斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

最近はミニバンを運転する機会が多い

2012年04月25日 | 私乗記
主たる原因は、ギックリ腰治療中に父親のエスティマを借りているからなんですが…

その前にも、カリーナのバンパー修理に出した先での代車もミニバンでした。
その車がなかなか個性的なモデルかつ、運転しても面白いモノでした。

普通自動車枠(3ナンバー)のミニバンです。

でも、なかなか見かけないモデルでして、一般的には小型自動車枠(5ナンバー)と思われている車種で、3ナンバーになったのもエアロパーツの袴による全幅が要因ではなく、排気量が2354ccと2000ccを超えたからです。

車体寸法自体は、小型車枠に収まります。

その車は、平成20年式のRG3型ホンダステップワゴンスパーダ24SZiでした。

3代目ステップワゴンは、代車として借りた2.4LのFFモデルのみがCVTになります。
そのせいもあってか、運転していてひと世代前という印象は少なかったです。
一応最上級グレードなので、横滑り防止装置とかサイドエアバッグといった、安全装備も充実しておりました。

黒と青の組み合わせで派手な内装でしたが、真面目に造られた車です。

3代目ステップワゴンの2.4Lモデルが好印象だったのは、借りた個体の素性も大きかったのかもしれません。

距離を乗るオーナーさんが新車購入されたようで、4年間の走行距離数はなんと20万km目前といったところ。
CVTは一度乗せ換えているそうですが、ヨレヨレになっていませんでしたし、運転席もそれほど傷んでおりませんでした。

一番荒れていたのは、サードシートの座面裏側とその床面でした。
きっとサードシートを跳ね上げて、荷物を積んでの移動が多かったのでしょう。。

この個体の現状(お客さんから下取った、専務の釣り用車兼代車)という状態なので、カーナビが外されていて取って付けたようなMDコンポだったので、バックモニターもリヤアンダーミラーもなかったので、車庫入れや後退には結構気を使いました。

ハンドリングやパワーを考えたら、もっと優れた走るミニバンはあると思いますが、このモデルならではの絶妙なバランス感は中々ないと思います。
一応、スポーティ(?)モデルという位置付けで、専用サスペンションも入っているらしいですが、標準サイズのタイヤは16インチで60偏平と極端にロープロファイルで大径なタイヤを履いていないのも良かったです。(代車は純正アルミに標準サイズのタイヤを履いていました。)

C24型セレナの2.5Lモデルよりも、安定性やフロアの低さなどのミニバンとしての基本性能のバランスが良かったと思います。
そして、小型車枠に収まるのは素晴らしい事で、左側方と後方の死角が増えている事を意識して運転すれば、意外なほど細い路地にもスイスイ入って行く事が出来ました。

床下格納ではないサードシートは現行型よりも座る事を意識した形状なので、3列目まで座る機会が多いのなら、現行型よりも魅力的な部分もあるような気がします。
8人フル乗車(数キロですが、借りているときにありました。)時の運転席での余裕は、3.5リッターのフルサイズミニバンとまではいかないけど、このクラスでは味わえないぐらいにありました。

新車として売られていなかった時には、1から8人乗車までソツなくこなすこの魅力には気付きませんでした。

補足
この個体は、修理依頼先が箱替えをした前オーナーさんの手入れ状況を知っていたので、CVTを修理して車検切れまでは乗ろうと思い、引き取ったそうです。
前オーナーさんは、1年登録の新しい同色の同グレードに乗り換えたそうです。
このモデルは、距離を走る方が選んだミニバンでした。

街で見かけた車達169

2012年04月24日 | 街で見かけた車達
だいぶ時間が開きましたが、当ブログのメインテーマです。

本日見たうれしい光景とでもしておきましょうか。

見かけた車は、NZE140G型カローラフィールダーの1.5Xの特別仕様車であるHIDリミテッドで、ボディカラーはホワイト。
現行型の最終モデルで、綺麗さからするとここ半年間に新車登録されたと思われるような綺麗さでした。

普通に走っていたのであれば、見過ごしてしまう車だと思うのですが。

登り坂の交差点からの発進で、ある事が置きました。

前走の白いフィールダーは少し後退した後に、ギクシャクしたかと思ったらエンスト。。

マニュアル車で坂道発進に焦った時の挙動です。

この個体には初心者マークがついていました。

滑るように後進することなく、ブレーキランプが点灯しないのに停まったので、クラッチを戻し気味のところで下がった事に驚いてサイドブレーキを引いた事によるエンストだと思います。

後続車は毒づくほどの事ではないし、そんな事をすると負のスパイラルに陥ることもあるので、気にしていなかったのですが、当方の後ろに着いた車がパッシング&クラクションを鳴らしてきましたね。
こちらも、初心者マークを貼った自動変速機しかないモデルでした。。

