斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

街で見かけた車達159

2011年09月30日 | 街で見かけた車達
ずいぶんとご無沙汰な、当ブログのメインエントリーです。

本日、仕事での移動中に気になる車が通り沿いの駐車場に停まっておりました。

その車は、S130型のフェアレディZの2by2です。

駐車位置の関係で助手席側の側面と後ろ姿しか見ることは出来ませんでしたが、その個体はオーバーライダーの無い金属バンパーとバックアップランプが横長なテールレンズだったので、前期型の2リッターモデルがオリジナルだった思われます。

現車は、オーバーフェンダー等が付いていない中で3ナンバーになっていたので、L28に載せ換えていると思われます。

この車が目に停まったのは、S130Zのバイツー(素直にGS130Zと書けばいいのかもね?)というだけでなく、もう一点、とても気になるパーツが付いていたのです。

そのパーツは、“アイローネゲート”です。

本日見かけた個体は、アイローネゲート仕様だったのです。

引っ張り気味に履かれたリムの深いホイール、ビタローニ・カルフォルニアF1ミラーをフェンダーに取付け、そしてアイローネゲートなバイツー。。

往時のヤングオートやオートマキシムでバイツー用のアイローネゲートの存在は知っていましたし、ヤフオクに出品されてたのも見た事がありますが、装着状態の現物を見たのは初めてかもしれません。
余談ですが、S130Zでも2シーターのアイローネゲート仕様は、毎年ところざわの駐車場で見かけます。。

Zという車で見ると、4人乗りモデルのアイローネゲートは不思議な感じがしますが…

冷静に考えれば、セリカLB、セリカXX、70スープラ、SA22やFC3SのRX-7、スタリオンといった4人乗りモデルにも、アイローネゲートある事を考えると、不思議ではないのかもしれません。

話はそれますが、SA22CのサバンナRX-7には、フジミのプラモのようにクォーターウインドウも交換するタイプのアイローネゲートもありましたよね。

現役時代もうっすら記憶のある当方のS130Zに関する謎なんですが、当時は5ナンバーの2by2モデルを最も多く見かけたような気がするのですが。。今となっては最も見かけないモデルになってしまいました。
マンハッタンカラーで3ナンバーの2シーター&Tバールーフ装着車を地元で見かけた時は焼き付くぐらい印象に残ったのに、旧車イベントでは定番仕様のひとつ名ぐらい良くお見掛けいたします。。
それも、現役時代は栃33ではなく、国道119号になった日光街道を走る品川や足立といった都内の33ナンバー車ばっかりでした。

2by2自体をまったく見かけないという事もないのですし、280ZTあたり2by2も栃木33ナンバーで走っている個体も知っているのですが、その多くはオリジナルに近いことが多いですし、オートマチック率も高いです。

というか、L28の載ったZは新車時代にそんなにオートマチックモデルの割合が高かったのか、乗り荒らされずに生き残ったのがオートマチックだったのかが気になります。

補足
写真なしどころか、アイローネゲートの参考写真載せたり説明したりしないのはこのブログならではかと。。

評価に悩む

2011年09月28日 | 私乗記
メガウェブでは、話題の車2台に試乗する事が出来ました。

その車とは、アベンシスとカムリです。

ちなみにこの2台は無料で試乗する事が出来ます。

両車とも共通しているのは、ターゲットとした国の市場に最適化しており、日本市場を考えると、大きさ以外にもいろいろと微妙にツッコミたくなるところもあります。

大来な車体を持つに合わせて高級である必要があるかといわれると。。
欧州や北米に向けた車づくりが本質であるかと問われると。。

その答えは、官僚が国会答弁に向けた書いた原稿のように玉虫色のことしか言えません。

試乗中ではない展示車を触れてみると、大柄な車体には使うことや乗る事を考えると、納得のいく気遣いが見受けられたり、日本向けモデルこうあって欲しいという装備が当然の用に付いているのが悔しいです。

両車とも、きっと本場では没個性な普通のトヨタ車なんだとおもいます。(これは、褒め言葉ですよ!)

ここからは、個人的な欲望。。
アベンシスは良く出来たステーションワゴンですが、セダンやハッチバックも見てみたいです。
ノア/ヴォクシーやアイシスに載っている時よりは、刺激的な印象を受けるバルブマチックエンジンとCVTの組み合わせも悪くはないのですが、ディーゼルとMTの組み合わせも試してみたいですね。
トヨタの第四のエコカーの枠を造ってお待ちしています。
カムリは、普通の操作系やタコメーターがない事を除けばハイブリッドらしくない内装を持つ、一番ハイブリッドであることを意識しないで運転する事の出来るという魅力があるのですが。。
普通のガソリンモデルにも乗ってみたいですね。出来れば、3.5リットルのV6エンジンモデル。。
実用セダンであり、ハイブリッド専用車体ではないカムリは、バッテリーを載せていても極力トランクを広く取るようにく腑をしていたり、片側だけになったとしてもトランクスルーを要しているあたりに妙に感激しました。

