斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

センチュリー再び

2015年03月15日 | 私乗記
代車ではなく、自慢の品として貸していただきました。

所有者は、友人I氏の父上(自動車整備工場の代表)です。
どうも、フーガは乗っていてもそんなに面白くないし、燃費も悪いので、もう一度30系セルシオ(V8エンジンの載った4.5Lまでの自動車税を払うのであれば、こっちのほうが好みらしい。)でも購入しようかとあたりを付けていたら、業者オークションに思わぬ出物に出会ってしまったため購入して来たそうです。

それが、タイトルにもあるように50系のセンチュリーです。

平成17年11月登録の6速AT化&DVDマルチが全車標準化された最初のモデルで、DBA-GZG50型になります。

東京トヨペット販売車両、旧ナンバーは足立317(抽選番号車)、法人ワンオーナー、実走22.6万となっております。
9年目の車検切れで一時抹消され、そのまま売れずに業者オークションに流れた個体のようです。
一見、走行距離は多そうに見えますが、月2,000kmちょっとを9年間乗れば届く距離なので、そこまで気にすることはないと思います。(センチュリーだと良くある走行距離だそうです。)

前回のセンチュリーとの大きな違いは、神威ブラックから精華シルバーにボディカラーが変わったのとフロアAT車になった事ですかね。
そしてデュアルEMV付車なので、バックカメラと後席ビデオ再生機能もVHSからDVDになっています。
前にI社長が乗っていたセンチュリーはリヤウインドウにしかカーテンが付いておらず、それも不調だったのですが、今回の個体は後席両サイドウインドウにもカーテンが装備されていて、いずれも不調なく動きました。
やはり、こちらの方が雰囲気が合っていいですね。

で、折角週末に貸していただいたのだから、日帰りな範囲内ですが、百里基地を見に行ってから鹿島神社を回って、成田山に遅めの昼ごはんに鰻を食べてから、道の駅&船の駅佐原に立ち寄ってまいりました。
余談ですが、成田山参道周辺の狭い道を走る際はボディサイズを持て余すかと思いきや、ほぼ対向車が避けてくれるので、苦労をしなかった。

シルバーメタリック(多分、黒よりパンチが効いている説あり)でフェンダーミラーのセンチュリーに謎の男4人が乗ったのが対向車で来たら、当方も避けますがね。

なんだかんだで300km程度のドライブをしまして、322.8kmで40.63L給油しました。
満タン法での燃費は7.9km/L超えでしたので、カタログ値の7.8km/Lを上回りました。

前回借りた4速ATモデルよりもかなり良い燃費を記録しましたが、それはエアコンを使わなかったことの方が要因としては大きいような気がします。

今回は、初めてセンチュリーの助手席にも座ったのですが、ここがイチバンつまらない席です。
後席用の背抜きもあるので、そんなに座り心地もよくないし。。
この車は、運転席か後席左側に乗るのがいいですね。

補足
I社長はこの5年ぐらいで、30セルシオ前期B仕様eRバージョン⇒KA9型レジェンドエクスクルーシヴ⇒Y33型シーマ41TR⇒50系2型センチュリー⇒50系フーガ前期450GT⇒50系6型センチュリーと乗り換えています。
6台乗り換えるのにかかったお金は、新車のプリウス1台分ぐらい。(250万円は掛けていないらしい。)
まぁ20万km超えている車しか見たことが無いような気もしますが。。

