斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

故障修理なのか消耗品交換なのか

2006年02月28日 | クルマ
家にあるデミオが、ドライブシャフトブーツが切れていることが判明したためディーラーへ入庫中です。
まぁFF車のアキレス腱ともいえるところで、FF車なら時間や距離が経つと必ずといっていいほど、トラブルを起こすところです。
オーナーである姉は、職場でドライブシャフトの交換で10万円近くかかるといわれたそうです。(最悪の場合はこうなる可能性もあるので、間違いとは言い切れませんが、ちょっと大袈裟でしょう)
そのため「壊れた!」と叫んでおりますが、個人的には消耗部品の交換に過ぎないと思うのですが…
そもそも普通は交換しないような部品まで、消耗品と言い張って交換する弟である当方の判断はあまり信用してもらえません。

平成9年式で登録から8年半以上が経過し、走行距離も10万4千キロを超えているので、一般的に見てもトラブルの発生時期としては妥当なあたりと思っています。

交換に出す前に車庫にてチェックしてみたところ、運転席側のアウター(ホイールに近い方)が裂けてグリスが噴出していました。(本当に初期の段階です)
運転していた姉に聞いた、ところドライブシャフトからはゴロゴロ音も出ていなかったので、噴出したグリスを拭き取り、表面をブレーキクリーナーで脱脂(交換前提なのでお構いなしです)し、自己融着テープ巻き付け、これ以上漏れないように応急処置をしました。

この方法を教えてもらった某氏曰く、車検パス可能でそのまま5千キロぐらい乗れた修理方法なので、自走でディーラに持ち込みになった場合の10キロ弱の走行なら問題は発生しないと思います。

このように万全に準備をしてから、ディーラーに連絡するとローダーで取りに来てくれるとのこと。
部品もその日の内に調達可能なので、急ぎであれば本日中の修理も可能だったそうです。
毎回思うことですが、マツダのディーラーってサービスがいいような気がします。(全国的には知りませんが、姉がお世話になっている県内某所に限っての話です。)
すべての法定点検及び新車時からのオイル交換に至るすべての点検・修理を購入したディーラーに出している姉ならではの待遇なのかもしれませんが。

補足
当方の周りにいるFF嫌いな人はココを攻めます。
「FF車はドライブシャフトを捻じ切りながら走っている、構造欠陥車」っていうぐらいですから。
確かに据え切りの多い運転をする方や重量級のFF車も切れやすいような気がします。
ヘンテコな駐車枠に止めるために数回の切り返しの必要がある2代目ウインダムは、3年半4万キロ弱で切れたのをしっていますし…。
最近、大型・重量級ミニバンにもFF化の波が押し寄せていますが、このヘンの対策は大丈夫なのでしょうか。
現在は他人事ですが、少し気になります。(まぁ4WDモデルならFRベースでも切れる可能性はあるけどね)

落とし主がわかった模様です

2006年02月27日 | クルマ
N君宅に突っ込んだ当て逃げ犯人が判明したらしい。
第一報は被害を届け出た警察から。(これは当然ですね)
次は当事者からと思いきや、意外なことに保険屋さんからだったそうです。
まずは電話でもいいから(本当は良くないけどね)、当事者が謝罪に行かなきゃ。

当然N君のご両親はこのことにより、態度は硬直してしまった模様です。
とりあえず、保険屋さんには被害算定の中止を告げ、本当はいけないのかもしれないけど、依頼者の連絡先を聞いたそうです。
早速電話をかけてみたらさらに驚く対応をされたそうです。
被害者が掛けた電話なのに、「今忙しいから、掛け直してもらえませんか。保険屋に対応を任せているので、なるべく連絡しないでください。」(スゲェー)と加害者に言われてしまったそうです。
呆れ返ってしまったN君のご両親は何もする気がなくなったそうです。(怒りの先にある感情を体験したそうです。)
取敢えず、N君宅にこの凄い方が家に謝罪に来るまでは一切の交渉をお断りしているそうです。
可能であれば、示談ではなく、犯罪者として制裁を受けることを願っているそうです。(法律には詳しくないので、可能かどうかは解りませんが‥)

筋を通して、義理を立てる。

怖い商売の方々しかあまり言わないのかもしれませんが、自分が犯してしまったミスを償う際にはとても大切なことだと思います。
最近対応を間違った為に、エライ事になっている方々が散々テレビで映っているというのに、何も感じなかったのかなぁ。

