写真は、ドコモが提供していたPHSデータ通信サービス用の端末です。
P-in Freeといいまして、moperaのアクセスポイントに常時接続ができました。
ただ、出先が変わるとアクセスポイントを変える必要があり、出先のアクセスポイントを事前に調べ、メモしておく必要がありました。(MoperaAP.txtなんていうファイルがありましたねぇ。。)
接続速度はほぼ32k、限られた場所で64kでした。
これが、当方のモバイルPC&どこでも常時接続の歴史です。
購入したのは、無線LANとのコンボカードが登場して一気に価格が下がった、2003年の秋ごろです。
端末の価格はほぼ0円で購入しているようです。(箱の中に、ドコモショップ小山店の領収書が入っていました。)
現在はサービスが終了してしまったので、CFカードのPCカードtype2アダプタ以外は飾りにしかならないのですが、CD-ROM、取扱説明書、データカード・PCカードアダプタの保護ケースにいたるまで、欠品なしで出てきました。(まぁ、意味はないんですけどね。。)
愛知地球博や水曜どうでしょう祭2005に持って行って、大活躍した思い出があります。
当時の自宅のネット環境は、ISDN並みダウンロード速度になるぐらいに極端に遅くなったり突然切たりするADSL(8M以外では契約できない地域だった)ので、そこまで遅さを感じなかったんですよ。
ヤフオクとかで接続が切れて欲しくない時は自宅でも使うことがあったぐらい、PHSデータ通信は速くはないけど信頼性の高い接続環境でした。
住んでいるところで圏外にならず、モバイル可能な常時接続で一番安かったのがこれだったから契約したような気がします。
この頃は、携帯電話、PSP、LinuxザウルスorVAIO PGC-C1(pen2-266MHzモデルをWin2000化)を持って遊びに出掛けておりました。
P-inFreeは結構安くて、時間帯・通信料に制限なしに接続出来たんだよなぁ。。
補足
確か、CFカードサイズの無線LANカード(b/g対応)も持っているんだよな。
廃棄した記憶がないからどっかにあるはず。