代車借りると遠出したくなる

2015年03月09日 | 私乗記
タイトルは当方の毎度の行動です。

最近では土日を挟んで代車を借りると1,000kmぐらい載ってきて当たり前のように思われつつあります。


個人的には東北方面に行くのが好きなので、日帰りですと海なし県な栃木県民なので、松島とか塩釜あたりに行くことが多いです。

今回は毎度馴染みなネタ記事をオマージュ(“インスパイア”でもいいかも?)してみました。

そうそう、サブタイトルを付けておきましょう。
「トヨタ・ピクシスエポック(=ダイハツ・ミライース)なら、宇都宮~塩釜間の往復がなんと3,000円以下だった!」

これでピンと来たとしても、突っ込みは無用です。
元ネタのアクセス数が増えて、良記事と勘違いされても困るので、リンクも貼りません。

自宅(栃木県内)~塩釜間は片道270kmぐらいですかね。
今回は、目的地先での移動を合わせると約570km走りました。
余談ですが、東北新幹線(自由席)と仙石線を利用した往復の交通費(宇都宮~仙台・仙台~東塩釜)は15,800円となります。

あまり混雑するルートではないので、100km/h巡航で移動することが出来ました。
加減速が多くなければ、意外と呻かずに走るもんですねぇ。
法定速度内では、接地感が希薄になることもなかったかな?
高速移動を前提に使う車として購入するのは間違いかもしれませんが、月1で200km前後高速に乗る程度の頻度であれば、そこまで我慢を強いられるような性格の車ではないと思います。
パワーに関しても100km/h巡航時の瞬間燃費を見ると我慢できる方もいるのではないでしょうか?

燃費の為に比較的寝ているAピラーを持つセダンタイプの恩恵を感じたのは、去年一瞬保有したムーヴカスタムと較べると、横の車にぶち抜かれたときや横風に車が持って行かれるような挙動は確実に少なくなっていて、これだけでも疲労が減ります。

フロントシートはもうちょっとたっぷりしていてもいいかな。(お前が10kg痩せればいいんじゃね?との声もあり。)そして、リヤシートは底付きさせないためにやや張り過ぎているような。。(まぁ長距離乗ることは考えられていないだろうけどね。)

給油したスタンドは、レギュラーガソリンが126円/Lでした。
燃料タンクと今回の実燃費から想定すると、750km程度は無給油で乗れそうですね。

今回は結構雪の区間があって、燃費が伸びなくなっていきました。
鹿沼インターから仙台南インターぐらいまでは、リッター30キロを軽々と超えていたのですが、それから先で路面が悪くなるところでは、20キロをちょっと超えるぐらいにまで落ち込みました。

ここは、30Lタンクの軽自動車が不安なく無給油で600km近く走ることが出来ることに感心すべき事なんだと思います。

補足
「高速道路代はどうした。」という無粋な突っ込みはいけません。
考慮していないのは元ネタに合わせたからです。
それもありますが、高速代は同乗していた方のETCカードを使ったので、当方は3,000円以下の負担で塩釜港まで行くことが出来ました。(当方は全行程運転しました。。)

過去最高の燃費

2015年03月04日 | 私乗記
ようやくカリーナの修理が上ってきました。

とりあえず、1,000km走ったらもう一度持ってきて欲しいとのことです。
もちろん念のためですが、オイル漏れはもちろん排気ガスの漏れがないかも改めて確認したいとのことです。

カリーナの事はまたあとにして…

今回約1週間お借りした車は、トヨタ・ピクシスエポックでした。(要はミライース、スバルに行くとプレオプラスという名前で販売中)
「スタッドレスタイヤ履いていれば何でもいいですよ。」と話して置いたら、コイツが出てきました。

しかも、去年の7月に小改良が入った現行型のスマートアシスト付きのモデルでした。

平成26年8月登録のL“SA”というスマートアシスト付きとしては最小構成になるモデルです。

走りに関しては、燃費を重視した軽自動車ですが、4名乗車でも短距離ならなんとかなるし、2名乗車であれば、750kg以下の車重も相まって、そこまでパワー不足を感じることもなく。。(余裕は感じられませんでしたが、目をつぶろうと思えばつぶることの出来る範囲という事ですね。)

タイトルにもした、燃費ですが…
6日間で761kmほど乗ったのですが、燃費計で32.1km、満タン法では31.7km(24.08L給油)とリード110に迫る燃費に驚きました。
走りの質感という自動車評論家が好みそうなフレーズを考えると、ちょっと色気のないような気もしますが、そこまでストイックに燃費を取りに行った姿勢を讃えなくてはならないような気もします。

