斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

2010年を振り返って

2010年12月31日 | クルマ
今年もなんとなくハイブリッドカーに席巻されたような気がします。
事実、COTY2010-2011はホンダCR-Zが受賞しましたし、エコカー補助金の花形はトヨタプリウス、今現在大量のバックオーダーを抱えているのは、ホンダフィットハイブリッドでしょう。
そうそう、日産もフーガのモデル追加として、ティーノハイブリッド以来10年ぶりに日本市場にハイブリッドモデルを販売しました。

まぁ今の時代にはあったモデルたちという事なんでしょう。

話はそれますが、ハイブリッドはクリアのLEDテールという流れを作ったのはティーノだよね。。

ハイブリッドを離れますと、セレナやスイフトのように先代とほとんど変わらないようなモデルチェンジをしたモデルもありました。
その一方では、エルグランドのFF化やヴィッツのセンターメーター廃止のように特徴的なものを止めるモデルチェンジがありました。

過去を振り返れば、こんな事は多々あったのだとは思いますが、こういった事が目立つのは、難しい時代のモデルチェンジの在り方なんでしょう。

各メーカーでOEMモデルが増えてきた印象が強くなったし、今後も拡がっていくんでしょうね。

そして、リーフの受注開始とスバルの販売を無期限停止と相反するニュースの流れた、電気自動車の今後はどうなるのでしょうね。
AC100Vという低電圧な日本の電気インフラに文句を言い出す方が出てきそうな気もしますが。。

電気自動車が真に勝負できるようになり、普及期になるのは、膨大な補助金が無くなり、実質@@@万円という表記が無くなってからかなぁ。

新車の話題ではなくなりますが、今年の12月で初代プリウス(HK-NHW10)も無事、登場から13年の壁を超えました。
変な例外が無ければ、平成23年度の自動車税からは環境負荷の高い旧型車として1割増税される事になるのでしょう。

世間やユーザーの反応をちょっと楽しみにしたい気持ちがあります。

ということで、今年売れたエコカーの13年後も楽しみにしてみましょう。

最後に
今年も一年、駄文に御付合い有難うございました。
来年も本年と変わらぬご愛顧をよろしくお願いします。
皆様にとって来年が素晴らしい年でありますように。
それでは失礼いたします。

新型ソリオのCMを見て

2010年12月30日 | ニューモデルの話題
両側スライドドアを採用するなど、ワゴンRのワイドボディモデルという立ち位置を脱却した新型に付いて少々。

まだ、現車を見る事が出来ないので、テレビやネットの情報のみです。

特に注目したいのは、ジャニーズ事務所のアイドルグループKAT-TUNのメンバー5人が1台の車に定員乗車しているシーンが見所のテレビCMです。

後席中央に座る誰か(わかる方コメントください。書き換えます。)が、三点シートベルトをしめ、肩を寄せ合うように3人並んで座っています。

彼らが、現実にこのようなコンパクトカーに乗るかどうかは別として、こういうのはいい光景ですね。
商品の宣伝だけでなく、シートベルト着用の啓蒙にも繋がりますから。
同社のスイフト(日本仕様)だったら、こんな事は出来ないわけですし、他社でも出来ないモデルがほとんどなんですから。
まぁ、後席中央のヘッドレストが無いのが残念ですが。。

こういうCMを見ていると、普段は外しておくことが前提でも、イザという時には付ける事のできる中央席のヘッドレストがあるといい事に気付くのではないかなぁっと。
前席のみの乗車時の後方視認性を考慮すると、中央席用はキューブのリヤシートやノア/ヴォクシーのサードシートのように取り外し易いタイプの方がベターだと思います。そして、サブトランクやサイドポケット部に格納スペースが確保されているともっといいですね。

全幅よりも全高の方が高い車なので、走りの良さを期待する車ではないと思いますが。。
ただ、エンジンやCVTはスイフトで評判のものと基本形式は同じなので、がっかりするほどではないか…

日常使いの使い勝手に主眼を置いた車なので、煌びやかな装備やシートアレンジに目を奪われてしまいがちですが、安全装備が充実していたり、長く造る事を見据えた車になっているようです。

