斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

86に追加モデルが

2012年10月30日 | ニューモデルの話題
ワンメイクレースに参加することを前提とした、トヨタテクノクラフトで架装されたモデルですが。。

トヨタテクノクラフトだけでなく、トヨタ自動車の公式WEBカタログにおいて、カスタマイズカーの部分に載っております。

カスタマイズの内容としては、先代カローラアクシオに設定されていたGTターボというよりは、以前からヴィッツなんかにも設定されていた、レース用ベースモデルというところです。

ただし、86のほうが街乗りでの利用を考慮した設定になっているような気がします。
ヴィッツはRSのエンジンとミッションの載る、Fみたいな謎グレード化しています。

86Racing詳細はトヨタテクノクラフトのサイトのほうが見やすいかな?
http://trdparts.jp/86racing/index.html

架装モデルなので、一般的な新車(標準車)とは保証規定に違いがあるので、単純比較できませんが、ある意味、200万円を切った価格設定が話題になったRCよりも魅力的な設定になっていると思われます。

価格は架装品や専用装備を含めてGT相当、外装はRCとGの中間、内装はRC、装備類はスピーカーレスのG相当と、専用型式を持つモデルならではの設定です。

レース参加を前提とした装備類には、4名乗車対応のロールケージやRCやGでは選択できないリヤベンチレーデッドディスクブレーキの採用など、魅力的なものもありますが。。
マニュアルエアコン、電動格納式ドアミラーが装備され、ロールケージの逃げのある専用フロアマットも付いてきます。
一応これ1台で、街乗りからサーキットまでまかなうことも出来るような設定にしてあるところが、心憎いような気もします。

これのロールケージがなくなって、HID式ヘッドライトが選べるぐらいが、86に相応しい装備設定と考えております。

ワンメイクレースはサーキットのラップタイムを競うものもいいですが、せっかくナンバー付なんだから、ジムカーナとかもワンメイク開催をしてみるのもいいと思います。

この架装モデルを購入すれば、ホイールを交換する程度でも、楽しむことのできるモータースポーツがあるという事にしたほうがいいですよね。

補足
86Racingというモデルを大雑把に説明しますと…
自宅の車庫に無事に帰るまでがレースです。
4点式シートベルトは荷物です。(ただし、公道走行時に限る。)
という車のようです。

普段乗りの燃費は

2012年10月29日 | コロナ1.8GXの話題
10月は三連休の長距離移動以外は、ちょい乗りがメインで、高速道路等はありませんでした。

タイヤを交換した影響を見るために対して減ってもいませんが、ガソリンを満タンにしてみました。

10月の残りの走行距離数は191.6kmでした。

合算すると10月は、久々(5年ぶりぐらい?)にひと月で1000km以上コロナを運転しました。

これに満タンとなった給油量は、11.7Lでした。
9L台で止まったところを2L以上注ぎ足したので、それなりに満タンになっていると思います。

満タン法での燃費は、16.3km/Lとなります。

やはり、エアコンを使用せずにすみ、暖気も短いこの季節は燃費が伸びますね。
これは、コロナに限らずカリーナも同じ傾向なんですが。

同じ街乗りでは、低燃費を売りにしたエコカー減税車(平成24年式)とさほど変わらない好燃費を記録しております。
暖気をしっかりして、アイドリングストップをしない、四半世紀前(開発は30年以上前)の10万km超え車としては立派なものと言いたいところですが、マルチポイントインジェクションの5A-FEが載るAE91型カローラセダンもこのぐらい走るし、ハイパー16バルブにデュアルキャブなEF2型シビックはもう少し燃費がいいようです。

今度は、175/65R15とタイヤの外径を1.7%程度大きくしました。誤差の範囲程度だとは思いますが、走行距離の進みが若干を遅くなる予定です。
現在コロナに履かせているのは、タイヤ&ホイールともアクアの新車時装着品です。
黒光りするスチールホイールはイマイチ似合いません。
オマケでもらった、140系カローラフィールダー用ホイールキャップもなんだか微妙なので、外したら、色味が減ってしまったというか、車体の下半分が妙に黒い印象になってしまいました。
こういうスタイルうぇおこのむ方もいるとは思いますが、個人的な好みとしては、重苦しく、単調な感じになってしまったように映ります。