この辺は初期モノで、セッティングの煮詰めが足りなかったのかもしれませんが…
エコアイドル(アイドリングストップシステム)とスマートアシスト(VSC&TRC統合型衝突回避支援システム)の機能連携がイマイチなシーンがありました。

代車とほぼ同じ仕様は、意外と売れるらしいです。
安全装備が揃っているエコカーで、一応フル装備になって100万円以下という価格設定。
ある意味軽自動車らしくていいですよね。

お客様向けアピールだと思いますが、用品オプションの選択が絶妙だと思います。
メッキナンバーフレーム、ベーシックドアバイザー、後席ヘッドレスト、べーシックタイプフロアマット、助手席アンダーボックス、イグニッションキー照明、ベーシックタイプETCの8点が付いておりました。
低グレードの安全装備重視モデルを買った事を後悔しないような、堤省かれた装備をうまく補いつつ、上級グレード車のパッケージオプション以下の額に抑えているあたりがいいかな?

個人的には防眩ミラー、フォグランプ、ハーフカバーも選択したいところですが…
Lでもいいかなと思わせるぐらいの装備が付くようになります。

次回もエポックのネタの予定。

補足
これにもう少し横幅の余裕、定員乗車時のトランクスペース、低速トルク、100km/h巡航時の余裕なんて言い出すと、パッソになるわけだという事を痛感した感もあるな。

ドアの締め方が気になる

2014年11月05日 | 私乗記
試乗した話題の新型車より気になってしまいました。

同乗した、セールススタッフは会心の力を込めて、勢い良くドアを絞める方でした。

結果として、タイトルにもしたようにドアの締め方がとても気になりました。

あんなに勢いを付けて全力で締めるというのが不思議で仕方がないのです。

最初は、「運転席側の窓ガラスが開いていることを意識し忘れたのかな?」と思ったのですが…
それは勘違いで、運転席側の窓ガラスが閉まっている時は、それを上回っていて、車内の空気が圧縮されるんじゃないかというぐらいに勢いを付けて締めました。

さらには試乗を終え、車を保管場所に戻すために運転席に座ってドアを閉めた時は、それこそ、その車に恨みがあるんじゃないかというぐらいに勢い良く絞めておりました。

助手席に座っている時は、あれでも手加減していたんですね。。

お前は、新型車を試乗しに行って何を見てきたんだといわれてしまえばそれまでなんですが、まぁそういうことばっかりが気になるぐらいに普通の車だったという事なのかもしれない。(良く覚えていないというか印象に残っていない。)

個人的にはそんな扱いではトラブルを出す車体もあるだろうし、車を預ける人にとっては気持ちいいことではないこともまた事実ですからね。
目に見えるところでこういう扱いをするんだから、預けた後には何をされるか分かったものではないと思うと、この方から車を購入するのは避けたいし、こういう方がいるディーラーには足が遠のきます。

こういうことって、古い車が来た時とかそういった部分が弱い車が来たときには注意しようと思っても出来ない事が多いです。問題の生じないであろう車体であっても、丁寧に開け閉めをする習慣を付けておかないと、絶対にやらかすからね。

ヒヤリハットとかハインリッヒの法則とかでお馴染みの理論ですね。

補足
件の担当にはひと言添えることはしませんでした。
オプション説明は間違えるし、随所に“お前は冷やかしだろ”という対応だったので、冷やかしで文句を言って、クレーマーにされたら嫌だしね。(建前)
もっと重大な局面で指摘されることを願う。
まぁ、お客さんに見えない位置でまわりの職員が釘を刺しておくべきぐらいにレベルに乱暴だよな。
勤め先の大事な商品をぞんざいに扱うように見えるドアの絞め方を指摘しない、他のディーラーの職員を含めて不思議で仕方がない。

