斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

ベストサイズに出会う

2012年11月27日 | コロナ1.8GXの話題
ただし、走っている時に限る。

コロナのタイヤサイズの話題です。

車両装着サイズである165SR13(82偏平)から、近似サイズの165/80R13を中心に、オプションサイズの175/70R13を皮切りに、いろいろ試しました。

佇まい込だと、何と言っても近似サイズの165/80R13にはかなわないのですが、走行性能では現在履いている175/65R15(アクア新車装着品)がベストですね。

このたび、交換から400km弱走り給油タイミングになったので、外径が1.7%大きくなった弊害を気にしていたのですが、杞憂におわりました。
長距離移動はなかったのですが、リッター16km超えたので、この時期としてもかなり良好な燃費でした。(さすが、アクア用のエコタイヤ?)
2インチアップですが、トレッド幅は純正オプションで用意されている範囲なので、轍に取られ易くなるとか、どっかに干渉するという事もありませんでした。
バネ下重量はきっと増えてしまったと思いますが、元々ヒラヒラと動くような車なので、いい意味で安定側に作用したのかもしれません。
見た目は、タイヤの肉厚はそれまでよりは熱くなったので、コロナには合う方向になってきましたが、かなりツラ側に出ていくので、力強い雰囲気になっています。

同じ175/65でも14インチを履かせたこともあるのですが、こっちの方が外径が小さくなったことを意識させられるような走り味でしたので、サイズ変えをするときは、やや大きめにセットするのがいいのかもしれません。

最近まで履いていた、10系プリウス純正の165/65R15はタイヤの肉厚が不足していたのか、若干硬さがあったのですが、175幅にすることで、かなり改善されました。

タイヤサイズひとつで、ここまで特性が変わるというのは、サスペンションのセッティングがナンジャラホイな可能性が高いのですが…

コロナはPCD100の4穴とベタなピッチなので、4本で2万円もあればホイール付の中古タイヤが探せる事もいけないんだよな。

15インチ化のネタを提供してくれた元ネタ車がともにハイブリッド車だったことに今更ながら気付いた!

この週末には、スタッドレスタイヤに履き替えておこうと思います。
今度は、175/70R14のスタッドレスタイヤ(ブラックじゃないヨコハマアイスガードiG30)を試してみます。
マルチピッチの汎用アルミに組まれていた時は、リヤはかなりツラ方向に出ていて、フルバンプ時は怪しい感じでしたが、手持ちのファンカーゴ純正アルミに組み込むと10mmは奥に入るはずなので、安全側になるかな。
フロントは余裕があるので、さほど気にしないで大丈夫なのですが、リヤは余裕がないよな。。

何事もなければ、夏タイヤは15インチに戻す予定なので、現状の黒鉄っちんはこの雰囲気が好きな人もいるのでしょうが、ちょっと色味が減ってしまったのと下半分がやたら黒いので、スタッドレスを履いている時期に考えます。

補足
四半世紀前に生産が終わった国産大衆車のタイヤサイズをこれだけ変えて試しているのは自分ぐらいかと思いきや、海外ではもっと過激な事をしている方もいるようで…
なかには、当方の持っている車(コロナ5ドアとカリーナGT)の2台を1台にまとめてしまったような車に乗っている方もいました!

逆アリゲーターに遭遇

2012年11月26日 | クルマ
タイトルはボンネットの開き方のことなんですが、採用車種の多いフロントガラス側にヒンジがあるタイプをアリゲーター式といい、この逆で、ヘッドライト側にヒンジがあるタイプを逆アリゲーター式といいます。

ハコスカやS30Zあたりがこのタイプを採用したことが有名ではないかと思います。

近年では採用する車種は少なく、メルセデスベンツを代表するようにアリゲーター式で垂直に開くのが好ましいとされているふんいきがあり、21世紀の足音を聞く頃には採用する車はなくなっていたとおもっていたのですが、どうやら違ったようです。

本日遭遇した車はなんと、平成18年式でした。

ちなみに国産車じゃありません。

なんで知ったかと言いますと、その車がバッテリー上がりをしてしまったようで、ブースターケーブルを持っていればバッテリージャンプに協力していただきたいとのこと。
その車のオーナーさんはブースターケーブルを積んでいないとのことです。

昨日、今日と夜間の短距離移動に使ったら、この寒さで一気にやられてしまったようです。

もったいぶっても仕方がないので、この辺で車種を書きますが、ルノー・カングーです。

当方は知らなかったのですが、先代カングーが逆アリゲータ式なのは結構有名なことだったみたいです。

で、オーナーさんから話を聞いて驚いたのはルノーの純正バッテリーの価格です。
定価は43,000円程度で、タイミングがいいと20~25%OFFで購入が可能だそうです。
さすがにそれは高いので、互換サイズのものを使用しているそうですが、それが2万円をちょっと下回る程度らしいです。

