斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

何台の売れたのか?

2013年09月30日 | ニューモデルの話題
タイトルは今日でオーダーストップになった、ピンクのクラウンアスリートを少々話題にしてみます。

実は、トヨタ店ディーラーは月曜日定休日のところが多いので、29日が実質最終オーダー日であったところも多かったのではないかと思います。

マガジンX詩の9月16日時点でのオーダー状況スクープによれば、310台とのことでした。

こういったタイプの特別仕様車は、オーダー開始時に集中する鉄砲駆け型なのか、最後の最後に伸びる末脚型なのかが気になるところです。
アナウンス期間がそれなりに長かったので、やや鉄砲駆け型のような気もしますが…
標準車と基本的なスペックは同じなので、そういう車は末脚型の傾向が強いので…
どっちにも当てはまる、ピンクのアスリートは予想が難しいです。

個人的には当初で500台ぐらいかなと予想していたので、意外といい線かもしれません。

このぐらい需要があるというのなら、今後もクラウンにはこのような奇抜な特別仕様車が出てくるのかもしれません。

一番ありそうなのは、、ピンクのバージョン2的なものがマイナーチェンジ後の効果が薄れてきたころに出してくるかもしれません。

次は、開発がスクープされているダウンサイジングターボモデルの追加時でしょうかね?

思い切って、白いクラウンを出してみるのもいいと思います。
それと、プログレに設定されていたイエローパールマイカも特別仕様には採用して欲しい塗色の候補です。

流行(?)を追うような、パールホワイトを基本にルーフとドアミラー・ドアノブをブラックアウトしたようなのは悲しいものがあるので、止めていただきたい気持ちもあります。

補足
ピンクほど奇抜でなくてもいいから、クラウンアスリートはもう少し色付きの塗色が選べてもいいような気がしますよね。
白系、黒系、銀系を除くと1色しかないっていうのがねぇ。。
せめて、ロイヤル系にある塗色は同じように選択できてもいいような気がします。
あと、ピンクのアスリートに採用された白をアクセントに使った内装は、汚れが目立つとは思いますが、それなりに受けそうなので、標準モデルにもオプション展開するとそれなりの需要がありそうです。

頼まれたことが、意外なほどに難題だった。

2013年09月28日 | クルマ
それは、「新品カセットデッキ付きのワンボディコンポを探してくれ。」と頼まれました。

そんな大変な事なのかと思いきや、アフターパーツブランドは全滅、ディーラーオプションからも消えていました。
カタログから落ちたものや輸出専用品なども扱える、秋葉原のいつも購入している方に問い合わせてみました。
取り敢えず、在庫品としては日本のラジオ周波数に対応していないものと24V専用ならあるとのこと。
12V-1DINは2011年ごろに終売になっているので、ストックがあるかどうかも探していただいたのですが、同様のオーダーが数か月前にあり、JVCのデッキを根こそぎ持ってかれたようです。

ちょっと検索してみますと、エスペリアという建機・農機ようラジオを作っているメーカーにラインアップしていました。
何か手作り感とリンク切れが気になる、公式サイトを見てみますと、大まかな仕様がわかりました。

一般的なカー用品店の店頭では全く見かけませんが、アマゾンや楽天で検索すると販売価格も含めて出てきました。
価格は、まぁ唯一になってしまったので何とも言い難いところですが…
2chアンプの品としてはかなり割高な気もします。

検索の途中経過を頼まれた方に値段も含めて説明してみますと、「そのメーカーに賭けるしかないな!頼むよ。交換は自分でするからね。」と快諾をうけてしまいました。

そこまでカセットに拘った理由も聞きましたが、その方のお父さんが早朝のAMラジオをテープにタイマー録音していて、それを聞きながら帰宅するのを楽しみにしているそうです。

依頼した息子としても、スマートフォンにAMラジオの音源をタイマー録音できること、FMラジオが付いていれば、車内で聞けることを説明し、操作方法も教えたそうですが、「なんか味気ない。やはりテープに録ったほうがいい。」ということで、今回のカセットコンポ捜索事件にいたったのです。

で、そんな頃に、秋葉原でお世話になっている方から再度連絡がありました。
当方がネットで検索していたのと同じものを紹介してきました。
値段もネットで出ている値段より気持ち安いぐらいですが、送料無料or引取りに来たならお昼ぐらいはごちそうするという事なので、ここで買う事に決めました。
今まで使っていたやつのほうが音はいいかもしれないし、ひょっとしたら修理も出来るかもしれないという事は念を押されました。

取り付ける予定の車は、平成11年式(年度末に購入したので、栃木77ナンバー!)のB15型サニー1.5EXサルーン。
「現状でも、N'FIT(ディーラーオプション品)のワンボディコンポにフロント2スピーカーなので、そこまで音に拘りは無いから大丈夫だろう。」と取り付け予定のサニーのオーナーの息子(依頼主ですね。)は言っていました。

