斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

買い取りに出す

2014年10月21日 | 家族のクルマの話題
今週末には、気軽における駐車場の利用期限が満了するので、当初の目論み通り、ムーヴを買い取りに出すことに。

後々には大失敗だったのですが、相場を知る意味も含めてメールで一括請求的なオンラインサービスを利用して、メジャーな買い取り業者にオンライン査定をしてもらいました。

平成18年式、車検残11ヶ月、走行距離7万km、パールホワイトのダイハツ・ムーヴカスタムX(純正HDDナビ、社外ETC、地デジチューナー、社外15インチアルミ付き)の査定価格は…

12万円〜35万円と信じられないような幅で、買い取り査定額の回答がありました。(「その車は弊社では買い取りできません。」 という回答が一社からもないだけでも良い方らしい。)

で、一番安いところと一番高いところは、メールの段階でありえないだろうと判断し、両者に「もっと、条件のいいところがあったので、そちらで決めさせていただきました。」とメールでお断りをしました。

一番高くつけたところはそのまま引き下がったところを見ると、オトリ的に高額査定を出して、現車確認に漕ぎ着けたら、いろいろ値踏みして買い叩く予定だったんじゃないかなと勘繰りたくなりますね。
ネットでその会社の評判を検索してみますと、そんな噂がいっぱい出てくるので。。

一番最初にさらなるコンタクトを取ってきたのは、3番目の査定額を出してきた業者でした。
出張査定の場合、交渉が決裂しても出張料は取らないが査定料は掛かる。
店頭に来店していただいた場合は、交渉が決裂しても査定料は掛からないとのことなので、遠くもないので、現車査定を依頼してみることに。。
実店舗に行くことにしたのは、査定料はいくら訪ねても教えていただけなかったので、怖かったという面もあります。
オンライン査定時点では24万円、現車査定時にはマフラー周辺のリヤバンパーの軽度の変色(同型・同色のムーヴを見ると、ほとんどの個体で同様の症状がみられる。)とリヤバンパー下端部の5cm削れ、グローブボックスについている2cm程度のひっかき傷、インパネのブロックオフカバーがひとつ欠品している、キーレスリモコンの補修を理由に、オンライン査定額から10万円の減額された14万円とのこと。
さらに、そこから事務手続き手数料を引くらしく、振込される額は12万円前後になるという事。

話にならないので、交渉決裂で引き上げようとしたら、査定料を請求さられました。
来店査定は決裂でも無料だったはずと確認してみたら、査定士が店舗間出張して来ているため、出張査定扱いになるという、光明の罠にはまったような理由で請求されました。
バカを相手にした自分への戒めの手切れ金として査定料を支払い、その足で消費者生活センターへ相談&本社へ、電話、メール、FAXで質問をしてみました。
そうしてたら、「なんだか知らないけど、勘違いで査定料を取ってしまったので返す。だからこのことも含めて本社に連絡するな。」といった内容をこれよりも怪しい日本語の文書と共に請求された査定料と同額の現金が入った現金書留が自宅に届いた。

こんなことを話していたら、同僚I氏の先輩で中古車店を営むAさんに、「世間の厳しさを味わっただろう。」と笑いながら言われ、ムーヴを見てもらって査定額を出してもらうことに。。
結果として、実際に振り込んでいただける額として、キロ300円近くで引き取って頂きました。(相変わらず、中古車の単価を目方で表現する変なブログです。)

まぁ、普通の査定に出して値段が付くような車を保有したのが初めてだったので、浮かれた行動をとってしまいました。
査定料を請求されたところは、来店したのに査定料の請求があった事について話し合っていると…
「本日ご契約して、車を置いて行っていただけるのであれば、15万円お振込みいたしますし、駅までもお送りいたします。」といった、謎の譲歩条件を提示して来たので、査定額自体に信用がなくなったので、査定料を払って店舗を後にしました。
実際に支払った査定料も、当初提示された額の半額になったあたりも怪しいような気がして仕方がない。

査定料を払うと告げたら、査定担当者は終始“いくら払えば置いて行くのか?”を訪ねてばかりでした。

補足
それにしても、ムーヴカスタムの高額査定にはおどろいた。
Aさん曰くところ、「軽自動車需要の高い栃木県内で、変な手数料のかからない自社買取り&販売だからできる額。」だそうです。
さらに、「ここまで好条件かつ程度の良い個体はめずらしいので、展示場に並べて10日以内で売れると思う。」と言われました。

運転の仕方が良くないのか

2014年10月14日 | 家族のクルマの話題
アリストと物々交換でやってきた、ムーヴカスタムのX(CBA-L150S型)を3連休から本日までで、364.7kmほど乗りまして、燃費を計ってみました。

その感想がタイトルのようになります。
年式は平成18年式と比較的高年式車ですが、基本的には平成14年に発売されたモデルの最終型なので…
極端な低燃費志向のセッティングでもなければ、燃費計(瞬間および平均)も付いていません。
なので、燃費の計測方法は古典的な“満タン法”での計測となります。