新型デミオに乗ってみた

2014年10月04日 | 私乗記
カタログを貰いに行くだけの予定だったのですが、ナンバーが付いていて、車自体も開いているからということで、成り行きで、試乗もすることになりました。。

安心してください、ディーゼルではなくガソリンモデルです。

試乗したグレードは、ガソリンモデル最量販仕様となると思われる、13Sの6EC-AT車にマツダコネクト用のナビデータSDカードとLEDコンフォートパッケージをオプションとして選択されていました。
この時点で、車両本体が160万円程度といったところでしょう。
試乗車は、バイザーとナンバーフレームが取り付けられていないことに驚いたのですが、試乗に同行した営業の方に話してみると、驚かれました。
デミオでは取り付ける人とそうでない人は半々だそうです。

あまり予備知識を入れないで乗ったので、カタログを見てから試し忘れたことやもっと気にすべきところがあったのと市場距離も4kmに届かない程度だったので、車両に関する細かな感想は避けておきます。

で、試乗して思った事…

マツダコネクトの改良って進んで無いの?
デミオに装着されているのは、アクセラに採用されたのと同じシステムで、基本ソフトがバージョンアップされたものとのことです。

現状では、オーディオレスにせずディーラーオプションで購入可能なナビは動作の安定性、地図の見やすさ、案内の精度、ルート選定の自然さの4点だけでも、ユピテルの1万数千円で販売されているPNDに遠く及ばないと思う。

あの、駄目駄目なディスプレイシステムに気を取られ過ぎて、その他の事に気が回らないくらい。。

僅かな距離の試乗中に、携帯電話とリンクさせたらフリーズという素晴らしい体験が出来ました。

初期ロットだからというエクスキュースを付けたとしても、完成度が低すぎると思う。

アクセラの時は、ディーラーに戻るルートが高速道路に乗るように案内されてて、それを無視したら、右折禁止のところで右折するように指示されたという体験をしたのに…
個人的には、オンダッシュモニターが苦手(視線の中に輝度の高いものが常に入ってくるのは好みではない。)、ナビのマップとカーインフォメーションが排他表示になると表現できる情報がいくらあってもその意味が薄れると考えているので、マツダコネクトとセンターディスプレイの思想は個人的な好みに合わない。
また、こういった部分は自動車の性能以上に寿命が短いので、汎用品(規格品)をスマートに収める事の方が、パッと見の見栄えがする専用デザイン品を採用することより大切と考えております。

かなり自慢気味に多くのグレードに標準装備であり、他社のディーラーオプションのナビの半額程度でカーナビが使えるようなることを言われたので、「この状態だったら、確実に1か月点検より前に撤去方法を聞きに来るよね。完全に撤去すると他の部分に支障があるようなら、配線を延長して、グローブボックス内に移設かな?現状では車両価格の中にこれが含まれているだけでも腹立たしいよね。」

そう遠くないうちに、あの部分に2DINのポケットを造り、グローブボックスの蓋と交換する形でディスプレーを移設する方が出てくると思います。

デミオに試乗した感想のほとんどが、マツダコネクトなのは…
あまりガソリンモデルの新型に関する予備知識を入れていなかったのとアクセラの時に個人的に大不評だった、部分がどう改善されたかが気になっていたので。。

そして、新型デミオで気になったこと。
あの、足を投げ出すような座り方とサイドシルを跨ぐように乗り降りしなくてはならないのは、あまり好きではないな。(体硬いので、着かれている時にこういう姿勢を強要されるのは日常に乗るクルマとしては好まない。)
好意的に書くと、「着座ポイントの低い、レーシーなシートポジション。」かなぁ。

補足
ひとりごとを聞いた程度ですが、アテンザも小改良時にマツコネ化に合わせた新デザインダッシュボードになるそうですよ。
個人的な感想としては、そんなに素晴らしい装備とは思えないのですが…
マツダには思い出してほしい。
初代アクセラ後期の一番人気オプションが「オーディオレス&2DINスペース付コンソールパネル」であったことを…