本日は、互換バッテリーも経たってきたし冬に突入するからと注文して、納品待ちの間に上ってしまったようです。

この夏の車検の際にコロナに購入したバッテリーは、パナソニックの2年保証のスタンダード品で、ディーラー購入で3,680円でした。カリーナはとあるトラブルの弁済にディーラーで交換したもので、当時7,980円也。

補足
トヨタのヘンテコグレード(褒め言葉らしい!)にレースのカバーがかかっているような人は、絶対に持っているし、常識と誠意をもって頼めば貸していただけることが多いと踏んで、当方に決め打ちで声をかけてきたらしい。
悲しいぐらいにそのプロファイリング大正解です。
同乗していた奥様が、バッテリージャンプ作業中に車の周りを離れたと思ったら、近くの自動販売機で数本の飲み物を買ってきていただきました。
お礼なんて期待するのがみっともないことですが、こういった心遣いはうれしいですよね。
甘いもの甘くないものがそれぞれ、あたたかいとつめたいがあったので、車移動なら大した荷物にならないでしょうとご夫婦が飲んだモノ以外は全部頂いてしまいました。

これでトランクが広ければ

2012年11月25日 | 私乗記
タイトルに続きまして、「文句がないんだけどね。」です。

最近、ノンポリな方に何かいい車はないかと聞かれたらとりあえず勧める車のひとつです。

アテンザの試乗でちょっと麻痺した感覚を取り戻すため、改めて小型車枠の車の良さを再認識するため、気になっている車の素敵なモデルが試乗車として用意されているという事なので、ちょっと足を延ばしてまいりました。

その車とは、スズキ・スイフトRS(XGベースの特別仕様車)です。

個人的には、フラッグシップのスポーツよりも肩ひじ張らず、目立たずに乗ることが出来て、限界付近ではなく、何気ない瞬間に運転することの楽しめるモデルだと思います。

実は、この車少変更がありまして、さらに装備が充実したのです。
少変更前にCVTモデルの試乗はしていたのですが、念願のMTモデル(少変更後、ディスチャージ式ヘッドライト装着車)に乗ることが出来ました。

大きな印象は以前乗ったCVTモデル変わりありませんが、MTモデルならではの自分の都合に合わせた操作ができることと電スロもMTの中吹かしとかにも立ち遅れることがなく、絶対的な速さはさておき、扱い易い車です。

1.2Lの特別仕様車なので、パワーウエイトレシオは10kg/psを切ることの無いモデルですので、動力性能に過度な期待は出来ないのですが、MT/CVTとも動力性能に不足に感じることはありません。

この特別仕様に限った事ではないのですが、スイフトはシートの形状も良く、スイッチの配置と操作方法も常識的なので、クセなく乗ることが出来る扱いのいいモデルです。
また、リヤシートもこのクラスではオミットされているモデルもある中央席のヘッドレストと左右席のアシストグリップが装備されています。これに、背もたれの高さと座面長を考えると、4名乗車は日常的に使う事を考慮していると推測されるつくりです。

個人的には、定員乗車状態のトランクスペース不足で購入選考から漏れてしまうのですが、走り、装備、シート、価格設定とぬかりの無い車だと思います。(トランク容量は130Lで、容量だけでなく幅・奥行とも個人的な使い勝手には不足しております。)
せめて、ヴィッツ程度の容量(250Lぐらいだっけ?)があるといいのですがね。

豪華仕様ではない、欧州仕様と銘打った見えないものがいっぱい変わる謎な特別仕様車です。
どうせならエアロよりディスチャージ式ヘッドランプの標準化のほうが嬉しいのですが、そこまで行ったら罰が当たってしまいそうなぐらい、交通ルールを守った普段乗りを楽しめるモデルです。

1200ccの5速MTで、1トンを切るというところも、永く乗っていくには注目点かもしれません。

大きな車に乗った直後だからかもしれませんが、スイフトの取り回しの良さとヒラりとした軽快さに感激してしまいました。

補足
とてもくだらないことで個人的にはとても重要なことですが、紳士・淑女の5点セットも選べます。
これが、スイフトの本来の姿に近いモデルなのかもしれませんが…

改めて認識したこと

2012年11月23日 | 私乗記
本日は、北関東マツダの年末大商談会に行き、先日販売開始となった話題の車の展示車と試乗車に触れてきました。

余談ですが、試乗会は3連休中の開催となっておりますので、気になった方!まだ間に合います。

クリーンディーゼル車に試乗することは出来たのですが、セダンのオートマチック車と最も個人的な期待から外れるものでしたし、この車の大きさを痛感することになりました。
商談会会場には、セダン/ステーションワゴンとも6速MTモデルは用意されておりましたが、台数が少ないのと真剣に購入されている方のほうが優先で、同行者の都合もあり、そこまで待つことは出来なかったので、比較的乗りやすかったモデルに試乗しました。

