斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

今後のモデルチェンジに多くみられるであろう対応

2011年10月31日 | クルマ
モデルチェンジは、フルでもマイナーでもどちらでも構いません。
その対応とは、中央席へのヘッドレストと三点式シートベルトの装着です。

本当は、ラクティスのマイナーチェンジに合わせて話題にしようかと思っていたのですが、ラウムの生産中止に気が付いて、そっちが気になってしまったので、なんとなくタイミングを逃してしまった感があった頃に、おあつらえむけな車がマイナーチェンジとモデル追加があったので、改めて冒頭の事について話題にしてみます。

フリードとフリードスパイクにハイブリッドが追加されました。
それに合わせて、通常モデルもマイナーチェンジが実施されまして。。

これにより、冒頭にも書いたデビュー時から気になっていた点が解消されました。
まぁ本来あるべき姿になっただけのような気がするので、あまり褒められた事ではないのかもしれませんが。

これは、フリードに限らずオデッセイもラクティスも同様でした。

義務化の猶予期間切れ前に対応するのはまだ良心的な気がします。

売れる車にこそ、ひと足先の対応が印象がいいですよね。

でも、日産のミニバンナンバーワン、モデル末期なトヨタのセダン、10年目を迎えるトヨタの牙城を崩したホンダのコンパクトは、どうした?

後方視認性が低下するのであれば、使用しない時は外しておくというのも使い方のひとつです。

中央席の三点式シートベルトとヘッドレストに関して、「装備で望まれる方はいないですし、ついていても後ろに人を載せていない時は邪魔になるだけですよ。それにそんなものを拘って走り味や高級感を不意にしてもしょうがないでしょう。下取りで有利になる事は絶対にありませんよ。」と、父親のエスティマ購入時に見に行った時にこう言い放ったセールスさんに、ミニバンナンバーワンに装備されたら会いに行こうかな。

新聞公告のスタッフ紹介をみるかぎり、まだ在籍されているようなので。。

補足
このマイナーチェンジで、詰め込み感満載な8人乗り仕様がカタログ落ちしてしまいました。

バブルな車の定義のひとつ

2011年10月30日 | クルマ
それは、“実燃費リッター5km程度”です。

今年は、「クラシックカーフェスティバルinところざわ」震災の影響を考慮して開催見送りとなったため、旧車イベントにはエントリー出来ない、条件に合っても撥ねられるような中途半端に古い車に乗っている方々とお逢いしました。

同じ埼玉県でもかなり別場所な、「道の駅アグリパークゆめすぎと」に集まりまして、ちょっとした話の内容が今回のエントリーになります。

リッター5km程度走ればましなグレードがカタログの中心に乗っている車種が山ほどあったようで。。

2リッターターボのAT車ならば、街乗りのみなら軒並みその程度の燃費だった。

中でも衝撃だったのは、20Bのユーノスコスモに乗っていた方のお話。
燃費は普段の街乗りでリッター3km台後半、酷い時だと2km台前半にまでなった事も。。。

その次にソアラの4.0GTに乗り替えたらガソリン代が半額になり、ソアラから乗り替えた80スープラSZ-Rはコスモの3~4倍の燃費だそうで。

ここで、面白い事があったのですが。。
集まった方の中に初代レガシィツーリングワゴンに乗っていた方が3人いまして、TiタイプS、VZ、GTとグレードは違うのですが、AT車という共通点以外にも、変な共通項がありました。

3人とも、燃費はせいぜいリッター6kmぐらいで、ちょっと渋滞に嵌ると5kmを切った事があったとか。。

その中でひとりだけ、4代目の2.5L&ATモデルを保有している方がおりますが、2代目の2.2L&ATよりも燃費が良く、初代の1.8L&ATの倍近く走る事もあるそうで。。

この流れで、かつてもしくは現在保有しているリッター5km程度車を自慢し始めまして。。

当方は、「さすがカリーナもGTを名乗るとハイオクを飲ませてもリッター12km程度しか走らないのか。」とショックを受けた事もあるぐらいなので、この流れには参加する事はできませんでした。

結構意外な車もあったし、逆の意味で裏切られた車もありました。

当時は、卓越した性能の追及や贅を尽くした結果あれば、ランニングコストとかはとやかく言われない風潮があったのかな?