この個体の特長に気がついた後に後方から眺めると、坂道発進のエンストだけでなく、右左折時にちょっとカクカクした動きがあるのです。

それも、極端なものではなく、初心者マークが点いているならやってしまいがちな程度です。

ここで、マニュアル車難しいと諦めなければ、上手に運転できるようになると思いますし、今後マニュアル車を離れてしまうことがあっても、教習所以来運転したことがない方とは雲泥の差になる事でしょう。

この個体に限らず、カローラフィールダーは趣味的に車を使い倒すのであれば、セダンより自由度が高いので最適な1台です。
仕事、遊び、買い物、冠婚葬祭から入門クラスのモータースポーツまで、何処に持って行ってもソツなくこなして目立たない車です。

ただ、お酒を飲んだ帰りに代行を呼ぶと、「カローラフィールダー」という情報だけできた業者のドライバーが、免許的に運転できなくてもめ事になることがあるかもしれませんが。。

白いカローラのマニュアル車というのはとても珍しい事に気が付き、かつてのベタである事に感慨深くなりました。

そんな車に初心者マークを貼った若者が運転しているという素晴らしさ。

でも、時期型(E160系?)でも、そのベタを選択することは可能なようです。

補足
その後を走っていた、当方が運転していた社有車のカローラセダン1.5X(NZE140)も実は5速マニュアル車です。
この2台が揃うのは平成24年の春では、なかなか珍しい光景かと。。
何となく腰も大丈夫になってきたようなので、エスティマはガソリンを満タンにして返し、カリーナに戻ります。

目の付け所は良いけど、考察はクソだった。

2012年04月23日 | weblog
まずは土曜日の出来事ですが、家を新築される計画を立てている方から、なんか引っ掛かるところ(主には費用面、かなり割高)があって、構造的な講演会があるので一緒に聞きに行って欲しい。

という依頼を受け、アゴアシ付という事なので、受ける事にしました。

女性に人気がある建築家(一級建築士でした。)の注文住宅ということで、奥様が推しているらしいですが。。

その方が、日本の景観の閉塞性みたいな項目を話しだしまして。。
要約すると、「欧米(何処なんだ!)の橋梁などの大型構造物は、日本の重鈍なそれと違い、とてもスリムでヴィスタを阻害しないので、町並みが映える。」ということでした。
それに続き、「日本は世界的に見ると軟弱な地盤の箇所が多いのに、大雑把な設計で重鈍な構造にし、それを支えるために地盤改良に莫大な費用を使っているので、公共事業に無駄な税金が投入されている。」だそうです。

当方は、多分橋も設計した事があるのですが、そんな事はないと思います。

当方の考察ですが…
この建築家さんは、「鉛直方向に作用する力しか考慮していない。」と思われます。

このあと、水平力(地震時に作用する力です)について質問をしてみたのですが。。

あと、建築家さんは螺旋階段がお気に入りのようで、設計事例の多くには採用していました。
でも、鋼製で幅1.0m以下のそれは…
家具や電化製品の搬入に向かない、幼児や高齢者に対して安全性が低い、ストレッチャーや担架が入らなかったりするので、けがや急病の時に障害を残す原因になりかねない、階段としてしか利用できないスペースが出来る等など。

個人的には一般住宅に採用するにはデメリットしか思いつかなかったのですが。。

いろいろな事に目をつぶって考えると、インテリア性が高く、階段室に取られる面積も減るし、動線は垂直的にとれるので多層化した際の上下での取り合いが容易である等の理由があるのかもしれませんね。

裏事情的なところでは…
鋼製の螺旋階段は既成品だろうし、階段室下のデッドスペース利用なんて考慮する必要がないから、設計がひと手間省けるだろうね。

個人的には主動線に螺旋階段を使うことはお勧めしません。宮殿のように立派なもの造れるのであれば別ですが。。
幅90cm程度では、屋根裏や屋上へ上がる目的ぐらいに設置する程度が無難だと思います。

念のためですが、一般住宅への鋼製螺旋階段の採用を全否定しているのではないですよ。

補足
得意げにアピールした、「欧米で主流となっている耐震工法をいち早く導入。」がマイナスポイントに感じたのはどうやら当方だけだったのようです。(聞いていた方は、信者というかエバンジェリストも多かったので、当方が質問した瞬間の空気の凍りつきっぷりは、吹き出しそうになりました。)
耐震に関するものであれば、「欧米での実績」よりも「日本での実績」のほうがはるかに信用度の高い折り紙になると思うのですがね。
そもそも、欧米って具体的には何処をさしているのか?場所によって地盤条件なんか全く違うじゃないか。
地震時の水平力を照査するのって日本ぐらいじゃなかったけ?まぁどうでもいい事ですがね。