このタイヤというかサイズでの燃費が気になるところです。

履き替えてから100kmも走っておりませんが、走りや操作が重くならない範囲で、しっかり感が増しているような気がします。

薄くなったタイヤとリム系の大きくなったホイールのおかげで、横からの眺めはかなり現代的な印象になりました。

補足
最近は、乗らない車の割にはタイヤとホイールがサイズも含めて良く変わっている車です。
あと1ヶ月少々でスタッドレスに履き替えると、今度はこれまた初めてのサイズである、175/70R14になります。

思っていた以上に期待外れ

2012年10月28日 | ニューモデルの話題
本日見てきた車の率直な感想をタイトルにしてみました。

この車は、さまざまなメディア情報を見た段階で、個人的には所有車としての購入対象にならないだろうと思っておりました。

でも、ポスティング営業をされる方から、コロナの買い替え用車種に最適との斡旋があったので、見たり触れたりしてみることに。。

その車とは、日産・マーチセダンじゃなくて、ラティオという名前が付いているマーチをベースに3BOX化したモデルです。
車台を共用しているだけでなく、目に見えるところも数多く共用しているので、ダウンサイジングが話題になったカローラアクシオとヴィッツの関係よりも、先代ヴィッツとベルタの関係に近いのかもしれません。

この車は、後席の足元の広さを売りにしておりますが。。
これは、頭上スペースが狭く、寝そべり気味な背もたれに足を投げ出すように座る姿勢を要求されるからでして。。
あの位のスペースがないと、まともに座っていられないのかもしれないのでしょう。

乗り味は、数百kmしか走っていない車なので、馴染んでいなかったり、当たりが付いていなかったりしていたからなのかもしれませんが、路面の凹凸をそのまま伝えるような乗り味でした。しかも、収まりが悪く、色々な音を奏でる足回りでした。
エンジンとミッションはマーチ時と同じで、燃費を稼ぐことを優先しているので、ドライバーの意と反するような変速が行われます。
全グレードに装備されているアイドリングストップの再始動時の振動は結構残るので、同乗者特に後席に人を乗せるときは、動作をキャンセルしたほうがいいかもしれません。デミオのようにスムーズに再始動しません。

取り回しや操作に関しては、硬く雑な仕上げに触れることになりますが、操作方法には気になるようなことはありませんでした。

ラティオに触れて驚いたのは、普段見ないような部分であるトランクルーム内部とかは、もの凄く仕上げが雑というか手が抜かれております。

同グレードなのに試乗車と展示車で仕上がりが違っている部分があるのに気が付いた時には驚きましたよ。

よく、国産車(日本メーカーの車の意)は見えないところの手抜きは凄いよということを聞きますが、時々見る機会がある部分まで、こんなに手を抜かれているとは。。
ナンバー灯の配線と思われる部分をクリップとそれを抑える部分の鉄板を打ち抜くのではなく、テープで留めてありました。
そして、ゴム製のグロメットがふさわしんじゃないかノットも割れるようなところも、テープでつぶしてありました。

名前は似ているけど、それまでその名を名乗っていた車のイメージで接するとガッカリする部分が多々あるのではないかと思います。

決して、安い車ではないんですよ。
ライバルとなる、カローラアクシオだと1.5GのCVT車より高い価格設定がされている、ラティオの最上級グレードだったんですけどね。

本日は試乗までできたことが本当に良かったですよ。
前輪駆動に移行するに当たり、ライバル車を研究して開発された車がいかに魅力的であることかを再認識できましたから。。

補足
後部中央席にはヘッドレストを設定しないのは、メーカーの拘りなんでしょうね。
確かに、大人が長時間快適に座れる広さがあるとは思いませんが、3人掛けの設定した以上は装備すべきなんじゃないかと思います。
3個のヘッドレストを付けると、シート幅が分かってしまい、狭さが想像できてしまうんですよね。(例:トヨタパッソ)

言い方が格好良かったので

2012年10月27日 | コロナ1.8GXの話題
個人の所有車からすると2ヶ月遅れですが、使わせていただくことにすると同時に、広めたくなりました。

紹介したいのは、乗用車なら25年目の車検に合わせて実施する24ヶ月点検の格好良い言い回しです。

それは、「300ヶ月目の点検」となります。

ぜひ、皆様も愛車の25年目の定期点検を迎えた際にはご活用ください。

100ヵ月目も200ヶ月も6の約数ではないため、キリのいい月での定期点検は300ヶ月が初めてになります。

コロナの時は登録から四半世紀が経過したかという事ばかり気にしていまして、こんな素敵な時だったとは気が付きませんでした。
ちなみに、当方が持つもう1台のクルマであるカリーナは、まだ142ヶ月ほど先の話になります。