こういった面が今の車には無い華やかさを醸し出す要因のひとつになっているのかもしれませんし、今日に繋がる技術の礎になっている事でしょうから、否定はできない事です。

「エコ買え!」を押し付けられそうになった頃に必死にセールスしてきた方は、こんな時代背景を中途半端に知っていて、コロナも同類項に思われたのかな?

補足
バブル前後でも、現在でも通用するようなまとまり方をした車ってのは、時代感がなくて、日光と宇都宮の間になっているのかなと。。
バランスのいいモデルって、意外と憧れの対象にならないし、単純に古くなってしまっただけの様な印象も強いのかもしれません。

当時ナンバーという魅力

2011年10月29日 | クルマ
この誘惑にやられてしまいそうな1台を「買いませんか?」とオファーを受けております。

登録から12年程度で言い出すのはまだ早いのかもしれませんが、ある切り替え時期を挟むので、ちょっと気になるナンバーなのです。

その車は、平成11年式のGF-GX100型のマーク2です。

ただし、BEAMSの1G-FEと5速MTを組み合わせたグレードではありません。

30周年記念限定モデルの“グランデ・トラント”です。
オプションの純正マルチとリヤワイパーが付き、特装として、グランデGのシート、ウッド調コンビハンドル、HID式ヘッドライト、アルミホイール等々が装備されております。

この車は栃木34ナンバーが付いているのですが、このナンバーの凄いところは…
平成11年5月12日登録なんです。
希望ナンバーが全国に展開される2日前に登録されています。

マーク2好きな方にはおかしな点に気付かれたかもしれませんが、11年4月にトラントです。

特別仕様車はレガリアに切り替わった時期に登録されています。

新車から12年間栃木トヨペットの同じ店舗にて、12ヶ月点検以上の点検は欠かさずに受けております。
オイル交換は、オーナー様のご自宅からほど近いカー用品店である、“オートアールズ”で5,000kmを超えない距離で実施されております。(このためでしょうか、記録簿を見る限り定期点検でオイル交換をした形跡はありません。)

ちなみにATFは5年目、8年目、11年目にディーラーにて交換されています。

もちろん修復暦はありませんし、リヤバンパーには栃木トヨペットステッカーが残るぐらい良好です。

走行距離数は11万kmと決して少ない車ではないのですが、タイベル廻りは交換済みで、ショックとブッシュをツアラーVの純正品に交換してあります。

さらに、紳士・淑女の5点セット(全部高い方!)に加えて、リヤバンパーコーナーセンサー、リヤシェード、フェンダーアーチモール、マフラーカッターも付いておりますから、個人的な嗜好にも合っております。

個人的にはこの車には、100円リースでばら撒いたETCの取付け、テレビ/ナビキットの装着、外部入力端子を増設して、DVDプレイヤーとワンセグチューナーの取付けをしました。キーレスのハザードアンサーバック、ドアミラーオートリトラクトキットも取付けたかな。

現オーナーは良く知っている人ですし、初代オーナーは現オーナーの母上(現在はウェルキャブ仕様のポルテに乗っています)なので、扱いの良さも抜群です。

良く知っている程度のいい車で、提示された値段も破格で、とても気になるのですが。。

現オーナーは探しに探した、平成19年最終の屋根・マルチなブリットiR-S(なんと2万km未満)を迎え入れるために、トラントを出す事にしたそうです。
既にハーフカバー、エッジガード、サンルーフバイザー、コーナーポール、バンパーステップ、外部入力端子とフルセグチューナーを購入したようなので、取付けの手伝いに行きます。

