斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

第3の男

2014年10月30日 | ニューモデルの話題
今回はトヨタ店とトヨペット店で販売されるノア派生モデルについて少々。

しかし、パネル類は3車とも共通なのか。。
高級路線に色付けするのであれば、せめてリヤゲートを一部改修して、L型にテールランプを形状を造り分けるとかしないと、後ろから見ると全部同じ車に見える。トヨタの#R80系という意味では間違えではないんだろうけど、正解でもないような。。
その昔のタウンエースとマスターエースもエンブレム以外には差がなく、後姿から見分けることは至難の業であったという事を考慮すると、伝統ととらえるべきか。。
外装は諦めるとして、せめて内装だけは豪華というか質感を上げていくようにしていく様には出来なかったのかな?
オーリスとブレイドのように、基本的には同じ形でも触れた時の質感を大きく変えるようにするため、ソフトバッドの増量どころか、内装の仕上がりはクラウンと同じにしてみるぐらいの冒険があっても良いような。。
ベルトラインより上のライトグレーの樹脂パネルには植毛処理をしてみるとか…
ノア/ヴォクシーと違い、ソフトパッドを多用し硬い部分に触れることをなくすだけでも、選んでくれる方もいることでしょう。。
個人的には何故かグローブボックスの中だけピーチスキン処理してあるというような、思わぬ金の掛け方も好きですよ。
ベタに本革シート(アルカンターラあたりのコンビでもいいかもね。)とパワーシートを用意するとかね。

あの日、ややウケというかややスベリというかという結果に終わったような気もする、プログレやブレビスのような路線にもっと振って行っても良かったような。。
小型車枠に収まるけど、乗った時に見えるところ触れるところはアルファードやベルファイヤに負けず、クラウンに迫るような質感というのを主たるコンセプトにして、外装はグリルとヘッドライトとテールレンズの仕切り方を変えた程度でも、もっと選択する魅力のあるモデルに仕上がったかもしれません。

上級グレードのみでもいいけど、2AR系の2.5リッターで3ナンバーにという設定があっても個人的には面白いと思うけど。

こう書くくらいですから、造り分け不足とキャラ分け不足を感じているという事です。
こういうのは思い切ってやってしまったほうがいいような気もします。
結果として、エスティマの上級グレードと同価格帯のグレードがあってもいいと思うんだよな。
最近のトヨタ的につけると、Giには“スーペリアパッケージ”的なはっちゃけグレードを設定すると、ネタ車としても後世に残ります。

で、現実的なノア/ヴォクシーとの違いは、黄色いマークXよりも寂しく…

エアロ付きの3ナンバー枠登録モデル無し、アルミホイール・LEDヘッドライト・革巻きステアリングが全車標準装備になるぐらいです。
まぁオプション選択すれば、そんなに変わらない価格でノア/ヴォクシーに装備することが出来ますが。。

つまらないことだし、オプション次第ではノア/ヴォクシーにも装着できる装備なんですが…
キャラクター的にサイド&カーテンシールドエアバッグとリアオートエアコン、両側パワースライドドアは標準装備でよかったんじゃないのかな?

法人需要に、ノアにはもっと殺伐とした装備のXアシスタパッケージのようなラインアップを展開してもらえれば…
この手のミニバンはモデルチェンジの度に豪華になってしまい、最廉価モデルのボトムアップが激しく…
もっと装備を厳選(素敵な表現だ)して、200万円を切るようなグレードがあってもいいような。。
福祉車両への架装ベースとしても受けるような気がするんだよな。
3車間でのキャラクター分けを明確にする意味でも、ヴォクシーにトランスXのようなグレードが復活しないかな?