補足
部外者の当方が言うのはナンですが、まぁ当事者の方はちょっと配慮が足りないよね。
当て逃げ犯なんだから、自分の足で謝罪をしなくちゃ信頼関係は築けないでしょう。
他人任せにも出来てしまうからこそ、本人が行く価値があるのではないかと思います。
おそらく、当方もN君のご両親と変わらない対応をとると思います。

お宝の発見と購入

2006年02月26日 | weblog
PSE規制がらみで、在庫処分を始めた某ハードオフ。
オーディオ機器なんかでは、“名機”と呼ばれるものがビックリ価格で販売されています。
この週末は4月1日以降の扱いがわからないので、今後入手が不安になるようなものを買い漁っております。
あまり褒められた事ではありませんが、給料日後の週末なので、ついついやってしまいました。

正確には猶予期間の満了に伴う、認証マーク無しに販売が規制されると言うことで、まったく販売が出来なくなる理由ではないようですが‥
認証機関になるのはとてもリスクが大きく、リサイクル業者には荷が重いようです。


この問題は規制の周知を図らなかったことによって、事が大きくなっているような気もしますが‥
これだけ情報発信の手段があるというのに、「官報で公示した」だけというのは如何なものでしょうか。

いつも思うことですが、日本のリサイクルはリユースという概念が欠けているような気がするし、長く大切に使うことを困難にすることが多いような気がします。

きっと周知を図らなかったのは「省エネルギー化が進んだ新品に買い換えて頂いたほうが、環境負荷も少ないし、代替需要による経済効果も期待できる。」なんていうことが、頭のなかに過ぎったからではないでしょうか。(ディーゼル規制のときと同じですな。)

償却期間を過ぎた耐久消費財には一切の価値がないという判断がとても素敵です。
中古売買は駄目で、使い続けているものに関しては適応外という不透明さも素敵です。

本日昼食時にそれとなく見ていた「噂の東京マガジン」ではシンセサイザー協会の会長さんが取材に応じ、見解を述べておりました。
要約すると、「音楽機材は規制を欠けないで欲しい。二度と作ることの出来ない文化的な価値のあるクラシックモデルやエントリーモデルとして安価で購入できる10年程度前のモデルの売買が出来なくなる。これは音楽に携わるものにとって大きな損失になる。炊飯器等の白物家電と同列には扱って欲しくない。」でした。

個人的にもこの規制自体は疑問に感じるところもあり、賛成ではありませんが、この見解には賛成できません。
白物家電を含めて、規制の有用性を見詰め直すべきではないのかと思っています。
文化的とか資料的価値は“技術立国日本”で生み出された工業製品の全てに同じ価値があると思っていますので。

補足
当方が探し、購入したものは下位互換が確保されていないオールドゲームのハード、今後入手困難になるであろうレーザーディスクプレーヤーとDATのデッキです。
今後部品取りにも活躍するように、現在所有しているのと同一品を購入しました。
パイオニアのLD・DVDのコンパチプレーヤーが1万円台で入手出来るとは思わなかった。

オマケUMDに感動

2006年02月25日 | クルマ
23日セガより発売になったPSP用「頭文字D STREET STAGE」を購入しました。

当方は発売日を勘違いしていたため、予約購入しました。(そこまで欲しくはなかったのですが,店員さんにか確認を取ったため,後に引けなくなったので…)
その結果、久々に発売日にゲームソフトを入手することになりました。

仕事が休みとなった今日始めて開封し、始めましたが、その結果は惨憺たるものです。(まだ30分もやってないけどね)

このゲームが難しい理由
十字キーでのステアリング操作はとても難しいし…
イチバン(実車で)走り慣れているいろは坂は難易度が超上級に設定されているし…
何よりカルディナ・バン2.2D(CT199V)かカリーナTi(GF-AT212)が選択出来ないのが痛いよな…
そもそもホームコース(仕事でよく利用する路線)は川俣温泉・川治線か青柳日光線だし…

某ダム事務所での打合せ後の下りは図面や報告書を降ろしているので、車は軽くなっているし、早く帰りたいので、結構なペースで走っています。(同業者の方は皆そうだと思いますが…)
まさにこのゲームの主人公と同じ理由で、ダウンヒルを速く走るコツが身につきます。

