斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

車を買う事の難しさ

2013年12月31日 | クルマ
本年最後はこんなタイトルのエントリーで。

今年は、カリーナGT(AT210型)が自動車税重課税になったので、向こう13年はその不安から解放されるためにも新車の購入を目論んだのですが、結果としてはあんな思いをしてまで大金を払って買い換えるのはあほらしくなりましたし、コロナの時と同様に年間4,000円程度の負担増に踊らされて買い換えるのは得策ではないような気もしますし、ライトの濁りや塗装の剥げは出てきたもの、機関や実用性に不満が出ていないのに降りるのは時期尚早と結論を出しました。

基本的には、今まで乗っていた車(主にカリーナGT)と変わらない使い方を目論んでいたので、5ナンバーからプラスアルファ程度の車をいくつかを実際に見に行きました。

私の好む車は、カタログの隅に乗っているようなグレードに受注生産級のオプションを選び、キャンセルされたら不良在庫にしかならないような仕様であるため、エコカーもなければ、ディーラーにとっても利幅が薄いというかメーカーからのリベート薄そうな仕様になるのでしょう。

あきらかに売りたくないという意図を感じてしまいました。

同じ予算で購入可能で、エコカー減税をより多く受けられる上級グレード(好みのオプションは無し)や一般的に人気なオプションが標準装備になった特別仕様への切り替えを勧められました。

また、利幅が大きいはずのディーラーオプションも、一般に同世代の方が好まないと思われるようなアイテムを中心に選ぶため、確認作業が

車は人から買うものであると同時に、購入後も定期点検等で関わりを持つのですから、否定的な対応を取るところからは、どんなに価格や性能で条件が合おうとも、購入しようという意欲が湧きません。

いろいろ言われましたが、「コスパが悪い選び方。」と「リセールで不利になる選び方。」というのは共通しましたね。
予算内で納得できるものの満足度の高さを重視しているので、200万円台でこんな装備がついているという事には興味がないし、乗り潰し前提だから下取りの事なんて全く考えていないので。。

自動車の商品としての知識の偏りが以前にもましてひどくなっているような気がします。

電球交換の方法であったり、ちょっとした車の中の寸法であったり…
中には、よくよく調べるとメーカーの公式サイトのFAQに乗っている事であったりもしたのですが、「続きはweb」でじゃないんだからさぁ。。
「そういう事はあまり確認される方はいないので。」と言われたあとにサービス担当の方に頼っちゃうのは、何か違うような気がするんだよな。

エアロ付きグレードにガレージジャッキの入れる位置を聞いた答えに詰まるようじゃ、冬タイヤに交換する人が多い地域(少なくとも栃木県)で車を売るには向いていないよね。

もうひとつ悩んだのは、自社製品が好きすぎて、他社の製品を認めなさすぎる方。

これは、いわゆる車好きが選ぶといわれるメーカーのディーラーにいましたねぇ。
ひと昔前の狂信的な林檎教信者みたいな感じと言えばいいのかなぁ。

最後は、あの本のアイロニーでお開きにしたいと思います。

「スタイリング」や「走り」だけのダメグルマに気を付けろ!

個人的には、興奮が冷めた時に負荷が少ない車もいい車の条件に挙げてもいいんじゃないのかな。
「燃費」や「便利」は、普段使いには欠かせない条件に挙げる方が多いから、このような要件は重視されるのではないでしょうか。

アイロニーは挙げたふたつの要件の否定ではなく、これらにとらわれ過ぎて視野狭窄に陥ってほしくないという意味であえて挙げてみました。

それぞれの方により採点基準が違ううえに、傾斜配点になるのが車選びだと思うので…

今年一年、更新が減ってしまった駄文に御付合い有難うございました。
来年も本年と変わらぬご愛顧をよろしくお願いします。
皆様にとって来年が素晴らしい年でありますように。
それでは失礼いたします。

年間走行距離を確認

2013年12月29日 | コロナ1.8GXの話題

28日に洗車を済ませてしまったので、年内は乗ることはないであろうコロナの話題を少々。

今年は3,800kmに届きませんでした。
何とかひと月300km超えにはなりましたが、ひと月に700km近く乗ったかと思いきや、リトルカブの納車された11月のように100kmちょっとしか乗っていない月もありました。(200km台の月がほとんど)
その結果としてバッテリーを上げてしまう結果になったのですが…お恥ずかしい…