リヤ電動スライドドアは乗り降りにサポートが必要な方を乗せる機会が多い方には重宝されるでしょうし。

走りの良さを売りにしたコンパクトだけでなく、こういった普段使いを主眼にしたコンパクトの造りも驚かせられるのは、スズキならではでしょう。

補足
キザシやSX4セダン、ランディのようにスズキに義理がある方じゃないと購入する事が少ないようなモデルではなく…
スイフトの狭さが気になる方、ワゴンRやパレットでは役不足な方を確実にスズキに取り留める事が出来そうなモデルだと思います。

街で見かけた車達144

2010年12月29日 | 街で見かけた車達

ずいぶん久し振りなメインテーマのエントリーです。
おそらく、年内最後ではないかと思います。

大掃除絡みの用足しに車を出した際に見かけました。

実は、次期足車の候補に入っている車のひとつです。

型式は、TA-ZZE123G-AWFQFです。

諸用を済まして駐車場に戻ると、当方の運転してきたエスティマの横に気になる車が停まっていました。

型式で気が付いた方も多いと思いますが、先代カローラフィールダーのホットモデル、Zエアロツアラーです。
セリカやロータスエリーゼにも搭載された2ZZ-GEエンジンが乗っているモデルです。
ヤマハの刻印があるヘッドを持つ1.8L-190PSのエンジンをアイシン製C60型6速MTが組み合わされたモデルです。

本日見かけた個体は、Zとかエアロツアラーといった性能を主張するエンブレムはすべて剥がしてあり、ダッシュボードにAE111用のGTエンブレムが貼られていました。
それどころか、外装は1.8Sの40周年記念車に付いていたと思われるエンブレムがきちんと貼ってあり、スタッドレスタイヤと組合わせているホイールが、AE101のスーパーストラット装着車用の純正アルミでした。
後期型では珍しいルーフレールが付き、左前には電動コーナーポール、リアバンパーにはステップガード、ドアにはステンのエッジガードが付いていました。レースの半カバーが入っていない事に惜しさを感じてしまいます。

駐車場に止まっている姿だと、ルーフレールにベースキャリアが付いた古臭い純正アルミを履いたシルバーのステーションワゴンのカローラにしか見えないのがポイントです。

物凄く、カローラ経験値が高い方が乗っている個体なのではないかと思います。

まぁ大荷物を運ぶ可能性があったので、明日まで仕事な父親に頼んで交換してもらったから、こういう時にカリーナに乗って行っていないんだよなぁ…
カリーナGTと並べたかった。。

現在、特装の持込登録車としてGTターボがありますが。。
2ZZ-GEは4A-GEと同様にアイドリング回転から8,000rpmまで一気に回る自然吸気のエンジンはパワーだけではない魅力があります。
フィールダーのボディでは運転した事はありませんが、セリカとアレックスでは試した事があります。

速そうな音や走らせている感じは20バルブの4A-GEの方が上回っていますが、絶対的な速度は2ZZ-GEの方が出ます。

個人的な嗜好としては、最も実用性の高いハコを持つ、フィールダーの6MTが好みになるので、本日見かけた個体は最もツボに嵌ります。

補足
当方のカリーナはこの型のフィールダー6MT用のシフトノブを使っています。

仕事納めまでの集計

2010年12月28日 | クルマ
年始に福袋に入っていたという理由で、購入したガーミンnuvi900の話題です。

トリップデータを起動以降、一切リセットしませんでした。

その結果、約1年間での稼働時間は1000時間を軽く超えた1084時間、走行距離は30,000kmを超えた32194.8kmとなりました。

当方の所有する車にはほとんど付けず、9割5分は社用車に付けていました。

残りの5分は、徒歩で使用したり会社の後輩に貸し出したりですね。

意外と初めての現場に行く時なんかはナビに敵うものはないですから。。
目的地を緯度・経度の入力でセットする事が出来るので、業務のGIS情報から目的地検索するのに非常に便利ですね。
あと、新設施設の設計や既存施設の点検なんかの時には、国土地理院の地図情報かgoogleマップで、現場周辺の緯度・経度を探して目的地に設定するだけでなく、現地で見つけた留意する既存施設や特異な地形を見つけた場所をお気に入り地点に登録する事で、緯度・経度情報から図面に復元する事も出来ます。

