ノア／ヴォクシーの正常変更

先ごろ行われた、ノア／ヴォクシーのマイナーチェンジに関しての話題を少々。

目立つ所では、セカンドシートをキャプテンシートにした7人乗りモデルの追加や全車にバルブマチックエンジンを搭載した事なんでしょうが…
話題の「GAZOO Racing」チューニングによるスポーツコンバージョンシリーズG's は今回は話題にしません。

個人的に注目したいのは、現段階では悲しい事にクラス唯一の装備である、全席3点式シートベルトが標準装備される事になりました。
サードシートのヘッドレストは兄貴分である、アルファード／ヴェルファイアと同じタイプです。
そんなわけで、サードシートの中央席はヘッドレスト＆シートベルトは普段は使わないことを前提にした、取って付けた様な仕上げになっております。
これを批判できるようになるのは、もっとスマートな仕上げで使い易いモノが装備出来てからでしょうね。

昨年の41th東京モーターショーでの回答内容が有言実行であったので、とても嬉しいですね。
メーカーＡ頑張っているぞ！メーカーＢからＦ、早く横並びになれ！（当ブログ2009年11月4日のその答えに唖然とした。。を参照）

ヘッドレストと3点式シートベルトは関係なくなってしまいますが、ノアならYY、ヴォクシーならばTRANS-Xという5人乗りグレードがある事でしょうね。先代を含めて当方の勤める業界では意外と乗っている方がいます。
注目したいのはサードシートの代わりに装備される、ラゲッジ部の仕切りの名前を「デッキボード」と言っているのですが…
これは、トヨタの伝統の名称でして…（商標を持っているのかな？）
T150系のコロナリフトバックに装備されるトノボード（一般名称）も、取扱説明書によれば、「デッキボード」となっていますから。。少なくとも、トヨタは28年以上この部分を簡易テーブルとして使わせたいみたいですね。。
ノア／ヴォクシーとおなじ謳い文句がコロナの取り説にもあります。いっその事、プリウスやブレイドあたりにも採用すれば、知名度が向上するかも…

補足
N君、契約したのはSi“G's Version EDGE”の7人乗り、S-VSC、デュアルパワースライドドア、ツインムーンルーフ装着車でいいんでしたっけ？
サンルーフを選んだら物凄く納車が伸びた、（仮称）事故成金号改め車中泊漢仕様（別名、空気満載独身ミニバン）ですよね。（ネタ度の高い、YYのHID付きにしなかった！）
取り敢えず、現車を一切見ないで契約したり修理代の二倍相当も貰ったのに、カーナビを含む用品オプションはすべて自腹になったりしたのは凄かったですね。

最後は25万円に化けた

これは以前当方が乗っていた、1994年式マツダファミリアバン1.7D DXのお話です。

当方が2年半ほど乗った後に大学生に譲り、現在はこの大学生のサークルの後輩が乗っております。

車体価格3万円ぐらいの予算で、半年は車検の残っている下駄として車屋さんから譲ってもらった車です。
車両価格は手付金2千円、契約時に1万円、消費税相当額の1千円は値引いてもらった、1万2千円です。
購入価格からも想像できますように、当方の購入時点でも限りなく廃車体みたいなコンディションでした。

以前のエントリーにも書いた事がありますが…
修復歴ありの走行距離不明車です。（記録簿紛失とメーター交換・改ざん有り）
NOX・PM不適合で、PM低減装置も付いていないので、登録だけではなく乗り入れにもかなりの地域制限がある。

ただ、80km/hぐらいまでならハンドルはそんなに振れずに走る、バッテリーは新しいものが付いている、エアコンOK、ガラス・レンズ類に割れやヒビなしと1万円台の車としては 極上の部類だと思います。

普通の方なら手を出さないでしょうし、当方も5万円だったら高いと思う個体です。

購入し乗り始めてからは、解体部品や乗用グレードの部品を使って少しだけお色直しをしました。（総額6万円前後かな？）
車検が来たら捨てる予定でしたが、何故か自分名義で車検を3回も通してしまいました。

その後、オモステのマニュアル車に乗りたいという学生に譲りました。
さらに、その学生のサークルの後輩にスノボに行くのに便利で車中泊可能な格安4WD車ということで引き取られて行きました。

現オーナーさんは、ファミリアバンのエアコンが壊れたので、親御さんにお金を借りて直そうとしたら。。

親御さんが資金提供するので、25万円の補助金と同額の自己資金を用意して新車を買いなさいと言われてしまったそうです。

ようやく25万円を貯めることが出来たので、無事新車の契約に至ったそうです。

何故か、現オーナーからファミリアを潰して25万円にすることの確認が有りました。
当方は何か言う立場にはないけど、「素敵な車に買い替える資金が出来たなら遠慮なく差し出せ。ただ、何を買ったのかは教えてね。」と背中を押しておきました。