で、給油量は24.58Lでしたので、燃費は14.84km/Lとなります。
まさか、個人所有車の中で比較すると実燃費ではコロナに負けるとは。。(同じくエアコンを使わない時期なら、リッター15を超えます。)

そして、長距離移動や高速巡航であまり燃費が伸びてなさそうな雰囲気です。
10・15モードが18.2km/Lの車で、その8割以上の燃費を達成しているので、決して極端に悪い値とは思えないのですが、もう少し走るような気がしたのでちょっと残念です。
もう少しシフトスケジュールや出力特性を意識して運転しないと駄目なんでしょうね。

軽い車体にそこそこハイギヤードなミッション、それに低速トルク型のエンジンというのが、コンスタントに低燃費を出しやすいのかなと勘繰ってみたり。。

ムーブのNA&4ATモデルは思ったよりはよく走る車といった印象ですが、やはりトルクの薄さ、伸びのなさ、車体の重さを感じることもあります、また、幹線道路の流れに乗るように走らせると、カリーナでもめったに使わないような回転数までエンジンは回す必要があります。

こういう事の積み重ねが、思ったより燃費の伸びない車になっているのではないかと思います。

ムーヴはアリストとは違い、現状では当方の名義になっておりまして、10月10日に払い出された宇都宮580ナンバーが付いております。
予定通り、今週末には買い取りに出そうと思っています。
使い勝手やパッケージングの努力、細やかな装備には、「これは売れるわけだ!」と感心させられる部分がありました。
これらは、別エントリーでもう少し詳しく紹介したいと思います。

取り敢えず、ダイハツ純正HDDナビの方がマツダコネクトのアップグレードオプション用のSDナビよりも気の利いた地図表示と分かりやすいルート案内をしてくれるぞ。。

補足
10月25日までは月極め契約した駐車場の権利があるので、更新が必要になる前には手放す予定です。
アリストは本日名義変更を済ませたようで、新車検証のコピーをFAXで送っていただきました。
群馬33のまま、新オーナーの名義と住所になっていました。

高級車も悪くはないと思う

2014年10月12日 | 家族のクルマの話題
ただし、リッター7.7km@ハイオクガソリンというのが、経済的に重荷にならなければという条件が付きますが…

23年経っても魅力が弱っていないというか、レクサスの新たなモデルとして世の中に送り出した意気込みの良さって残るのですね。
運転席に座るとネジが見えないのは当然として、○○調(○○にはウッドとか革とかメッキとかが収まる)という
部品を使っていないので、デザインは古くなっていて、最新の機能が付いていなくても、ガッカリすることが少ないような気がします。

写真映えはしなかったと思いますが、触れることでアリストはしっかり造って、送り出されたことが分かると思います。
変に凝った幾何学模様や炎天下には参ったアルミパネル、カラフルな液晶や高輝度なLED頼らない、落ち着いた内装もいいですね。

2JZ-GEは、静かかつ滑らかで、4速ATとの組み合わせで、軽々とはいかないものの、1.6トン超えの車体を引っ張るには十分なパワーユニットでした。
そして、エンジンの掛かるときの音、強めに踏み込んだ時にストレスなく6,000rpmオーバーまで回るあたりも含めて、高級車に相応しいものであったと思います。
足回りはノーコメントで。。
変な癖はありませんでしたし、100km/h巡航ぐらいまでなら気になることも少なかったのですが、ショックアブソーバーの減衰力が弱っていて、ブッシュの切れもあり、マンホール程度の段差を乗り越えた時の収まりの悪さは…自分が購入した車なら、真っ先に交換したい部分ですね。

使い勝手の部分ですが…
運転席周りに気の利いた小物入れが少ないあたりに時代を感じますが、装備されているモノの質感の高さには感動しますね。個人的には灰皿の出し入れした時の操作感というか感触がとても素晴らしかったです。
トランクは、燃料タンクの位置の都合で奥行はおもったほどないのですが…
ハイデッキなデザイン、リヤパワーシートやデュアルエアコンの装備を考慮していないので、同世代のクラウンよりは、奥行き・深さとも広く、大人4人でゴルフにお出かけというシチュエーションが容易に想像できるトランクです。
アリストの特徴的なCピラーとリアドアの形状は、ひと目でアリストと分かるだけでなく、ルーフエンドが比較的低く下がっていても、乗降性を確保している事に気が付いた時に、こういうのがスタイリングではなくデザインというんだろうなと思ってみたり。

個人的には気にならなかったのですが、古いと突っ込まれたところ…
・ヘッドライトが、Hi/Loともハロゲン
・キーレスのアンサーバックがブザー音
・キーレスがワンボタンで、ドアロックの開閉以外の機能がない
・メーターが常時発光式ではない
・マルチインフォメーションディスプレイがない
あたりは高級車なのに的に言われましたが、比較した車の23年前と比べれば決してアリストが劣っていた部分ではないと思います。