測量機材ほどの精度が無い事やキャリブレーションを行っていないので、参考程度になってしまいますが、充分に役立ちます。

まぁ、「ポータブルGPSを使えよ!」という場面かもしれませんが、せっかく持っている道具の機能を使わないはばかばかしいので。。

高速道路での移動が多い割には旅行速度が低く、停止時間が多いのは、車内休憩や雨除け中にバッテリー動作でテレビを見る事が多いからなんだと思います。

意外とこの使い勝手が流行り…

当初、当方からnuvi900を借りていた後輩は、後継機のnuvi1480を購入しました。

まぁネジがゆるんだ結果、「緯度・経度で目的地設定できないポータブルナビなんて、買う意味が分からん。」なんて言い出す始末だし。

ガーミンの中では異端のワンセグTV付きのnuvi900/1480は、道なき先の現場に行き、車内が休憩所になる土木設計業者には最高に使い勝手のいい、ポータブルナビだと思います。

色々な車に付け回すので、吸盤貼り付け用の土台をその台数分準備することはできません。
もちろん、道交法に触れるフロントガラスへの貼り付けもできません。

そんな時に便利なのが、梱包用の幅広な透明テープです。

これをダッシュボードに吸盤の3~4倍程度の面積で貼れば綺麗に吸盤が貼り付き、短時間であれば、ダッシュボードから綺麗にテープは剥がれます。

補足
走行時間を考えると、約1ヵ月分は仕事での移動に使われているのね。。
何とも移動の多い商売だ。。
今年は京葉道路の仕事で江戸川区内や市川市内に行く事が多かったのもあるでしょうね。
宇都宮上三川IC(北関東自動車道)~篠崎出入り口(首都高7号小松川線)の1日に2往復なんて軽いもんですよ。

雪が降らないのに雪がある怖さ

2010年12月27日 | クルマ
栃木県中央から南部にかけてのインターチェンジ付近やバイパスのランプ部などで良くあることなのですが。。

積雪地帯を外れて少し気温が高くなるのがひとつの原因で…

積雪地や県北から走ってきたトラック(主にパネル車)の屋根に積っていた雪が緩みます。

もうひとつの原因として、インターチェンジやランプといった振動の増えるところを走ることで雪は屋根から剥離し、右折や左折をする事で横Gが加わわります。
これにより、屋根から雪が路面に振り落とされてしまいます。

これが高架道路下なので、1日中日蔭なることや気温が周辺より低くなるなど性質が悪く…

さらに栃木は決して温かい街ではないので、路面温度や気温は雪を溶かしきる事はありません。
結果として、後続車に圧雪されたり日中に中途半端に溶けたものが夜に凍ったりする事で。。

こういった落し物の雪が原因で除雪なんて、全く考えていない天候でも、ミラーバーンやブラックバーンがスポット的に出来てしまいます。

こうして、雪が降っていない場所に出来たミラーバーンやブラックバーンには…

雪の怖さを知らない方だと、思いっきり良く突っ込み、そのままタコ踊り状態で事故になってしまうことがあります。
また、雪の怖さを知っている方だと、無茶なブレーキングや強引にハンドルを抉ってコントロール不能になり、事故になってしまう事があります。

雪国出身かつ豪雪地帯のから転勤で、スタッドレスタイヤを履いた営業車で、晴天が四日続いた1月の小山市内で、アイスバーンに乗ってスリップ事故を起こしたという方がいますので。

4輪が乗るのであれば対処方法があるらしいですが、1輪や片側しか踏まない場合だとどうにもならなくなってしまうそうで。。

これは事情を知らないと、準備や技術を持っても事故を防ぎにくいかと思います。

対策は、バイパスや高速道路、鉄道の高架化を止めるぐらいしかないような。
除雪なんてしようがないし、融雪装置なんてレンホウや会計検査院でなくても無駄と言われるだけだし。。

でも、このようなことがるのは栃木県だけじゃないと思います。
この時期の高架下交差点に新入する際は、雪が降ってなくても、気持ち控えめの速度で。。

補足
今日の通勤路にも結構ありました。
年末の挨拶で、北関東事業部(さいたま市内)から事故を起こした方が当方の部署に訪ねて頂いたのでこんなことを思い出したのかもしれません。
父親は運良く無傷でしたが、こんな圧雪を踏んで仕事中に社有車で270度近く回った事があるそうです。