斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

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2007年05月31日 | クルマ
デュアリスの発表1週間の受注台数が発表されました。

月間販売目標の2.5倍である5,000台だそうです。
台数だけではなく、購入者の年齢層も発表されました。
個人的にはこちらに笑わさせていただきました。
日産のマーケティング本部ががダーゲットユーザー像に設定した“就職氷河期を過ごした若者たち”がいる20代が最下位です。

逆境の中でもたくましくなんでもやってのける存在(マーケティング本部曰く)になった結果、このようなアピールに踊らされなくなった結果ではないでしょうか。

2位になっている30代もどちらかといれば、40代に近い30代ではないかと思いますが・・・

「あいつらはクルマに興味がない。」とか「やつらは新車を買うカネを持っていない。」と態度を翻さないでくださいよ。

どーでもいいことですが、月間販売目標台数がV36スカイラインの倍ですね。

大体の車種でそうなのですが、「予想の何倍の受注。好調な滑り出し。」というのを良く聞きますが、あまり持続性がないですよね。
初期受注は良くて当たり前じゃないでしょうか?(自社登録も多いだろうし・・・)
確か先行予約を受け付けていたはずなので、その分も含まれているとしたら、あまり意味のない数字ですよね。

明るい話題に粉飾感が漂うのはなぜでしょうか。

補足
まぁ悪かったら話題にしないでしょうしね。
個人的には大本営発表のような印象が拭えませんが。。

マツダのREが不惑を迎えました。

2007年05月31日 | クルマ
まずは素直におめでとうございます。

マツダ、ロータリーエンジン車発売40周年を迎える
広報の発表に寄りますと、1967年5月30日のコスモスポーツL10A型(偶然でしょうか?車両型式とエンジン型式が同じだ!)の発売以来、累計197万台のロータリーエンジン搭載車がマツダから世に送り出されました。
数度の排出ガス規制や経営危機に存続を危ぶまれましたが、途切れることなく回り続けた証でもあります。。

特許を持っている開発元のNSU社ですら市場性がないと開発から撤退したエンジンを地道に開発、生産を続けてきました。
今日のロータリーエンジンの地位とイメージはマツダによって築かれたものでしょうし、ロータリーエンジンは今日におけるマツダの企業イメージを築いている事は間違いありません。
さまざまな困難を克服して量産化を実現させたチャレンジ精神だけではなく、ひとつの技術を大切に育ててゆくという企業風土も象徴されます。
個人的には負の面のイメージも、「マツダ車は燃費が悪く、エンジンからすぐ煙を吹く。」でもロータリーによって築かれているあたりにも感心してしまいますが・・・

これからもマツダの芯のずれた軸(エキセントリックシャフトか?)として、活躍を期待しております。(企業利益に貢献しているかは微妙ですが、企業イメージの形成という面では根幹を成しているので・・・)

個人的に運転した事のあるロータリーエンジン車はすべて13B型です。
型式でいいますと、FC3S、FD3S、HC3S、SE3Pの4車種です。

RX-8(SE3P)は姉貴のコネで試乗させてもらいましたが、AT車にしか乗ったことがありません。
逆にカタログにはATしか設定されていないはずのHC3S型ルーチェREリミテッドは何故かMT換装車でした。

補足
きっと、ロータリーフリークの方には全型式のロータリーエンジンを保有された方もいらっしゃるかもしれません。
でも、13Aと20Bが入るのでかなり高いハードルになると思いますが・・・

ターゲットユーザー像らしい

2007年05月30日 | クルマ
日産マーケティング本部によれば、デュアリスのターゲットユーザー像は就職氷河期を過ごした若者たち(20代後半から30代前半の男性)だそうです。

ドンピシャな世代の当方ですが、個人的には微塵も欲しいとは思わないのですけど・・・
きっと自分自身が、上昇志向とバイタリティに溢れていないからだと思いますけどね。
1978年生まれで、就職超氷河期といわれた21世紀初の新卒社会人として就職したはずですが・・・

日本国内の駐車場事情を考慮すると決して“コンパクト”とは言いがたいボディサイズに日本のユーザーを舐めた装備の設定は、ターゲットユーザー像以外に挙げている、マーケティング本部の目的もかすんでしまいそうですね。。(アレより価格設定を重視してしまったのですね)

このクルマが確実に当方の世代にアピールしている分かる表現は“戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー(ファミコンのゲームソフトもあったよね)”を連想させるCMでしょうか?
でも個人的にはこの手の(広義的に)大型ロボットが街を走ることのデメリットも採りあげた、“機動警察パトレイバー”のほうが受けた影響が大きいので。

クルマ自体の設定に話を戻しますと、個人的なデュアリスの位置付けは2代目エクストレイルという、核となる軸があって成り立つ存在だと考えております。
変な例え方をしますと、マークⅡ3兄弟におけるチェイサーのような存在ではないでしょうか?