車載用カセットデッキオーディオが絶滅危惧状態という事は…
演歌歌手の手売り用のカセットはどうなるのか?
警察の起動操作系車両についているカセットデッキも今後はどうなるのか?
これらの動向も気になるところです。

補足
対岸の火事として笑っていられないのは…
コロナの中には、80枚近くのMDディスクがあるんですよね。(部屋にはその数倍の…)
2013年9月末現在、パイオニアとクラリオンで在庫のみ感があるものの、カタログに扱いがあります。

オイル交換をさぼると

2013年09月27日 | クルマ
タイトルに続きまして。。

最近の車に多いタイミングチェーン式のエンジンだと、「チェーンが伸びる」そうです。

さらに、燃費や環境性能対応のために可変バルブタイミングを採用していることがほとんどだと思います。
こちらも、エンジンオイルの状態を影響を受けやすいものだそうで。。

これから先の話題には関係なくなってしまうのですが、コモンレール式のディーゼルエンジン車だと、オイル希釈&増量問題もありますよね。

最近増えている0w-20のようなオイルは性能低下が比較的速いタイプと高負荷に耐えるタイプがあるので、使用状況に合わせて選ばないと、交換サイクルが思わぬ速さになってしまうことがあります。

オイルが多くなると抵抗が増えたり、重量がかさむという事で、オイルの使用量もひところより少なくなっていますから、循環速度も速いので、必然的に痛みも…という事になると思います。

そんなこともあり、ひと頃よりも最近の車はよりエンジンオイルのコンディション管理がシビアになっているという事を良く聞きます。
整備工場のセールストーク込みで、1万kmも同じオイルを使うのはもってのほかという事で。。

今回はトヨタの直列4気筒の超定番である、1NZ型エンジンを話題にしますが、オイル管理が悪くてタイミングチェーンの伸びが問題になるのは、日産のCR系も多いような気がします。

で、本題はエンジンオイルの交換をさぼった車がどうなるかというちょっとした例を見せてもらいました。

交換不要と言われるタイミングチェーンが8万km前にのびて、エンジン内部のどこかと接触しているような音がしていることに気が付いたのです。

こう書くと、タイミングチェーンの耐久性が低い車のような気がしますが、音の出ていた個体は2年間、4万km以上オイル無交換という恐ろしい状態のプロボックスワゴンです。

普通のクルマの倍ぐらい走っているにもかかわらず、前回の車検整備時からオイル交換がされた形跡がないという有様。

車検に合わせて、エンジンの不調の原因を出して欲しいという事で始めたら、衝撃的なオイル交換の履歴というが判明し、カムホルダーの摩耗等色々現認を探った結果、7.7万kmでタイミングチェーンとVVT-iコントローラ、オイルストレーナー交換、オイルパンのヘドロ状の旧オイル落し、ヘッドカバーを外してヘッド内の清掃という重整備をすることになりました。(これでも、使用状況不明の中古エンジンに載せ替えるよりも安く上がるらしい。)

件の個体は規定量の9割程度のオイルが抜けるようになるまで、3回のオイル交換を要したようです。
取り敢えず抜いてみたら、500ccもオイルが抜けなかったそうです。(これは下抜き、上抜きを併用しての量です。)

1NZは、車載状態でのタイミングチェーンの交換を考慮したカムカバー、フロントカバーの設計になっていて、車体もそれを考慮した設計になっていました。
タイミングチェーンは50万km近く持つ耐久性があるということで、車載状態での交換を考慮していない場合も多いですから。。

補足
修理されていたプロボックスワゴンは、4WDのATモデルと1NZ-FEとしては最もエンジンルーム内が詰まった状態になるモデルですが、車載状態どころかリフトアップしなくても作業が可能なんですね。
腰にやさしい作業環境が造りが、リフトではなくウマ掛けでしたから。。
プロボックスに限らず、初代ヴィッツのプラットフォームを使用している車は同等の整備性を持っているとのことです。

街で見かけた車達175

2013年09月25日 | 街で見かけた車達
久しぶりにこのエントリーです。

20年前の低燃費モデルを見かけました。

その車は、ランサー1.5MVVです。

ランエボが登場された型にラインアップされたモデルです。
当時は、バブル崩壊直後でバブル期に開発された車がバンバン売られていた頃で、高性能や高機能であれば燃費は二の次のような空気があったと思います。
何となくですが、あの頃は実用燃費でリッター5キロ走らない車が普通に売られており、燃費が悪いという事が極端にネガティブな要素になっていなかったと思います。

同時期にシビックにも低燃費モデルは3種類のVTECというキャラクター付けが良く、低燃費仕様のVTEC-Eを覚えている方もおうのですが、同時期に同じ方向性だった、MVV(ミツビシ・バーチカル・ボルテックス)を覚えている方は少ないと思います。

見かけた個体は、埼玉県内の57だったから、当時ナンバーだと思います。
最初は綺麗な低グレードのランサーが停まっているなぐらいに思っていたのですが、テールランプの下に貼られたグレード名が、“MX”ではなく、“MVV”だったので驚きました。

