斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

走る盆栽の異名を頂く

2013年11月19日 | C50系の話題
最近購入したリトルカブの事です。

取り敢えず二種登録に必要な改造を済ました以外は手付かずで登録したので、一度乗ってみて気になった部分を交換しました。

早速、その昔乗っていたC50カスタムに使用していた、東京堂の330mmリヤショック&コイルスプリングキットに交換しました。
同僚I氏から、3,000円で武川のマルチリフレクターライトユニットを押し売りされたので、合わせて交換しました。
ライトにはポータブルナビや携帯ホルダーを付けるのに便利なミラーのねじ部に挟み込む、φ22mmのバーがオマケとしてついてきました。(メッキがボロボロなんで、再塗装ベースです。)

そして、週末にはヤマハ純正のビジネスボックス(スチール製・黒・39L)が届きます。
あと、カブには定番のドレスアップ&実用アイテムの“ベトナムキャリア”も密林の使者も明日には届くはず。

何故か、日本一周にカブで出掛けそうな方々が好みそうなアイテムが揃ってきました。
手持ちのサイドバック(10年以上前にアメ横中田商店で購入した、中国軍あたりの品)、フロントにプレスキャリアを付ければ、諸外国で見かけるカブのように積載が可能になります。

「走る盆栽」とは…
さほど乗りもしない癖に、やたら磨いたりパーツを不必要に弄ったりするバイクによく言われることです。

72ccの4速なので、黄色いナンバーが付いていますので、規制速度に合わせて走っても問題ないようにはしておりますが、4速がオーバードライブなので、50km/h以上ぐらいからが適切なギアになるので、元々の49ccの時には活躍できたのかがかなり気になります。

二段階右折の必要が無くなり、40km/h規制の道路を合法的に40km/hで走れるようになるだけでも、かなり快適なシティ(カントリー)コミューターになります。

今度こそは、月100km以上で年間1,500km以上乗るぞ!

補足
以前乗っていたカブは、乗ろうと思うたびに自賠責が切れそうになっているという状態になってしまったので…
旧車イベントでよくコロナに声かけてきた中学生の子が17歳で原付免許を取った時に適当なノーマルエンジンに載せ替えてあげちゃったんだよな。現在、21歳でSX70型マークⅡセダン(5速MTのGRサルーンという今となっては珍グレード!)に乗っています。
カブはお父さんと共用のものになり、106cc化&タンデムシート付きになっていました。
余談ですが88ccのエンジンは、同僚I氏のDAXに載っています。(同僚I氏が当時乗っていた、AA01リトルカブラの49ccエンジンと等価交換)

実態は二代目エリシオン

2013年11月17日 | 私乗記
タイトルのような車に試乗してきました。

日産的に売りやすい名前を付けるという事で、約19年の歴史をナンジャラホイとして、スライドドアモデル化した、5代目のオデッセイです。

あらためて書きますが、初代エリシオンはオデッセイのプラットフォームを活用して仕立てた、背高・スライドドアのミニバンでした。

それを踏まえて、綺麗な心(皮肉)で見てみますと、ライバルになるであろう50系エスティマを徹底研究して仕立てたエリシオンに見えてきます。

試乗車として出てきたのは、一番売りたいであろう、アブソルートEXのFF、7人乗り(キャプテンシート)でした。
走行距離数が3桁の個体であった為、まだ馴染んでいないからなのか、かなりゴトゴトします。(特に後輪が…)
運転席よりも、セカンド・サードと後ろに座るほど気になります。
やはり、45偏平の18インチはやり過ぎなんだと思います。

カタログを細かく眺めてみますと、今回のオデッセイからは4輪独立懸架を止め、某所ではトヨタのミニバンを中心に安普請な貨物脚として大評判のトーションビーム式にリヤサスを改めました。