キャブオーバー型だった頃は、SWという5ナンバーの付く商用車の様なグレードからハイソカーのような装備のついたグランドサルーンまで、最廉価と最上級グレードでは車両価格にすると倍以上違うようなラインアップだったのですから。。

補足
かつてのライトエース、タウンエース、マスターエースの揃いのようですが、3兄弟になった事はなかったんだよな。
このモデルが登場する頃は、アイシスとエスティマを統合したモデルとも噂されていたんですけどね。帯に短したすきに長しですよね。エスクァイアでは…

応急タイヤのありがたさ

2014年10月28日 | クルマ
社用車のカローラフィールダーの車検代車としてやってきた、パッソをパンクさせてしまいました。

田舎といいますか農作があるところだとかなりの確率で路面に落ちていることのある、マルチング用のビニールシートを固定するU型ピンを踏んでしまった結果、運悪くトレッド面に刺さり、パンクしてしまいました。

現地調査をするところまで行き、3時間後に昼食休憩に戻ったら、パッソの右後部が沈んでいました。

それを見て、パンクであることはすぐにわかりましたが、何処に何をやってパンクしたのかが気になりました。
まず、タイヤの側面を見る限り、擦った後はないし、自身が運転してきた間にも乗り上げてもいないので、トレッド面であるとは想像できました。
で、パンクしている車輪をジャッキアップしてみると、タッカーより大きいホチキス状の金物が、トレッド面の立て溝の部分に思いっきり刺さっておりました。

こうなっていれば、3時間の間に空気圧が半分以下になるのも納得です。

原因が分かったところで、修理ですが、代車パッソはパンク修理キットかなと予想して、トランクルームの底板をめくってみると、応急タイヤが見えてきました。

空気圧もディーラー登録の平成25年車で、この7月に12ヵ月点検を受けた車という事もあり、使用に耐えられる程度の空気圧になっていました。

今回の様なパンクであれば、パンク修理剤でも直すことが出来たと思います。
ただ、タイヤ交換に掛かった時間は15分ぐらいだったので、パンク修理剤を使って修理するよりは速かったです。
パッソの右後輪は軽くて簡単に上がりましたね。

Webカタログを確認してみますと、現在販売中のモデルでもパッソは全グレードに応急タイヤが標準装備されているようです。トヨタのこの辺の対応は、モデル発表時期が大きく影響しているような気がします。(新し目の場合は、税別10,000円のメーカーオプション)

修理方法の単純さや時間のかからなさ、修理後の安心感も含めて、あらためて応急タイヤでもいいからスペアタイヤを積んでいる車の方がいいですね。
さらに走るところが悪いのかどうかわかりませんが、個人所有車では今までに6回、仕事での移動だと2年に3回ぐらいのペースでパンクを経験するので、一度きりしか使えないパンク修理剤は困ります。。

こういう経験や夏冬でタイヤを履きかえる地域に住んでいることもあり、タイヤ交換作業に慣れているというのもスペアタイヤ派になっているのだと思います。

パンク修理後のことになりますが、応急タイヤの入っていたスペースには、車両装着サイズの165/65-14のタイヤを収めることが出来たあたりも含めて、パッソは金が掛かっていなかったり凝った造りはまるでないのですが、意外に真面目にも基本的なところは真面目にで来ているような。。

補足
パッソの応急タイヤとタイヤ工具&ジャッキの配置および固定方法が初めてとは思えないぐらいになじみがあると思ったら…
ちょっと前まで所有していたムーヴカスタムのそれと非常に良く似ていることに気が付きました。
さすが、同じところで開発・製造されただけのことはあります。

買い取りに出す

2014年10月21日 | 家族のクルマの話題
今週末には、気軽における駐車場の利用期限が満了するので、当初の目論み通り、ムーヴを買い取りに出すことに。

後々には大失敗だったのですが、相場を知る意味も含めてメールで一括請求的なオンラインサービスを利用して、メジャーな買い取り業者にオンライン査定をしてもらいました。

平成18年式、車検残11ヶ月、走行距離7万km、パールホワイトのダイハツ・ムーヴカスタムX(純正HDDナビ、社外ETC、地デジチューナー、社外15インチアルミ付き)の査定価格は…

12万円〜35万円と信じられないような幅で、買い取り査定額の回答がありました。(「その車は弊社では買い取りできません。」 という回答が一社からもないだけでも良い方らしい。)

で、一番安いところと一番高いところは、メールの段階でありえないだろうと判断し、両者に「もっと、条件のいいところがあったので、そちらで決めさせていただきました。」とメールでお断りをしました。

一番高くつけたところはそのまま引き下がったところを見ると、オトリ的に高額査定を出して、現車確認に漕ぎ着けたら、いろいろ値踏みして買い叩く予定だったんじゃないかなと勘繰りたくなりますね。
ネットでその会社の評判を検索してみますと、そんな噂がいっぱい出てくるので。。