彼が購入することになったのは、まずスノボ向きな4WD車で、車中泊可能なステーションワゴンからミニバン。。
大学の通学にも利用可能な燃費で、最も安い車を条件にして決めたそうです。

彼のお父様の巧みな交渉術の甲斐もあって、スバル・エクシーガ2.0iS-styleAWDの契約に至ったそうです。
当方は彼の条件を聞いたときに勝手に、マツダ・プレマシーにだと思ったので、エクシーガになったのは意外でしたが…
最終的には、かなり安かったらしいよ！
選択したオプションは、コンソールボックス込みのベースキットのみという潔い買い方になったみたいです。

彼の現在の趣味と地方都市にある大学への通学手段やちょっとした移動の足ととして大活躍することは間違いない事でしょう。

補足
一方、ファミリアバンを直接譲った方の学生は…
親から、「妹も運転できるようにオートマチック車に買い替えなさい。」という指令が出たため、パートナー4WDの5MTからパートナーエキスパート1.8VX-Gアテーサ（アベニールボディのヤツ）に乗り換えたようです。（知る人ぞ知る、500kg積みに合わせて締め上げられたマルチリンクなリアサスがウリな至高の4WDライトバン。）
5年落ち10万kmの個体を約30万円で入手したとか。年式と値段、ルーフレール付きの乗用車っぽい外観だけを見せて親を騙して3台目の4ナンバー乗用車です。
順調に少しズレた車選びをしているようです。

特定メーカーの受賞回数が多い

09〜10年度の自動車アセスメントの評価結果が公表されました。

独立行政法人自動車事故対策機構が行っている、通称ＪＮＣＡＰです。（現在行われている、事業仕分けは大丈夫んなのでしょうか？）

過去の受賞履歴を探ってみますと…

06-07年度トヨタ・エスティマ
07-08年度スバル・インプレッサ
08-09年度トヨタ・ヴェルファイア/アルファード
09-10年度スバル・レガシィ

となっています。

最高得評価を得た車の共通的な特徴を探りますと…
21年からの追加項目もあるので、それはちょっと横に置いておきます。
乗員保護性能は数多くの車種が、最高評価である６または６＋をマークしますが、「歩行者頭部保護性能評価」は車種によって評価が大きく変わるポイントで、ここで決まっていたような印象が強いです。
ちなみに現行型では、マツダ・アテンザが唯一“1”（最低評価）をマークしています。
歩行者保護の観点から、今後あのような楔形のデザインは淘汰されていくのかもしれません。

ボンネット（エンジンフード）とエンジン頂部までに余裕のある車が有利になる傾向なんでしょうか。
水平対向エンジン車は有名だと思いますが、トヨタのミニバン勢は直4モデルなんですが、2AZ-FEはびっくりするぐらい低く奥に搭載されていますからね。

マークＸなんかは初代からこれを意識した作りをしておりますが、いまいち伸び切りませんでしたね。
やはりエンジン高があり、ボンネット内の自由度がレガシィほどなかったからでしょうか？

レガシィと大きく差が付いてしまったのは歩行者頭部保護性能評価だけではなく、平成21年度新規評価項目になった、「後面衝突頭部保護性能評価」でしょうか。
レガシィは21年度試験車の中でも数少ない、運転席・助手席とも10点台をマークしております。
これは、シートとシートベルトの性能が優れているという事なんでしょうね。

個人的に気になるところは、衝突だけではなく停止性能も気になるところです。
短い距離で停止出来ることは当然重要な事だと思いますが、それがドライとウェットでも大きく変化しない車は、履いているタイヤやABSの性能がその車にあっているという事なんでしょね。（この点で見ても、レガシィは隙が無い。。）
好評結果を見ますと、雨の日には馬脚を現してしまうような車種もありますね。。
そして、バンタイヤはこういった試験には不利なようです。

「そういう車じゃない。」という擁護が入る可能性がありますが、BMWミニクーパーの評価の低さには驚きましたね。

全容が気になる方は、下記のリンク先からPDFファイルでパンフレットをダウンロードすることができます。
JNCAP＞自動車 資料ダウンロード＞小冊子・パンフレット・最新試験結果＞自動車アセスメント小冊子2010版

個人的に意外といったら失礼になってしまうのでしょうけど、健闘している車がありました。
それは、日産・キューブ（サイドカーテンシールドエアバッグ、横滑り防止装置装着車）です。
全分野で好成績をマークしていて、定員分の3点ベルトが装備されていて、安全装備もオプション選択できるなかで、ひと目で車種がわかる個性的なスタイリングを持っていますからね。。