室内に目を移すと、5速MTでラジオしかない純正オーディオもキープされていました。
でも、ETCとポータブルナビは装着されておりました。この辺は長く一線級で使っている車の時代要請に合わせた対応なので、現役であることを物語っています。

他にはドアバイザー、バンパー組み込みのフォグランプ、若干不恰好なマッドガードも残っておりました。
シートは社外汎用品のフルカバーの上に木製ビーズのエプロンカバーを被せてありました。

20年現役で走っている車らしい無いようになっていました。

大切に乗られていると感じたのは綺麗に使われていることもそうなんですが、純正のスチールホイールに新車時サイズ155/80R13のブリヂストンNEXTRYとベーシックタイヤとしては高価なタイヤをきちんと履かせておりました。

余談ですが、高校時代の進路指導の先生(本業は物理だった)が、これに乗っていたのです。
「お前らは、まだ免許を取る前だからエボとかMRとか騒いでいるけど、MVVも同じぐらいに凄いグレードなんだぞ。」と話していたのをなんとなく思い出しました。

その後の世の中的には、その流れは先生の見解で間違えがなかったようです。

軽自動車より燃費の良いと言われたランサーですから、致命的なトラブルがなければ今日でも肩身の狭い思いがなく生き残っていられるのかなと思ってみたり。

ランサーとしては安いほうのモデルにはなりますが、装備を考えると決して安いモデルではなく、遮音材が省かれていたり、トランクの中はRSエボリューションのような仕上がりなので、購入するには堅い意志が必要だったと思われます。

逆説的には、そのぐらい強い意志を持って選んだグレードだからこそ、今日まで乗り続けているのかもしれません。

あまり知られていないかもしれませんが、その後のミツビシにはランサー以外にもMVVやMIVECは普及していきました。
基幹車種に花形の技術をはしりに投入するという、“良きスタイルがあったのだな”改めて思ってみたり。。

この型のランサーは、エボリューションシリーズを取り上げるのが一般人。
ちょっとヘソ曲がりな方が、MIVECエンジンを搭載したMRグレード、おそらくMR-MDを取り上げることでしょう。
そして、かなり奇特な方がMVVやV6のMXリミテッド(こっちだと5速MTも存在する)を話題にするらしいです。

マツダと世界最小を競い合ったV6エンジンは、ミラージュのVIEサルーンのAT車ですが、解体屋で拾ってきて、ナンバーを付けた方が身近にいるのです。

補足
低燃費モデルに関しては“タカ派”なので、このように数字を伸ばすためには装備も遮音材も省いたような低燃費モデルは好きです。
後期型にはシビックと同じ流れで、ATモデルが追加されるのですが、初期型はエアコンとパワステ以外は何もついていない仕様でした。

その二日後にも給油しました

2013年09月23日 | コロナ1.8GXの話題
趣味車という位置付けになってから、コロナは1週間で10km未満のときもあれば、本エントリーのような使い方をされることもあります。
コンスタントに月1,500kmは走るカリーナGTとは大きな違いです。

三連休中のエアコンを使わなかった長距離移動(しかも、高速あり!)という、最高に卑怯な使用条件の下での燃費を測りました。

9月21日から23日に給油するために動かした走行距離数は388.7kmとなりました。

遊びに行った先は、鶴ヶ城&芦ノ牧温泉です。
この方面ですと、通常ソースかつ丼は「牛乳屋食堂」さんだけにするのですが…
何故か「めでたいや」さんにも立ち寄りました。
初日と二日目の昼食が、店は違えどまったく同じようなものになってしまいました。

これに本日、福島県内の移動中に発生した運転席側のフォグランプ球切れを直すのに必要なH3-35Wハロゲン球と紳士服量販店にこの秋から用に造った2着目半額(しかも、2パンツ!)というスーツの受け取りに使用した帰りに給油をしました。

本日の給油量は、21.00Lです。
19リットル目前で満タンストッパーが掛かったところにここまで注ぎ足した、個人的に何時もの満タンです。

満タン法で燃費を計算しますと、18.51km/Lになります。
高速移動が多かったり、国道もバイパスで止まることが少ないとこういった燃費を記録することがあります。
もっと良かったこともあるので、今回は想定の範囲内の燃費です。

同じようなルートを車検の代車として借りた30系プリウスで移動したこともあるのですが、その時は燃費計でリッター26kmぐらいだったので、ハイブリッドに勝るという事はないのですが、こった仕組み無しでそこそこの燃費と、20系もしくは30系プリウスと変わらない居住性と積載性があるのが魅力ですかね。(安全性と環境性能がないことに関しての突込みは無粋ってもんですよ。)

侮ることの出来ない、低中速型(と言えば聞こえのいい)ロングストロークのOHC2バルブエンジン&ハイギヤードな5速MTの30年前に発表・発売された車。

補足
昨日のエントリーの間違えで、350km以上走っていると書こうとしたところを、何故か250kmと書いておりました。
ドライバーおよび同乗者の食べ過ぎとかお土産による重量増加に伴う、燃費の悪化は最小限だったという事にしておこう。