一番最初にさらなるコンタクトを取ってきたのは、3番目の査定額を出してきた業者でした。
出張査定の場合、交渉が決裂しても出張料は取らないが査定料は掛かる。
店頭に来店していただいた場合は、交渉が決裂しても査定料は掛からないとのことなので、遠くもないので、現車査定を依頼してみることに。。
実店舗に行くことにしたのは、査定料はいくら訪ねても教えていただけなかったので、怖かったという面もあります。
オンライン査定時点では24万円、現車査定時にはマフラー周辺のリヤバンパーの軽度の変色(同型・同色のムーヴを見ると、ほとんどの個体で同様の症状がみられる。)とリヤバンパー下端部の5cm削れ、グローブボックスについている2cm程度のひっかき傷、インパネのブロックオフカバーがひとつ欠品している、キーレスリモコンの補修を理由に、オンライン査定額から10万円の減額された14万円とのこと。
さらに、そこから事務手続き手数料を引くらしく、振込される額は12万円前後になるという事。

話にならないので、交渉決裂で引き上げようとしたら、査定料を請求さられました。
来店査定は決裂でも無料だったはずと確認してみたら、査定士が店舗間出張して来ているため、出張査定扱いになるという、光明の罠にはまったような理由で請求されました。
バカを相手にした自分への戒めの手切れ金として査定料を支払い、その足で消費者生活センターへ相談&本社へ、電話、メール、FAXで質問をしてみました。
そうしてたら、「なんだか知らないけど、勘違いで査定料を取ってしまったので返す。だからこのことも含めて本社に連絡するな。」といった内容をこれよりも怪しい日本語の文書と共に請求された査定料と同額の現金が入った現金書留が自宅に届いた。

こんなことを話していたら、同僚I氏の先輩で中古車店を営むAさんに、「世間の厳しさを味わっただろう。」と笑いながら言われ、ムーヴを見てもらって査定額を出してもらうことに。。
結果として、実際に振り込んでいただける額として、キロ300円近くで引き取って頂きました。(相変わらず、中古車の単価を目方で表現する変なブログです。)

まぁ、普通の査定に出して値段が付くような車を保有したのが初めてだったので、浮かれた行動をとってしまいました。
査定料を請求されたところは、来店したのに査定料の請求があった事について話し合っていると…
「本日ご契約して、車を置いて行っていただけるのであれば、15万円お振込みいたしますし、駅までもお送りいたします。」といった、謎の譲歩条件を提示して来たので、査定額自体に信用がなくなったので、査定料を払って店舗を後にしました。
実際に支払った査定料も、当初提示された額の半額になったあたりも怪しいような気がして仕方がない。

査定料を払うと告げたら、査定担当者は終始“いくら払えば置いて行くのか?”を訪ねてばかりでした。

補足
それにしても、ムーヴカスタムの高額査定にはおどろいた。
Aさん曰くところ、「軽自動車需要の高い栃木県内で、変な手数料のかからない自社買取り&販売だからできる額。」だそうです。
さらに、「ここまで好条件かつ程度の良い個体はめずらしいので、展示場に並べて10日以内で売れると思う。」と言われました。

オリジナルが残っていると驚くもの

2014年10月19日 | weblog
本日は、栃木⇒茨城⇒埼玉と移動をしました。
路線名で言いますと、国道4号、埼玉県道3号、国道16号、埼玉県道6号、国道463号などです。

いずれの路線も主要幹線路になりますので、ロードサイド型の店舗がたくさんあります。
そうなると、気になってくるのがアイツです。

そう、元々はアルペンだった店舗の活用方法です。
アルペンの店舗は、アルファベットA(大文字ですよ!)をモチーフにした、三角形の看板を組み込んだ特徴的な形の建物をしておりまして、在りし日は遠くからでもその存在をアピールできたと思うのですが、今日ではかつてはここにもあったんだよなと言う“兵どもの夢の跡的”な寂しさを醸し出しています。

現在は、リサイクルショップ、ネットカフェ、ゲーセンあたりになっている事が多いのですが、チェーン展開している外食店や人材派遣会社のオフィスに変わっているといろいろと余計な事を考えることがあります。