やはり片道300km超えの移動や都内入りに使わなかったから、夏ごろから予想できたことなんですが、所有してから11年にして、最小の走行距離になってしまいました。

今回、破られた記録を作った年はカリーナを購入した年かつ19年目の車検時にダメ出しされたところを直していた20年目の2007年です。
今年と2007年だけが、4,000kmを下回っています。
今年はこれというトラブルもなかったのですが、何故か乗る機会に恵まれませんでした。
まぁ、ハチマル車の注目が高まるにつれ、悪目立ちする車種にになり、面倒くさくなって、地元のイベント以外はクラシックカーイベントを覗きに行くのにも乗って行かなくなってしまったのも距離が伸びなくなった大きな理由だと思います。(お台場往復+αで1日に200km超えというのがほぼなくなったので。)

でも、コロナは元々年間2,4000km程度しか乗らない方が14年ほど所有されていたので、このぐらいの距離の方が調子がいいような気もします。(バッテリーを上げたくせに?)
というか、乗らなくなると調子を崩すという事があまりなかったような気がします。
こういうところに元々距離を乗っていない車の良さがあったような気がします。
ひと頃、年間15,000km前後乗ったこともあるのですが、この頃の方が調子を崩すことが多かったような気がします。

充電したバッテリーは何とか大丈夫そうです。

補足
来年は27年目の車検を迎えるわけですが…
カブに負けないように、乗る機会を作って行かないとね。(使用目的がカブと似ているんだよな。)
手持ちの3台の車の中では一番好きな車で、保有歴も11年を超えていますし…

車載工具のあるべき姿

2013年12月24日 | C50系の話題
3回連続で写真付きのエントリーという、このブログにしてみると恐ろしい展開です。

自動車では、タイヤ交換用具と名のついたL形のホイールレンチが1本だけ入っているようになってから、久しいですし、バイク特に原付だとFI化が進んでからは、球切れに対応する程度のドライバーしか入っていなかったりします。

紹介したい写真は、リトルカブの車載工具です。
おそらく、C50系のスーパーカブと共通のものです。以前持っていた、88~91年ごろのデラックスも同じ構成でした。


あの小さなサイドカバーの中に収めるものなので、全般的に想像よりもひとまわり小振りであったり薄かったりします。

この工具に対して、「カブに限らず、車載工具では満足な整備が出来ない。」という意見は確かに正しいと思います。
しかし、これの素晴らしいところは、出先で何かあった時に取り敢えず何とか出来るだけのものが入っております。
球切れの交換、スパークプラグのチェック、チェーンの調整、ホイールの取り外しまで、頑張ればこなすことが出来ます。
キャブレターモデルだと季節や気温に応じてアイドルスクリューの調整は必須項目ですから、プラスドライバーは使用頻度の高い、欠かせない工具です。

これにタイヤレバーと空気入れを持ち歩けば、ホイールを車体から取り外して、ビートを落として、チューブを取り出してのパンク修理も、物理的には可能です。
使いやすいとはお世辞には言えませんが、崇高な思想でなにも出来なくなってしまうよりは、取り敢えずバイクショップに辿り着く程度までの対処は可能です。

逆説的なことになりますが、カブはこの工具で出来ることは取り敢えずユーザーで何とかしろという事でもあります。

カブはその振動の大きさからなのか、球切れも多いし、チェーンも適宜調整が必要です。
高回転を多用しているので、スパークプラグの消耗も早いし、セッティングを変えた時はその焼け具合を確認する必要があります。

個人的には、社外パーツの取付けに使っているサイズのヘキサゴンレンチ、差し替え式ですがもう少し立派なドライバー、スパナはジョイフルホンダで1,580円だったコンビネーションレンチ、同980円のモンキーレンチ、同780円のもう少しましなプライヤー、同680円の薄いアルミ板ぐらいまでなら切れる万能ばさみを、リヤボックス内に入れております。

リトルカブのサイドボックスを素早く開けるためには、10円玉ではなく、ネジを交換するかバッテリー補充液キャップ用ドライバー(100円ショップで入手可能)を持ち歩くといいですよ。
当方はキャップボルトに交換し、100円ショップで見つけたカラフルなヘキサゴンレンチ(該当サイズ1本のみ)をキーホルダーに付けています。

補足
ハンターカブが気になって調べていたら、プラスマイナスの差し替え式ドライバー1本しか入っていないらしいのですが…
それを取り出すには、プラスドライバーが必要という、与太郎仕様なようで。。