好みの話をしますと自動変速機車も嫌いではありませんが、自分のクルマとして乗るのはイヤです。
そして、当方は未だに排ガス規制明けからバブル頃までのクルマに後ろ髪を惹かれてしまいます。
基本的に全高が1600mmを超えると、日常の行動範囲のなかに入れない場所や停められない場所が出てくるしね。

様々な選択肢の中から自分にあった物を選ぶ目を養った結果が、「なんでもやってのける存在」なのではないでしょうか?
批判に批判するのではなく、力(商品としての魅力です)に変えていただきたいものです。

補足
メーカーが自らコンセプトとして「スマート&コンパクトクルーザー」って言っているのね。
はぁ・・・

言われて見れば当然のこと

2007年05月29日 | クルマ
暑さも本格的になってきたので、これからの必需品をカー用品店に買い求めに行った際に気付いたのですが・・・

車検対応のヘッドレスト・モニターなるものが売られているではありませんか。。

それを見たときにやっぱりグレーゾーン品だった事が分かると同時に、こういったまじめな努力をしているメーカーさんもあるんですね。(感心しました)

実際その商品を選んでもさほど割高ではないということも個人的には魅力です。(まぁつけるようなクルマには乗っておりませんしつける予定もありませんが・・・)

車検対応と謳われ手いた商品はドリームメーカー(結構有名だよね)の7インチ液晶ヘッドレストモニターです。

まぁ言われて見れば当然の対応ですよね。

他のメーカーのものは“競技用部品”として販売されておりました。

ちなみにバックミラーモニターも同様に“競技用部品”と書かれておりました。
「取り付けは出来ません。お持ち帰りのみの商品となります。」と念を押してあったし・・・

競技とはきっと“音圧競技”なんでしょうね。。

でも、こういった商品を提供するアフターパーツメーカーさんは好きです。

補足
ちなみに必需品とはピッチ・クリーナーです。
農道を中心に走るので、ボンネットやグリル、ナンバー周りは凄い事になります。

遥かなる影

2007年05月27日 | クルマ
ちょっと気になる車がありまして、探してもらおうかと思い、相場を教えてもらうために中古屋さんへ足を運びました。

まぁ20世紀末の4ドアセダンです。(2,3車種あります)

もうそろそろ10年落ちになってしまうので、部品がなくなる前に買えるものなら買っておきたいという意欲が湧きまして・・・
別にコロナを出す事はないのですが、予算内であれば手元に置いておくのも悪くはないし。
乗らなければ、そんなにお金の掛かるものでもないし。。

走行距離数は1年1.2万キロ程度までであればさほどこだわりませんが・・・(記録簿なり確証があればですよ)

提示した譲らない条件は、“純正MT”と“リヤワイパー付き”であることです。

あとの装備は別に壊れていなければどうでもいいです。
オーディオは外れていたら手持ちの適当なデッキをつければいいだけの事だしね。
出来るだけオリジナルに近いほうがいいけどね。

セダンであれば、別にそんなに使うものではありませんが、リヤワイパーは欠かせません。
個人的にはリヤスポレスにした場合はトランクフードとガラスの間の程よいアクセントになるアイテムだと思っているので。。

セダンにリヤワイパーに拘るのはきっとスカイラインセダン(C211型以降)の影響だと思います。
黒のボディにゴールドのストライプが入った、ジャパンのターボESが原体験だと思います。
昔からスカイラインは2ドアより4ドアのほうが好きでしたし、当時の国産車には珍しかった(ような気がする)リヤワイパーが装着されておりました。
これが、子ども心にとても格好良く思ったんですよね。
それ以降のスカイラインも直列6気等を積んでいる時期は必ず装備されていましたしね。

補足
残念ながら280psを誇る1JZ-GTE+5MTのモデルではありません。
これもいいのかもしれませんが、10年落ち10万キロ超えでも無事故・純正5MT・記録簿付きだと新車の半額ぐらいの値段をださなくてはならないので・・・