実は、ここまでは枕でして…
本日、アルペンの建物がちゃんとアルペンとして営業しているところを見かけたことにタイトルのように感じてしまったのです。
本当は当たり前のことですが、あまりの撤退ラッシュにすべてなくなってしまったものだと勝手に思っていました。

アルペン自体は、業態を変えて企業自体は堅調な模様です。
潰れちゃった(会社更生法に基づく再建も含む)のかもと調べてみたところ、「アルペン」が健在なだけでなく「GOLF5」や「スポーツデポ」の運営母体として、スポーツ用品店の最大手であるようです。
そして、本社が愛知県名古屋市にある事も知って、妙に納得してしまいました。

いやね、広瀬香美のBGMに加藤晴彦と毎年変わる女の子のCMを見なくなって、ロードサイドの店舗が全く関係ない業態にバタバタと変わって行ったら、悪いほうに勘繰ってしまうのが性というもの。。
冷静に考えたら、自分自身も洗車用の正装である、セットアップ(ジャージともいう)の上下で、アルペングループのプライベートブランドである、「IGNIO」のモノを持っておりました。

そして、アルペン自体は独立した建物を構える店舗より、ショッピングモールのテナントのひとつとして営業されていますよね。
そして、かつての店舗自体も空きテナントになることなく埋まるという事は、出店計画をした際の場所選びのセンス自体は悪くはなかったという事なんでしょう。
特徴ある建物なんで、家賃が安くなるという理由もありそうですが…

補足
直接リンクはまずそうなので、「元アルペン」や「ハイエナズクラブ」というワードで検索すると、トップに上って来るサイト様に詳しく載っております。

物々交換での入手品

2014年10月17日 | C50系の話題
アリストのお代として頂いたものは、平成18年式のムーブ、移転登録にかかった費用ともうひとつありました。

それが、今回の話題にするものです。

ムーブのトランクには、EBJ-JF19型リード110用の中古社外マフラーが入っておりました。
当初は予定していなかった、DVDナビ撤去&ダッシュ修正費用分としていただきました。

あまりカスタムする人が少ない実用原二スクーターのリード110はカスタムパーツの種類はそれほど多くないのですが、有名ショップブランドのマフラーです。

物々交換で入手したのは、SP忠男からリリースされている、PURE SPORT “S”というマフラーです。

サイレンサー部に目玉マークと“TADAO JAPAN”というエンブレムが付いているだけでも満足度が高いですよ。
しかも、直営店である上野店で購入されたと思われるエンブレムも付いております。

バイクブーム真っ只中の頃は小学生ぐらいで、上野バイク街ににぎわいがあった頃(コーリンが営業していて、週末には北上野の交差点で二段階右折狩りをしていた頃)にギリギリ間に合った世代として、SP忠男のパーツが付いているというのはかなりうれしいです。

前オーナー自身も中古品を半額ぐらいで購入したそうですが、元々はリード110用としては高価なマフラーなので、各部の造りはよく、本当の意味でボルトオンで取り付けることが出来ました。
延べ4,000km程度走行しているようですが、爆音にはなっておりません。

交換後、自宅周辺をひと回りした程度なので、現時点での感想はドレスアップ効果が一番大きいと思われる、政府認証マフラーです。
85dB以下なので、アイドリングから加速時もそれほど大きな音立てることはありません。
音が低くなっているので、排気音の存在感は増えていますが、ノーマルマフラーの72ccリトルカブの方が、アイドリング、0-40km/h加速の排気音は大きいです。

マフラー交換だけでなく、今後は冬場に乗ることも考慮して、ホンダアクセスのグリップヒーターとデイトナで扱っているGIVIのショートスクリーンも購入しました。
グリップヒーターへの交換の際には、バーエンドもなんかドレスアップ品に交換するかな。

売却用に初期化程度という予定だったはずなのに、いつの間にか自賠責証入れぐらいの大きさのフロントBOX内には、USBの電源取出し口も取り付けてありますし、ミラーのねじ部分にステーを挟み込むドリンクホルダーを取り付けてしまいました。

実際にステッカーでも貼ってありますが、“Commuter Rapid Scooter”として弄ってあります。

補足
ムーヴの査定が思いのほか高くなったので、リードは売らない方向になりました。
22,222kmを父親に乗られてしまったので、最低でも23,456kmまでは乗らなくては。。