個人的にはミニバンのリヤサスにトーションビーム式を採用するのは、否定的ではないのですが…
ロープロなタイヤとの組み合わせだと、段差をいなすような時にショックを吸収するタイヤのたわみ量が少なくなってしまうため、固定軸式な足回りの悪癖が強調されてしまうような気がします。
ここら辺は、標準モデルのアブソルートかGグレードを試してみたいですよ。
不用意に段差のあるマンホールの蓋を踏んでしまった後の収まり具合は車に合わせたセッティングをしてあるようで、素晴らしいものでした。
同じような事をすると、お釣りを喰ってオーバーハング先に揺れの残るようなことのある8万km超えの50系エスティマよりいいですね。それがオデッセイのセッティングの良さなのかエスティマのヘタリなのかはわかりません。
でも、オデッセイはタイヤの肉厚が足りないよな。当たりがきついもんね。

カタログで気になったのは、4WDモデルには多くのページを割いている、キャプテンシート仕様は選べないのですね。これは意外と販売的に足を引っ張ることになるような気がします。

よく、エスティマ等のライバルを研究されたと思うのですが、サードシートは一体でしか格納できないのですね。
意外とエスティマでは、片方だけ格納して、ゆったり5人と多めの荷物とか5人目は若干狭くても、長モノを含んだ多めの荷物という使い方に重宝しているので。。

全高(室内高)やスライドドアの採用などで、積極的にサードシートを使うようになった事だし、6人乗車時の快適性が段違いになるセンターアームレストも付いているのに!(しかも、バックレストスルーになる特徴もある!)

動力性能やハンドリングについて特に書かないのは、国道4号を中心とした平坦で幅員に余裕のあるところを走る分には、ミニバンとしてはまったく不満の無いものでした。(その距離も10km以下ですし…)
エリシオンと比べてもややおっとりした挙動になったのは、つい、運転席基準で横Gを考えてしまうことが無くなり、後席に沢山の人を乗せる車らしくなったような気がします。

オデッセイはやや色味が減り、平坦になってきましたが、メーター周りや各種スイッチパネルは最近のホンダらしいものですから、好みは分かれると思います。
あとホンダに限らず採用の増えている、盲牌操作に向かないタッチパネル式の空調スイッチはどうなんでしょうか?

さて、エリシオンと統合した5代目オデッセイは、1+1≦2という販売台数にはなるのでしょうか?
少なからずいたであろう、乗用車のような走行性能(とくにハンドリング面)を好んでいたユーザー層が離れた結果、1+1>2なんていう事にならないことを期待します。
現行エスティマがかなりロングライフなモデルなので、そのヘンの代替ユーザーも見込めることでしょうから、そのヘンをどう固定客に替えていくかが、セールス的にはポイントになると思います。

補足
ロングスライドを売りにしているためでしょうか?(個人的には、エスティマで一度も使ったことの無い機能)
サードシートは折りたたまれ、セカンドシートはかなり奥に行った状態でした。
ぜひ、サードシートに座ってみたいとお願いし、セカンドシートは当方の同行者(187cm&100kgぐらい)の方が余裕で座れる位置にしてから、サードシートに座ってみました。
エスティマよりシート下につま先が入って行くので、広さやシートの硬さはいい勝負なんですが、座面も少し長めなのも手伝って腿が浮かない分、楽な気がします。

4miniブーム再燃?

2013年11月16日 | C50系の話題
とりあえず、当方の周りというか当方を巻き込んだ方々の周りです。

スーパーカブC90、スーパーカブC50、WAVE125i、DAX70、ベンリーCD50、シャリー、郵政カブ50、郵政カブ90、ジョルカブ、モンキー、リトルカブ、ハンターカブなど

別にホンダのヨコ型縛りをしたわけではないのですが、基本設計は同じ車種なのが、改めてカブの偉大さを感じると思います。
当方は、セル付き4速というかなり楽に乗ることのできる、キャブ世代のリトルカブ(AA01型)で参加しました。
Vベルト式のスクーターが集まらないのと白ナンバーが1台もなかったあたりが、4miniと書きたくなるポイントでもあったりします。