補足
これだけがすべての評価に繋がるものではないとは思いますが、それなりに意味のある結果だと思います。
人情として、ここで低い評価を受けている車はちょっと劣って見えてしまいますから。。
父親（様々な評価にほんのり影響されるタイプ）がエスティマを選んだ理由のひとつですから。

研修内容がおかしい

ここ数年当方が担当している勤め先の新人研修なんですが。。

MT車の運転を教えるっていうのはどうなんでしょう。

立派に免許を持っているのにまともに動かせない。
AT限定の人ならはなからそんなことはしませんし、限定解除をしてきた方ならまだ分からなくもありませんが、大学時代に免許を取得し、初心者マークが取れてから1年以上たっているというのに。

新人のふたりとも、教習所を出てからMT車を1mmも動かした事が無いそうです。
まぁ、時代的にしょうがない事です。
いままでは、E25キャラバン4WD(ZD30DD+5MT）か200ハイエースハイルーフDX（1TR-FE+5MT）に乗る機会があったときに合わせて、当方や年が同じI氏、1つ下のN君あたりがこっそり教えていたのですが、今年はちょっと違う流れになりました。

某次長と新人のどっちかが現場に出かける際に、次長は社有車のカリーナTiマイロード（5MT)を用意していました。
そうして新人に運転を頼もうとしたら…
「運転した事無いので、多分できません。でも、次長が運転できるから問題ないですよね。」
と言われてしまったらしく。。（採用者だから、反論できず）

特命で当方に指令がまわってきました。
理由は現役のMT車で通勤しているからだそうです。
I氏はお子様が生まれたので、両親と奥様にNBロードスター（6MT）とチェイサー（4AT）の2台体制を止めるように指令されてしまって、エクストレイル（4AT）になってしまったし、N君はカローラフィールダー(5MT)から7速モード付きのCVT車に変わる予定なので。

研修の経緯はこんな感じです。

個人的な見解ですが、街乗り用のMT車の扱いを覚える際に向いている車の条件は以下のような車だと思います。
・エンストし易い低速トルクの細いガソリンエンジン車
・ラフなアクセルワークをすると息継ぎするようなキャブレター車
・感覚で運転する癖が身に付くようにタコメーターやバキュームメーターの無い車

社有車の中で、この条件を最も満たしているのは、車体の割にはエンジンの小さいカリーナの1.5Lモデルですかねぇ。
ただ、この車はタコメーターが付いているのが良くないんだよなぁ。
タコメーターの付いていないサクシード、キャラバン、ハイエースはエンストやノッキングしにくいので、運転を覚えるには向いていない車だと思う。
直ぐ、「何回転で発進したら良いんですか？とか何回転になったら変速するんですか。」って聞いてくるし。。
当方は発進に関しては、「取り敢えずアイドリング以上6,000回転以下で」、変速に関しては「アクセルペダルがかるくなってきたら。」としか答えませんよ。
路面や荷重の状態で変わることを数値化しても仕方が無いんだよね。

先週の木曜日の話なんですけど、日光まで新人とともに出かけたのですが…
まぁカリーナは40回ぐらいエンジンをかける事になったかな。

当方の運転が下手だからなのかもしれませんが、自分で感覚を掴む以外の教え方が分かりません。

補足
そういえば、N君にMT車の扱い方を教えたのは当方なんだよな。
その後、カローラフィールダーの5MTを自分で購入するぐらい嵌ったんだよね。。

寒暖の差が激しく

ついつい、風邪をひいてしまいました。

金曜日は無理してこじらせたり周りにうつしたりしたら困るので、仕事も休んでしまいました。

熱はそれほど出ませんでしたが、だるく集中力が続かない状態でしたね。
以前、インフルエンザに罹り38度以上熱がある状態で車を運転して行ったら、ものすごく怒られた事のある病院に歩いて行きました。（自宅から500mもないぐらいのところです。）
あのときは、車を置いて歩いて帰るか家族を呼ぶように選択を迫られました。。

最近の温度差の激しさはどうなんでしょうか。

真夏日寸前までいった次の日には雪が降るとか。。

今日は天気も良く、調子も戻ってきたかと思いきや日が落ちると寒くなる。
ゴールデンウィーク中の遊びや仕事を無事に消化するためにも、この週末で何とかしなくては…

皆様もお体には気を付けてください。

週明けの仕事では、奥日光（金精方面）への直行もありそうなので、カリーナはもう少しスタッドレスタイヤのままでいいか。。

ゴールデンウィークの準備もあるけど、まったく進んでいません。

アマゾン、楽天、yahoo!ストアで解決するか。。