両車とも所有する事で欲を満たす車ではなく、走り使い倒す事で欲を満たす車なんでしょうね。

内装は黒系だけなので、最近のトヨタで言うところの“グレージュ”の内装も用意して頂けると有り難いのですが。。

あくまでメガウェブ内のライドワンでの試乗ですが、アベンシス、カムリとも車の造りや走り味、内装の仕立てはとても魅力的なモノでした。
距離は短いですが、色々なパターンを走れるコースなので、宇都宮市内や小山市内の国道4号を淡々と走るよりは気付かされる事もあります。

補足
自宅車庫に入らない大きさなので、両車とも嗜好に合う事が悔しさに変わる車への試乗と相成りました。

船の科学館ネタ

2011年09月27日 | イベント訪問記
残すところ、無期限の一時休館まで残すところ28、29、30の3日間となりました。

ビっと来た方は、有休をとってでも行く価値はあります。

船の科学館自体は、再開される可能性もありますし、宗谷も残るようですが。。
係留費の掛かる、フローティングパビリオンである羊蹄丸は第三者への無償譲渡か解体が決まっております。

なので、今回は元青函連絡船である、羊蹄丸を中心に船の科学館の話題を少々。

まずは、羊蹄丸の全景を。。



撮影時間の都合と携帯のカメラで撮ったので、画質はそれなりな事をご容赦ください。
懐かしのJNR(“日本国有鉄道”略称)が泣かせます。

まず、船の科学館の一時休館の理由のひとつはこれ。



東日本大地震の影響。これで、施設自体の老朽化や耐震性の問題もクローズアップされ、岐路に立つ事に。。

東京臨海副都心はこんなに発展しました。



羊蹄丸の甲板から、A級(?)スポットの某テレビ局を望む。

こちらは、臨海副都心というか13号埋め立て地の雰囲気がありますね。



往時の雰囲気をお手軽に味わうのであれば、パトレイバーシリーズのアニメ(初期OVA版がおススメ)だと思います。

羊蹄丸の甲板からはこんな光景が望めます。



初代南極観測船「宗谷」ですね。タロ・ジローも乗った船です。南極物語は小学校時代に何度も見た事があります。
今度、キムタク主演でリメイクドラマをやるようです。

羊蹄丸の中には近代的な装備を配した連絡船である事をアピールした掲示がありますが。。



一方では、神棚が奉られているところに、人が扱うものであり、人が造ったものであることを感じられます。



羊蹄丸の見どころといえば、なんといっても蝋人形を沢山使って、昭和30年代の青森駅の雰囲気を再現した、「青函ワールド」でしょう。
薄暗い中にもギラギラとした輝きが見える空間です。
中には、法律的にはグレーな存在の方々もいるようです。

まずは、キオスクではなく鉄道弘済会とういのがポイントな売店


つづいて、駅長さんでしょうか?こういう雰囲気の方っていましたよね。



丸眼鏡がとてもいかついです。

ダルマストーブの前で暖をとるのは、妊婦さんとイカした格好をしたお兄さん。



青森的には東京に行ってひと旗あげるために働いているなっている者の帰省なのでしょうが、実は就職した川口あたりの鋳物工場を飛び出して、蕨か大宮の踊り子さんのヒモ的な暮らしをしていたら、最高のバックストーリーかな?(根は良いやつなんですよ。きっと。。)

物価の優等生と言われる卵を売る、おばさん。



今日でも、10個パックが200円程度で買えてしまいますが。。当時の貨幣価値を考えるとは相当な贅沢品でしょう。

あと、暗くてお見せできないのですが、リンゴ売りの兄弟、しょいこのお母さん達、ライスカレーを食べながら酔いつぶれた叔父さんとか、魅力的な蝋人形がいっぱいあります。

精巧な蝋人形は、B級な雰囲気を醸し出すのに貢献していますよね。
東京タワーとか足尾銅山とか。。

船の科学館は現在の日本の産業構造にはそぐわない、重厚長大型産業の造船がフィーチャーされております。
しかし、高度成長の礎になった事は事実ですし、カタチは変わっても技術立国、加工貿易国である日本のためにも、現在に近い施設を残して欲しいものです。

右翼と公言した「日本のフィクサー」が造った施設だから、学校行事としていくのは意外とタブーだったりするのはよくないですよね。

当ブログにしては珍しく写真が多めのエントリーが続いています。

補足
お台場のB旧スポットではなく、13号地というか東京臨海副都心に一番古くからある観光・修学施設です。
ただ、造られた頃はこんなに日本の造船産業が衰退するとは夢にも思っていなかったろうな。。
『一日一善」と『戸締り用心、火の用心』のCMに出ている爺様として、故笹川良一氏の顔を思い浮かべる事の出来る世代の感想です。

三連休最終日の目的第一弾

2011年09月26日 | カーショー見聞録
まずは、ムーンアイズが主催し、お台場青海駐車場で開催いされた、『14th Annual ALL ODDS Nationals』を覗きました。