当方は、ノーマルマフラー、ノーマルキャブ、ノーマルヘッドで乗ることを意識した、キタコの72ccキットで黄色ナンバーの原付二種登録です。

ツーリング距離は、参加者の明後日の筋肉痛を考慮して150km程度にしております。
今回は、当方も含めて約半分がデビュー戦とか10数年ぶりのリターンライダーもいるので、80km程度に抑え目だそうです。

とりあえず、キーワードは以下のようなものを目標に不定期にツーリングをしているらしいです。
○道の駅スタンプ集め
○謎の味ソフトクリーム
○作りたての饅頭類
○手打ちそば
○日帰り温泉
○何らかの体験イベント

今回は、益子焼きの絵付けをしてきました。

乗っているバイクは、2~30年前の高校生みたいというか、その世代の方々乗っております。
だって、当方は平均年齢を下げるメンバーでしたから。。

補足
ある雑誌のステッカーをオマージュした、“マルサ”(青色申告の青です!)マークをラッピング屋さんがカッティングしてきて、参加者に配っておりました。
ついでにですが、見る角度や光の当たり具合でかなり色の変わるパールホワイトのカッティングシートで切り抜かれた、ツバと三角マークも貰いました。
小判プレートが全部白板だった頃の名残で、法的拘束力は何もないはずなんですが、一種改二種車両の証です。(今回の参加者は、ラインオフ時に貼られているのは嫌いだけど、改造の証として貼るのは大好きという、困った方々が多いので。。)

「役に立った」の報告を受けると悲しい物

2013年11月15日 | クルマ
それは、「ドライブレコーダー」です。

当方が、iPodnanoをバックミラーの後ろ側に固定して、常時録画型のドラレコとして活用していた頃、常時録画で撮影された、車窓からの風景にえらく感動し、自分の車にもつけたいといったので、ユピテルのフルスペック機(LED信号対応、HD動画記録対応、GPS付き)を勧めました。

本来の目的とはだいぶ違うような気もしますが、ドライブの思い出を確実に残すアイテムのひとつとしてバックミラーの横、地上デジタルTVのアンテナと干渉が少ないところに取り付けました。(取り付け作業はその方の兄!)

8GBのSDHCカードに記録された、浮島海底トンネルから羽田空港の動画とか紅葉シーズンの那須甲子道路とかの動画をスマートフォンに転送(?)したのを見せてもらったことがあります。

ドラレコ本来の目的で役立ってしまったのは、信号無視をしてきた直進自転車と右折車の衝突事故であることだけでなく、GPS計測での車速が0km/hになっていたので、自転車を発見し、急ブレーキを踏んで停車したところに、前方確認をしていない自転車が突っ込んできたことも、きっちり記録されていました。

この状況でも、ドライバーにすべての責任がないという事ではないらしく…

ほぼ自転車の自損事故のような気もするけど、たまたま車が止まれただけで、赤信号を無視してくる自転車や歩行者に注意して右折をしなくてはならなかった責任があるようです。

落としどころとしては、10:0ではなかったので、保険屋さんがうまく動いてくれて、「お互いの修理代や治療費を請求しない。」という事になったようです。

だから、デミオのグリル一体となったバンパーフェイス、助手席側のヘッドライトユニットASSY、ボンネットフードは自腹で修理になるようです。

結構な出費じゃないの?

鎖骨を折って、さらに顔面数針縫うことになって、歯を10数本折った相手(女性らしい)の方がいろいろダメージが大きいからいいでしょ。

最初はそれに対しても、治療費と休業補償だけでなく慰謝料まで請求されそうになっていたんだから。。

一応病院に見舞いに行ったら、病室に入るなりその両親に、「お前もの運転のせいで娘は傷物になったとか。お前(デミオのドライバーも女性、当方の同僚の妹さん)も同じように傷をつけて謝罪しろ。」とか言われていたらしく…
「20数万円程度で縁が切れるなら、それで充分。相手は無保険だし。」と割り切ることにしたそうです。

警察も入れた三者でドラレコの記録映像、「スマホをいじりながら、赤信号(右折青矢点灯)の交差点に無灯火の自転車で進入してきた娘。」を見たら、急に大人しくなったそうです。