気候がよくなった頃になれば、ヒール・トゥしながら結構なペースで走っているクルマを多数見かけます。
本当に速い車は田茂沢トンネルを抜けてからの走り方が違う。
何を隠そう当方が左足ブレーキを覚えたのはこの区間を盛んに走った会社のカリーナ(GF-AT212,5MT)でですから…

ゲーム自体は固有の操作方法に相当なれないと、タイムは出せないのかなぁと思います。

個人的にはゲームより先に開封してしまった予約限定(初回限定?)の特典UMDがとてもツボでした
高橋涼介の公道最速UMD「D-FILE」というタイトルのディスクなのですが、見始めた当初は“avex”と“香港映画の実写版”の宣伝ディスクなのかと思いましたが、ラスト二つのチャプターが違いました。
なんとそこにはトヨタ自動車の発表・発売当時AE86型かローラレビンとスプリンタートレノの広報映像が収録されていました。
「ただの新機能紹介やテストコース内を走って終わり」というようなありがちな内容ではなく、「TKS59CHI(東京品川59ち)」という海外持ち出し用のナンバーを付けたハチロクがヨーロッパのサーキット(スパ・フランコルシャン、ニュルブクリンク、アッセン)をラリーすると言う素晴らしい映像が収録されています。
フルノーマルの最初期型でセリカXXと同じ14インチのアルミを履いてる個体がサーキットで振りっぱなしの映像です。

「新開発のレーザーアルファ4A型ツインカム16バルブ」という言い方で紹介されている4A-GEUエンジンがとても印象的だったのと、ドライバーである外国人レーサーがパドックでカタログを見ているのですが、そのページが注目です。
イエローの3ドアなのでSR(AE85)のページを見ています。
企画的にはダメなのかもしれないけど、ゲーム全体としては登場車両なので、OKなのかもしれません。(よかったなぁイツキ)
イエローのレビンの背後で背面跳びをしているのは若き日の郷ひろみ氏です。(E80系カローラの初期、イメージキャラクターだったのです。)

補足
“セクシー・トレノ”という口にするのも恥ずかしい発表当時キャッチコピーを聞いた瞬間に、タキシードを着た俳優古谷一行氏の横顔が浮かぶような方には絶対にお薦めの映像です。(当方はモチロンそのひとりです)
むしろこのような方にはこの為だけにPSPを購入し、予約特典UMDのみをオークションサイトで落札してでも見る価値があります。ゲームなんてやる必要が無いぐらいです。

気になる処遇

2006年02月23日 | クルマ
本日講習会に参加するために、都内へ行きました。
移動中の車窓からは高架下にある道路管理用車両基地が見えました。
別になんてことのない光景です。

しかし、気になる事がありました。

その基地にあるクルマの多くはナンバーが外れていたのです。(一時抹消状態)

しかしそれらのクルマはとても古いといえるような年式でもないし、「職務を全うした」と言い切れるほど、使用感があるわけでもありません。

ただ、ナンバーの外れている車の共通点はディーゼルの貨物車をベースにした道路管理車両でした。

NOX・PM方の絡みなのでしょうか。

ここまで厳格に適応されるものなのですね。

自分達のクルマには火の粉が飛び掛ってこないように、適応除外になるようにしなかったのでしょうか。

「厳格ですね。」というよりは「センスねぇな。」と思ってしまうのは当方だけではないはず。

良かったですね、環境の改善だけではなく、経済効果もあるようですし。

ちゃんと不適合車にも継続検査を受けることが出来る方法を提示しなくちゃね。

多くの法律は不遡及の原則があるので、法律の制定・施行以前の者は、“既存適法”の扱いを受けるはずなのに‥
法律がなかった頃の車にまで遡って規制をかけているわけですから、その時期にそのクルマを造った自動車メーカーにも当然遡って責任があると思うのは当方だけでしょうか?
「償却期間は過ぎているのだから、買い換えろ。」と言わんばかりのメーカーの姿勢に疑問を感じてしまいます。

補足
栃木県には「宇都宮800」とか「とちぎ800」と言うナンバーを付けた、ちょいと古めな道路管理車両が配置転換という大義名分で、移転登録されています。
公害の地方拡散は進んでいるようです。