ここで、後の移動に便利な場所(NYMならここに駐車するのが基本!)に駐車したため、会場までは微妙に歩く事になりました。

当方にしてはとても珍しい、入場料金を取られるイベントを見に行きました。
先週末のCARSは駐車場を含めてタダですが。。(まぁ宇都宮市のはずれですからね。)

あまり車に興味の無い同行者を含めて、全員が会場内に入りました。

写真は一杯撮影してきましたので、触り程度に紹介します。

14回目の今年は、"ALL MAZDA" MAZDA DAYということで、マツダ車がフィーチャーされておりました。

まずは、お約束のコイツから。



製材業者に愛された、小回りの利く働き者のT2000です。ライバルはダイハツCD10でしょうね。
K360やT600は会場にいませんでした。

続いて、ポーターキャブ。



これはマツダオリジナルのエンジンが乗っていた頃のモデルで、荷台も一方開きとクラシカルな感じがします。

マツダいや、東洋工業といえばこれをハズす事はできません。



世界初の実用・量産ロータリーエンジンの搭載車である、コスモスポーツです。意外とムーンのキャップが似合うのですね。。

ロータリーエンジンの速さを強く印象付けたのは、サバンナRX-3だと思います。



スカイラインGTRの連勝記録を止めたこうしきでの活躍から、ストリートでの暴走族車の代名詞のひとつにまでなった故の都市伝説まである、記憶に残る1台
写真の個体は、アメリカンなノリでカスタムされています。


サバンナといえば忘れていけないのは、ロータリーエンジンを搭載した“スポーツワゴン”の存在です。

こちらの個体は、なんとオートマチックでした。
ステーションワゴンが一般ユーザーに定着していなかった時代にラインアップさせていました。
グランドファミリアバンにロータリーを載せたモデルと言われてしまえばそれまでなのかもしれませんが、官公庁や法人需要が望めそうなレシプロ(グランドファミリア)のステーションワゴンはありませんでした。
パーソナルユースを見込んだものなんでしょうね。。

今回のラストは、MAZDADAYでこんな綺麗な状態で残っていた事に驚いた一台です。



この車に限らず、使い荒らされ乗り捨てられるのが宿命で、Nox規制で一気に数が減った時代の商用モデルです。
FF顔(5代目)に強引にフェイスリフトした、FRのファミリアバン(4代目がベース)です。
現行モデルだった頃に、直帰した父親がちょくちょく乗ってきた思い出のモデルです。

補足
ムーン主催のイベントは、車にあまり興味の無い方が行っても楽しめたり、女性陣向けの気遣いもあったりします。
アノ目玉のマークは有名なんだなぁっと。。

最近は浦和まわり派

2011年09月25日 | クルマ
3連休最後の日は、お台場までちょっとドライブに行ってきました。

大きな目的は3つでして、時系列順に14th ALL ODDSをのぞく、9月30日で一時休館になる笹川良一記…じゃなかった船の科学館の見学、MEGAWEBでの話題の車に試乗の予約です。

結構もり沢山な内容ですが、小山駅にAM7:30集合、21:00同所解散であれば、充分にこなせる内容かと。

本日の内容は、追ってそれぞれ話題にしたいと思いますが、本エントリーでは行き方について話題にしてみたいと思います。

念のためですが、小山駅から湘南新宿ラインとりんかい線ではありません。

本日のルートは、『小山環状線~国道50号~新4号国道バイパス~国道463号バイパス~浦和IC~川口線~中央環状線~湾岸線~国道357号有明』です。

個人的には、このルートが一番わかりやすく、時間もお金もバランス良くてお気に入りなんですが。。

同行者からは、「栃木ICもしくは佐野藤岡ICから高速じゃないんですか?」とか「国道4号でも、外環草加からの方が早いんじゃないんですか?」なんていう質問がありました…

たいして時間も変わらないどころかかえって時間がかかる事もあるのに高速道路を長々と利用するほどセレブではありませんし、外環周りは距離は最短ですが、時間はほぼ同じで浦和回りより若干お金が掛かったはずなので。。
R463のバイパスが抜けてからは、外環草加ICの利用頻度は減ったような気がします。
スカイツリーを見たい時は、『外環~三郷線~中央環状~』も悪くないんですけどね。。

有明までは、流れに乗って行けば小山から100km未満で、2時間もあれば付く、ちょうど良いドライブの距離なんですよ。

お台場周辺は駐車場は多くあり、1箇所に停めっぱなしにするのであれば、都内にしては高くはないですよね。

補足
諸般の事情で、今回は父親のACR50Wエスティマでの移動となりました。
先日の御彼岸移動等を含めて、367kmほど乗ったところでの給油となりました。
給油量は35.0Lになるまで注ぎ足したので、満タン法ではフタ桁の10.4km/Lでした。
2~6名乗車で、高速道路は渋滞もあった『浦和IC~有明IC』のみでこの燃費!エアコンをほとんど使っていないのと新4号バイパスでのお上品な定速走行が功を奏したかな。