだけの装備のように思われてしまう事が多いようです。(実際、当方の周りでも付いていても使った事のない人もいます。)

日本でもクルコンが活躍する機会があります。
しかし、それは高速道路ではありません。(一般的な日本車のクルコンは100km/hまでしか設定できないしね。)
栃木県内では宇都宮北道路から日光道を利用するならその魅力を発揮します。(他の県では80キロ規制の自動車専用道辺り)
実際に利用した時は日光道の途中にある料金所を通過するときだけ、アクセルの踏みなおしと再設定をするだけで住みました。
果たしてそれが楽だったかと問われると、「若干楽だったかなぁ」ぐらいなのですが、注目すべき点は別にあります。それは燃費です。

マークⅡには燃費を表示するモニターがあるのですが、瞬間燃費で17km/l以上を表示し、区間の燃費は13km/l弱と非常に良好でした。(父親の普段使いでは10km/lぐらい)

このときのスロットコントロールにこそ、低燃費な運転に繋がるヒントがあるのではないかと思います。
最小のスロットコントロールでスピードを一定にキープしする。(オーバーシュートさせたスピードをブレーキで合わせるのは論外ですが・・・)

80キロ規制の道路を85キロに設定して走ったのですが、走行車線なら流れに乗れないわけじゃないしね。

その昔、MT車にもクルーズコントロールが装着されているモデルがあったような気がしますが、最近は見かけません。(そもそもMT車自体も少ないけどね)

補足
本当は、「電子デバイスなんかなくても関係ないぜ。」といいたいところですが、実際はあった方がはるかに便利です。
ただそれに頼り切るのではなく、ドライビングのヒントに生かして行きたいと思っています。