年末年始の在庫整理企画 その1

2013年12月23日 | メモリカードの中から
全部デジカメ撮影ですが、大掃除していたら、未現像のフィルムが大量に出てきたようなイメージでお願いします。

時系列バラバラでお楽しみください。
そういう事で、各種イベントに行った際に撮りっぱなしになっていた、写真をここいらで少し公開していこうではないかという企画です。

まずは、晴海の最後の回から欠かさず見に行っている、東京モーターショーの写真です。
第43回になる今回のモーターショーは、初回の開催からちょうど60年目になり、会場は前回と同様に東京都江東区有明にある、東京ビッグサイトで行われました。

当方は、初日の11月22日のプレビューナイトと3日目の11月24日に行ってきました。(都合2回行きました。)

まずは、今回のショーで個人的には一番気になった、いすゞ・フォワード6×6シャシーです。
プレビューナイトの時に気になり、2回目の際にいすゞの技術員さんに丁寧に解説もしていただきました。

すでに、東京消防庁第九方面に東日本大震災の初動救助結果を元に必要な機能が強化された、「高踏破偵察車」として、すでに導入されているそうです。(八王子ナンバーが付いているそうです。)

つづいて、2回目に行った際に老若男女問わずに一番人気のあったはずですが、あまり取り上げられない車種を紹介してみたいと思います。(ネタですよ。)

トヨタブースにあった、22世紀に向けて参考出品されていた?orドラえもんが乗ってきてのを勝手に展示されていた?タイムマシーンです。

プレビューナイトで、かなり人が捌けた瞬間でもこの混み具合!!
みよう!
レヴォーグ、S660、NSXに並ぶぐらいの人気でした。

当方が撮影したモーターショーの写真は、コンセプトカーはトラックや商用車が中心で、なかには部品のアップなんていうのも多めです。
スズキのハスラーは10枚近く撮影しているのに、NSXは枚しか撮っていないし、人を馬鹿にした展示をした独車はわざとピンボケで全体を撮っただけですし。。

その昔は、親にばかちょんカメラを貸してもらって、36枚撮りフィルム2本分に絞って写真を撮っていたので、同じ車種に10枚も撮るとか、馬鹿にしていたところのピンボケなんて絶対にやらなかったよな。

デジカメ初期時代は、枚数制約もあってフィルムカメラと2台持ちで行っていたな。

補足
会場が有明に移ってからは、マイカーで行く方が楽になりました。
どうでもいいことですが、リトルカブ(C50LM4)はプレビューナイトを一緒に行った方から購入しました。

個人的に好きな場所

2013年12月22日 | みちのはなし
ある意味、小ネタのある場所でもあります。

場所は、東京都台東区東上野4丁目付近
上野駅を出て、昭和通り(国道4号)を下り(入谷・春日部・宇都宮方面)に少し歩いたところ。
かつては、上野のバイク街としてにぎわったあたりです。

首都高1号上野線と国道4号が並走するところを少し入ったところです。

奥には、バイク街の名残と言ってしまったら申し訳ないのですが、バイク用品屋さんが見えます。
写真には写っておりませんが、昭和通りの上り方向だとSP忠男のタイヤ専門店の近くです。

ここには、都内だと珍しくなりつつある踏切があります。

Googleのストリートビューで見ることの出来る写真と同じようなアングルで写真をわざわざとってきました。
右側にある掲示板とモルタル壁の居酒屋さんがいい雰囲気ですね。

この踏切は開かずの踏切というよりは閉まらずの踏切なんですよ。
踏切の遮断機が下りた時に通る電車は、東京メトロ銀座線です。

ネタ的には、地下鉄を入れる踏切です。
もし、お子様とかに「地下鉄ってどこから入れるの?」と聞かれたら、ぜひここに連れて行ってあげてください。
この踏切から地下鉄を入れることは出来なさそうですが、入谷方向を見ると多数の線路が敷かれていて、北上野一丁目交差点側だと、車両が入れそうですし。。

ここは、東京メトロ銀座線の地上走行区間、国道4号(日光街道)、首都高(1号上野線)、東北新幹線、常磐線、山手・京浜東北線、京成本線が並走している区間で、“交通の要衝”という表現がとても似合う場所です。

そして、そんな場所にオートバイのショップが所狭しと並んだ上野のバイク街があって、日本橋方面に昭和通りを歩き、秋葉原駅付近で中山道の方に向かうと交通博物館があったのです。

補足
そうだ、もう少し走ると首都高の終わり?(始まり?)も体験できます。
首都高を走っていたら、いつの間にか日光街道(国道4号)を走ることになるという、不思議な体験もできますので。。
個人的には、19歳の頃に国道4号で日本橋を目指していたら、いつの間にか首都高に乗せられていた場所の近くでもありあります。