デミオのドライバーさんが言うには、スマホを弄っていたから、信号無視の自転車を比較的早く発見できたそうです。

白いマスクをして自転車を運転していたので、バックライトでマスクが照らされ、妙な明るさがあったので、念のためブレーキを踏み始めたら、ヘッドライトが自転車の横を照らしたので、強くブレーキを踏みこんだら、衝突前に止まれたとのこと。

補足
何故か、自転車利用者は都合のいい青を選択して、いつでも止まらないようにする不思議な方を見かけることが多いし、軽車両なのに交差点の一時停止なんかほとんど無視しているし。。
こういうことの積み重ねが、厳罰化の流れを加速させてしまうような気がします。
軽車両は表記がない限り、歩行者の信号に合わせ、自動車の標識を守って乗るものです。
進入禁止には「軽車両をのぞく」という補助標識が付いて事が多いでしょ。あれが自転車や乗馬を対象とした補助標識なんですよ。

目標月販台数が200台が語るもの

2013年11月12日 | クルマ
かつてはと言いたくなるモデルとは似た名前ですが、全く別の車な日産製V37型について少々。

まぁ数が売れる事だけが正義だとは思っておりませんが、年間2500台以下ってどうなのよ。

なんだかもっともらしい理由を付けて、インフィニティエンブレムを付けているようですが、よこしまな当方の頭な中に入ってきたときには、「赤字商圏のために造り分けるだけの体力がねぇんだよ分かるだろ?そんなことしたら、役員報酬が減っちまうだろ。新副社のデビューに恰好がつくようなもっともらしいアイデアを出せ。」となったのですが、気のせいですよね。

もともと、V35型の途中からモータープールに日産エンブレム&右ハンドルなんて見かけることが無いぐらい少数な組み合わせだったんだから、こんな想像もしたくなりますよ。

出来る事なら、ライトスイッチとワイパースイッチもISOを金看板に逆にしたかったぐらいなんじゃないの。(さらなるコストダウンになることでしょうしw)

多くの報道では、100万円以上車両価格を上げてプレミアムブランド化を図ったようなことが書かれていますが、V36型の3.7Lと比較すると、V37型びっくりするほど価格を上げたというほどではなさそうですが、もう何処の誰に向けて売るのかが分からないような状態になっているような。(日産栃木工場関係の取引業者さんが買えばいいのか?)

スカイラインは歴史のある名前ですが、そこまでプレミアムなものではなく、気軽に買える範疇の車だったような気もしますがね。
まぁ、新技術投入の場でもあることには変わりがないような気もしますが、GTRやRS-XターボCが魅力のすべてではなかったような気もしますが。。

インフィニティのサブネーム(?)を与えるても商業的に失敗したら、スカイラインは終わったブランドであると引導を渡す口実にされそうな気もするんだよなぁ。

日産の偉いさんは商売がもっと上手くなって欲しいので、日本でインフィニティブランドの導入成功しやすそうな方法を書いておきましょう。

ベースはC26セレナでいいでしょう。
アレに、バンパーとフェンダーの改修で済む範囲(ボンネット、コアサポートには手を付けない)でフロントマスクに押し出し感を強め、リヤはリヤゲートの改修のみで、L型のテールランプにします。さらにフェンダーアーチとドア下部には樹脂製の袴を履かせて全車普通自動車枠(1750mm前後が理想)にして、全席キャプテンシート(本革やら電動ならなお良い)のみの設定にして、2列4人乗りの仮称インフィニティC26ソブリンシリーズ、3列6人乗りの仮称インフィニティC26ブロアムシリーズを展開するんですよ。
大きすぎないプレミアムミニバンかつエコとすれば、地方自治体の議長移動車あたりの需要を根こそぎ確保できるかもしれません。

補足
2.5LはV36型を併販するみたいですね。
プリンスからニッサンへと移った大名跡を林家正蔵(現行)のごとく襲名したV37は、本国ではQ50なんですよね。
ということは、プレジデントと兄弟関係だったあの車の系譜なのか!?