個人的には、自宅車庫に入らない(車庫証明の取れない)大きさの車というだけでなく、会場である「マロニエプラザ」の一般用の駐車場でも、きっちり真ん中に入れて、奥まで下げないと左右の方に迷惑をかけることになると思います。

試乗レポは、6速MTに乗ってから改めてにしたいと思います。
本日は天候の良くない中であったので、着座位置の低くなったCX-5程度の印象しか…
内装もなんかそんな感じですし、個人的には特徴的な処理のパネルも別にウッド調でもよかったかなぁ。。
ここからは完全に好みの問題ですが、不要なパドルスイッチが邪魔なステアリング回り、直感的な操作に向かないステアリングコラム左側にあるプッシュスタートが馴染まないですね。あと、オルガン式アクセルペダルの自動変速機車なら、サイドブレーキは足踏み式が良かったな。

悪天候の試乗ゆえに気が付いたことが、ありました。
それは、静粛性の高さです。
濡れた路面を走ってることは音でもわかるのですが、嫌なバシャバシャ音はきっちりと抑えられておりました。

大柄さに戸惑っていたのか、試乗距離の短さからなのか、操作系や質感に関するあまり印象に残っていないんだよな。

最後にタイトルにまでしたことですが…
かなりいい車なのかもしれませんが、車庫を態々改修したり借りたりしてまでも欲しいとまでは思わなかったな。
フィットは入るけどN-BOXは入らない、もしくはプリウスは入るけどアベンシスは入らない駐車環境ですからね。

補足
本日は、本当に商談される方と同行しての商談会入りでした。
現在載っている車の下取り価格とスタッドレスタイヤに関しての折り合いがついたので、当方の試乗中に商談成立したようです。
むしろ、戻ってくるのが遅いといわれぐらい。。

同じ小型車枠内とはいえ

2012年11月20日 | クルマ
最近何かと話題となる、大叔母さんが車を買い替えたらしく、現在納車待ちとのこと。

現在載っている車は、平成12年1月登録のK11型マーチでして、走行距離数はそんなに伸びていないのですが、エアコンの故障と天井が落っこちてきてしまった事で衰えを感じ、リバースに入らなくなる事がちょくちょく出てきたATが買い替えの決め手かもしれません。

当初は、かれこれ20年以上の付き合いのある日産ディーラーへ現在乗っているK11型マーチの後継で、K13型マーチを見に行ったらしいけど。。
あまりにも幅方向が大きすぎて、夜や天気の悪い日に上手く自宅駐車場に収める自信がなく、もう少し幅方向にコンパクトな車種を探していたところ、小型自動車(白の5ナンバー車)では適切なのが見つからず、軽自動車になったそうです。

購入した車は、値段と装備と納期で選んだ結果、同じ日産ディーラーで扱っている、乗りやすかったオッティになったようです。

そして、現行型だけではありませんが、排気量が1.2Lになって自動車税が現在乗っているマーチより上がるのも、年金生活夫婦にはあまり好ましくない事でもあったらしい。

他のメーカーの1.0L車もみてきたけど、現行型のマーチと同様に幅が大きくて、取り回しに困る車種しか見当たらなかったので、思い切って、30年ぶりぐらいに軽自動車に戻ったそうです。

同じ5ナンバーとはいえ、8cmも幅が広がると、別物のように大きく感じるのはしょうがないことですよね。。
5ナンバーフルサイズ(1690mmまたは1695mm)だと、1770mmクラスの車になってしまったのと同じですから…

「意外とコンパクトカーってコンパクトじゃないんだよな。」という事を改めて

欧州におけるセグメントわけだと、全長ベースになっていることが多いのですが、彼の地の方はこのように幅が大きくなってしまう事の影響がでないのかが不思議でしょうがないです。

たしかに、日本国内のインフラは幅に制約があるのものが多いのも事実ですが…
従前のモデルから、10cmも幅が拡がっても、さほど気にせずに流せることなんでしょうかねぇ。

大叔母が軽自動車を所有するのは、昭和55年にダイハツシャレードに買い換えるまで乗っていた、ホンダライフ以来だそうです。

大叔母さんは商店の娘であったため、16歳で取得した軽免許の頃から、日常的に車を運転しているので、運転歴は55年近くになり、社会人になってハタチを超えてから必要に迫られて免許を取得した大叔父(大叔母よりちょっと年上)より、運転歴が長いのは何百回も聞いたことのある話です。

大叔母さんの買い替え話を聞いて、地味にこのクラスのコンパクトカーって大きくなっていることを再認識し、これらがほかのクラスの車の大型化の底上げになっているのかもしれませんね。

補足
大叔母(祖母の末妹)は母の7つ上だから、今年70歳になったはず。
栃木県内の公共交通機関が壊滅しているところなので、マイカーはまだまだ必要です。
大叔母宅は、車では20分もかからない距離ですが、公共交通機関だけで移動するとなると、2時間近くかかり、車での移動距離の3分の1程度の距離は歩く必要があります。