補足
5月14日以降に登録された、幻の栃木300でもそれはそれで希少なナンバーになった事でしょうけど。
置き場所があるのなら持っておくのもひとつの選択かと。。

街で見かけた車達162

2011年10月28日 | 街で見かけた車達
今月は3エントリー目になります。

日中、仕事で県内を移動している事が多いのですが、最近お目にかかる機会の多い一台があります。

動いているところしか見ていないので、詳細は掴み切れていないのですが…

鬼クラと呼ばれる、6代目後期の4ドアハードトップです。
せり出した樹脂バンパーは、2.8Lの5M型エンジンを搭載したモデルにのみ与えられたものですが、現車に関しては不明です。
この車の目を奪われるところは、レザートップ車なんですよ。
ホイールはクレーガーを履いておりますが、フェンダーミラーでほぼオリジナルを保っております。

外装は仕上げていると思いますが、純正の黄色味がかった白と真っ黒なレザートップが共にとても綺麗で、走っている姿が、颯爽としていてとても格好良いのです。

最近の車と並ぶと、角張っているだけでなく、小さくて背も低いんですよね。

でも、威風堂々としておりますし、窮屈な感じもしません。

宇都宮市内の目抜き通りから1,2本奥に入った古くからの町並みを抜ける道(歩道がなく、路肩に電柱があり、強引にセンターラインを引いたような道)でお見かけした時は、フルサイズではないけど小型車枠を超えたミニバンやFF-2BOXのお手本と言われているドイツ製の車の現行モデルが、右に左にフラフラ避けながら走っている中、ふた回りぐらい小さく見えるクラウンは真っ直ぐ走り抜けて行きました。

そうか、このクラウンが現行モデルであったり開発されたりしていた頃はもっとこういった幅員構成の道が多くあった事でしょう。
日本の道路事情に合った高級車として生まれた事を誕生から30年以上たっても痛感させられます。
こういう事を強く感じるのも、新車のように綺麗なクラウンだからというのもあると思いますが。。

まだ、鬼クラが走るのに相応しい道は全国のいたるところに残っていいます。

補足
ちょっと前に話題にしたアイローネ仕様のバイツーと今回のレザートップの鬼クラは本当に走っている姿をよく見かけます。

ラクティスのマイナーチェンジで気が付く

2011年10月26日 | クルマ
トヨタの公式サイトのラインアップを50音順で見ていたら。。

ラ行のラクティスの左隣りがずいぶん大きなSUVに変わっていました。
そこで、ラウムのカタログ落ちに気が付きました。

慌てて、ポータルサイトの自動車カタログを見てみますと、「現行」の表記が外れていました。
さらに、wikiをのぞいてみますと今月に生産・販売を終了したようです。

一般的な車の生産終了はこんなもんですよ。

ファイナルモデルと銘打った特別仕様車という花道を用意されるのは素敵で名誉な事なんですよ。

誰にも気付かれないように消えて行くのが常ですから。。

走りや趣味性といった面で、誇るような車ではないと思います。
なにも、すべての車がそうあるべきとは限りません。
ラウムは、今では多くのトヨタ車に採用されている実用性や利便性を向上させるための装備を先行して採用したモデルでもあります。

結果としては、スライドドアのコンパクトカーはもっと全長が短く、全高の高いポルテに、パノラマオープンドアもアイシスにお株を奪われてしまった感があり。。
サードシートが付いている(あとは、助手席が一般的な形状という事もあるかも?)という事で、一時の生産停止から蘇ったシエンタもかな?(メーターパネルや警告表示灯なんかはまんま共通部品だしね)

他メーカーには明確なライバルがいないような気もしますが、同メーカー内にラウムの個性を奪っていくような車種が多く存在することに改めて気付いてしまったり。

ラクティスの話題は次回以降のエントリーに。

補足
初代・二代目とも、姉の買い替えタイミングに勧めた事があります。