えっ、本当に直したんですか。

2012年04月21日 | カリーナ1.6GTの話題
タイトルに続きまして

こんなに高いんですか。

今回は査定をしていないので、はっきりしたことは申し上げられないのですが、修理費用が現在の価値を上回っておりませんか。

とまで言われる始末。

これは、ある夜に言い掛かりをつけて来て、バンパーを蹴飛ばして傷をつくった当り屋のような方の代理人である、天秤バッチをつけた輩の名言です。

どうやら世間の評価では、登録から丸13年が経とうとしているトヨタ車なんて、バンパーに傷がついたぐらいでは直さないと思われているみたいですよ。

当初の見積もりでは、全部新品を使って代車にレンタカー利用で10万円超えていたのに。
スポイラーは補修に切り替え、コーナーポール付きのバンパーフェイスは色違いだったけど一式の中古品を探して貰
い、代車はサービスで出して頂ける車に変更して費用を抑えたのに。

まあ色々あったけど、相手に負担が少なくなるように配慮したのに。。

そういう気持を踏み躙るような発言をするとはね。
でも、あんまり関わりたくないし、腰も痛いので、事務的に済ませましたけどね。

父親に言われたとおりだったなぁ。

「人様から金を毟り取ろうとしている奴なんか、身ぐるみ剥がして寒空に叩き出すぐらいの気持ちで接しないと。僅かな情けでも掛けようものなら、それをきっかけに増長してくるだけだ。」

まさにそんな感じです。

修理の終わった車と、修理代の9割の現金(本当いろいろ都合して頂き、実質自己負担はゼロにしてあります。)を手にしても晴れない気持ちは何なんでしょうね。

持っていても気持ち悪いお金があるという状態です。

厄払い的にとっとと使ってしまいたいので…

今回の教訓的に、父親と姉の車用にもドライブレコーダーを購入しました。
後は、届いて腰が直ったら取付ける事にしましょう。

吸盤取付けではない、SDHC(マイクロでも可)対応、VGA以上の解像度、常時録画型、LED信号対応、地デジアンテナに干渉しないを条件に探すと、結構高額な機種になってしまいました。

というか、結局はカリーナとコロナと同じものに…

補足
すぐにこういう方を代理人に使うという事は、きっと慣れているんだろうな。
取っぱぐれにならないように、駐車通に蹴られて付いたキズんなんですが、1割は運転者の過失という謎の条件を受け入れて、少しでも回収した方がいいと判断しましたが、それは失敗だったようです。。

ギックリ腰からの復活

2012年04月19日 | 家族のクルマの話題
金曜日はほぼ徹夜という状態で仕事をしまして。。
4月13日30時20分ごろにイスに座ったまま振り返って、数百グラムのものを持ち上げようとしたら。。

ハイっ!やってしまいました。

月へんに要と書く部分から、聞いた事もないような音が聞こえまして…

立てなくなるではなく、崩れ落ちました。

救急車のお出ましにはいたりませんでしたが、ギックリ持ちな上司に的確な指示を受けて、車に乗せられて、早朝でも開けて貰える整形外科に担ぎ込まれて処置をして頂きました。(実は、上司の掛かりつけ)

そして、水曜日までは上司に担ぎ込まれた整形外科に通いながら安静をしておりました。

ようやく本日より復活です。

溜めてあるネタもありますが、取り敢えずここのところ休んでいた理由です。

ようやく、イスに長時間座って作業が出来るようになりました。

取り敢えず、リハビリがてらではありませんが、本日は3時間程度の残業を含んだ仕事をしてまいりました。

まぁ、急ブレーキ時は覚悟の上になるでしょうし、それは避けられる事も多いからなんとかなりますが、ペダルを踏み込むと痛みが奔る時があります。

要はクラッチペダルを踏み込む作業がキツいです。

そんな理由で、父親に頼みこんでエスティマとカリーナをトレードして頂きまして、当面はこの車を使おうかと思います。

ギックリ腰療養中にエスティマを使いましたら。。

2ペダル車以外にも大きなメリットがあることに気が付きました。

まずは、バックカメラ付きなので、大きく振りかえることなく駐車時の後方確認が可能なこと。
それと、高くもなく低くもない微妙な着座位置と高さに大きく開くドアのおかげで、乗り降りが非常に腰に優しい。

7人乗りをひとりで乗っておりますが、現状では自分の使い勝手に合っている車です。

皆様も、変な姿勢でものを取ろうとしないでください。
重さに関係なしで、ヤツはやってくる事がありますし、一度やってしまうと癖になる事も多いそうなので。。

補足
シルバーメタリックのエスティマアエラスが、当方が年齢相応の選んだ車に見えるという声もチラホラ。。
腰痛でこのぐらいの高さの着座位置とドア開口を必要な健康状態になってしまったら、前回車屋さんで借りた代車の極上車を探すかも知れない。。
取り敢えずは、シップの使用量を減らすように治療とクラッチペダルが安心して踏めるような健康状態に時の方がはるかに優先度は高いのは当然ですが。。