補足
定期点検で交換するレベルの消耗品もそんなに高くないのですが、14系アリストの専用部品となると欠品も多いようですし、ある部品の値上がりも凄い。

カセットデッキの修理完了

2014年10月05日 | 家族のクルマの話題
タイトルはアリストの話題です。
引き渡す日は10月10日の夜に決まったのですが、これで大叔父から引き取った段階から不具合であった部分がなくなりました。

初期型というか中期型以前のアリストは、2DINより大きい専用デザインのオーディオユニットが装着されております。(世界的に見るとレクサスGS300と共通デザイン)
AM/FMは問題なく入りますし、CDも難なく読み込むことが出来るのですが、カセットテープだけはテープがヘッドまで回らない状態でした。
中期型以降は、2DINサイズになるフェイスパネルが採用され、時のマーク2あたりと同じデッキが付くようになります。これは、コストダウンな面とディーラーオプション設定された2DINサイズのナビの取付けに対応したという面もあります。

カセットデッキの修理により、23年前の車ですが、サンルーフやキーレス、ディーラーオプション品の電動伸縮式コーナーポールやエアピュリを含めて、不動の装備はなくなりました。

純粋にバブル絶頂期に開発され、コケる寸前にコストダウンされる事無く販売された高級車を心置きなく堪能できる状態です。
アリストには、当時の高級車らしいメッキやウッドの装飾がないので、パッと見での豪華さはありませんが、使い易く確実な操作感のあるスイッチ類、手の触れるところ内装に硬いところがないなど、使ってわかる上質さがありまして、ほんの400km程度しか乗っていないのですが、世界に向けて高品質な車を送り出そうとした、トヨタの心意気が今でも感じることが出来ます。
また、奇をてらったデザインや色使いもないのが功を奏したようで、地味かもしれませんが、経年による古めかしさも少ないような気がします。

新車から23年を経ても、新車で450万円以上出して購入したと自慢できる車であると思います。

バブル期の純正オーディオは意外といいデッキなようで、CD再生の時にも気付いておりましたが、期待以上の音がなりました。
オートリバースのテープ切り替わりの時の雰囲気も良く、付いている装備がちゃんと動くというのは、改めて大切な事を痛感しました。

補足
カセットデッキの修理は、オンダッシュナビDVDナビ撤去の際に残る、ダッシュボード上のねじ穴や両面テープ跡を修正の依頼にお願いした方に、数千円でカセットデッキを直すことが出来ることが分かったので、デッキを取り外して修理をお願いしました。
修理代金は4,300円(税込、20円サービス)でした。
ダッシュボードの穴塞ぎと合わせても、12,000円以内で終わりました。

アリストの燃費

2014年09月17日 | 家族のクルマの話題
引き取ってきた帰りに22L給油して以来、約1ヵ月ぶりの給油をしました。
大叔父からは、リッター7キロを切ることはないだろうとのことだったので、50L以内の給油量で納まる内に給油しておこうという目論みで、本日は通勤に使用して、帰宅途中に給油しました。

この1ヵ月間での走行距離は325.7kmほどでして、高速移動も約120km含まれています。
給油量は40.7Lとなりまして、満タン法での燃費は8.00km/Lと何と8キロに届きました。
余談ですが、ハイオクガソリンはリッター166円だったので、コストとしては6756円かかりました。

2JZ-GEの載ったJZS147型アリストは10モード時代の燃費で、7.8Km/Lとなっているので、高速道路を含んだ移動ではカタログ超えの燃費を記録しました。

思ったより燃費が良かったような気がします。
逆説的には、アリストの得意とするような使い方をしたのかもしれません。

流れをリードをするような走りをしていた時もあったので、エコランとは無関係な使い方をしていた割には好記録でした。ストップアンドゴーが多いようなシーンが苦手なんじゃないかと思います。

1.6トンある3リッターのFR車としては、十分な燃費だと思います。
辺に燃費を優先したセッティングになっていないので、踏んだ分答えるような走りがなかなか好印象です。
これは気のせいの域を脱していないのですが、140マジェスタの直6モデルや150系ロイヤルサルーンと比較して、ロックアップが多少早いような気がします。
意図的な性格付けをするためという事もあるとは思いますが、アリストは若干走りを意識したセッティングをしているのかもしれません。
欧州車に比べれば、低回転でロックアップはしませんし、変速ショックを殺すためにトルコンも滑らせておりますが、当時のトヨタ車としては走りを意識したセッティングになっていると思います。

乗る度に23年落ち12万キロのワンオーナー車という素性の良さを痛感します。
あんまり乗ると、手放すのが惜しくなるのでほどほどにしておきます。

補足
せこい話を少々。他の所有車で40.7Lのガソリンがあれば走れる距離を書いてみます。
コロナ1.8GX(15.0km/L程度)は610.5km
カリーナ1.6GT(13.5km/L程度)は549.4km
リトルカブ改72cc(53km/L程度)は2157.1km
リード110(41.5km/L程度)は1689km
まんべんなく使えば、ひと月の移動量はさほど増えないので燃料代を抑えることが出来ています。