初期型(昭和62年11月登録)のAE92型スプリンタートレノのGT-Zを新車から乗り続けている方が、無事に継続検査を取得されたとのことを聞いた際に使っていたのです。

やはり、新車から乗っている方はこういう事に気が付きますよね。

当方は、前のオーナーさんが14年9ヶ月ほど乗っていた車を購入するというドーピングを使用したため、たった123ヶ月乗っただけで迎えることが出来ました。低年式中古車を購入したらではの役得というか特権だと思います。

AE92型が300ヶ月目の点検が迎えているという事は、AE86型はすべての個体がこのタイミングを越しているという事になるんですよね。

補足
オリンピック年生まれの方が、大卒の新卒だった頃に購入した車でして。。
今年4回目の年男になるそうですが、12歳の時以外はすべて横にトレノがいたと聞いて、ぜひ、12年後も赤いちゃんちゃんこを着てトレノのクラッチを踏み込んで頂きたいものです。

決して、ブルーバードだけのものではない。

2012年10月25日 | ニューモデルの話題
今週は監査対応に追われて、まさかの3連続午前様残業という恐怖を味わうことになりました。
3日間で5日分の労働時間に相当するといわれるぐらい働きました。

タイトルは、今週の当方の仕事事情には関係なく、復活したことがちょっとした話題になった、オーストラリア市場向けの日産車である、パルサーSSSについて話題にしてみたいと思います。

どうやら、SSS(スーパースポーツセダン)は、ブルーバードだけのモノという風に思われている方が多く、当方に対しても、ノートメダリストのように、「日産は節操がない。」と言わないことを不思議に思っている方がおりました。(こういう話題が移動中に出るぐらい、徹夜っぽいテンションが終始続いておりました。)

以下、徹夜明けテンションで、妙に真面目に話しました。

そもそも、パルサーSSSという車にも歴史がありまして…
日本では、宮崎くんちの○○○君が乗っていたことが妙に記憶に残っている型のラングレーは、オーストラリアではパルサーSSSという車名で売られておりました。
正確には、フロントマスクがラングレーでテールはリベルタビラだったかな?
その後も、N14型とN15型も同様の名前で販売されました。

というわけで…彼の地ではそれなりに地位を築いた定番の車名なのです。

個人的には、「あの車が日産から帰ってきた。」と受け入れられる存在になればいいのですが、何時ぞやのインフィニティG35日本仕様のように、「サイズ的に都合のいい名前をつけやがって。」という風になっては悲しいものがあります。

名付け先に合わせて海外の事情についてでしたが、国内でもSSSを名乗ったモデルがブルーバード以外にもありまして。。

まず、有名どころではバイオレットSSSです。
710型とPA10型に設定されまして、4輪独立懸架モデルに与えられ、ラリー等での活躍もあり、PA10型は510型ブルーバードの再来とまで言われました。

もうひとつは、リベルタビラです。
ターボモデルは途中でGFから、SSSに改められました。
余談ですが、同時期のブルーバード(910型)にもGFというグレードがありました。

バイオレットもリベルタビラも販売店的にも、「ブルーバードの弟分」という位置付けでした。
関連性を深めたかったという販売的な戦略もあったことは重々承知しますが、かつての日産には“スーパースポーツセダン”と名乗らせたい車がそれだけあったという事ですよ。

だから、かつては魂というサブネームのついた弟分にも名乗らせず、おローレルの上級グレードという築き上げた歴史をブン投げてしまったとしか思えないキャラクターのノートに付けえてしまった、“メダリスト”ほどは違和感を感じていません。

これでも賛否両論があるのは当然だと思いますが、メダリストはティアナに使ったほうがまだ波風が立たなかったかもしれません。

補足
日産の海外仕様の車は、車名もそうですがグレード名も面白いのが結構あるんですよ。
日本国内では、Gr.Aホモロゲ用のフラッグシップモデルに与えられた“GTS-R”があっと驚くような車に使われています。
そして、今回は何故だかリベルタビラが数多く登場するな。。