斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

まだまだ、一線級の実用車。

2011年01月31日 | コロナ1.8GXの話題
コロナの燃費に関する話題を少々。

先日はお台場までの移動に活躍しました。久々にコロナで都内入りしました。

週末の使い方の概要は以下の通りになります。

1/29に洗車&給油のために稼働
1/30は栃木県内の自宅から舟の科学館周辺駐車場までの往復(少し寄り道あり)
1/31は通勤に利用し、帰宅途中に給油

この3日間の述べ走行距離数は、普段の1ヶ月分に迫る276.8kmになりました。

昨日と今日は霜取りのためにある程度の時間の暖気運転はしました。
移動中のほとんどは車内が曇らないように、エアコンを入れっぱなしにしていました。
快適な移動のお供として、ライブDVDやコント集DVD等をレンタルしたり、4×4の地デジチューナーの受信機能を試していました。(ナビは駐車場探しぐらいにしか使用していませんし、)
全体の7割が高速移動で、巡航速度は“キンコン”が鳴らない程度の速度です。

会場周辺から湾岸線に乗るまでは結構混みましたが、後は交通量は多めでも流れる状況が続いたので、酷い渋滞に嵌まった時間は無しです。

本日の給油量が18.20Lだったので、今回の燃費は満タン法で15.2km/Lになります。
高速走行が中心だったお陰で、真冬としては驚異的な燃費をマークしました。

スタッドレスタイヤが減り気味になって、積算計が多めの距離を出している可能性を考慮しても充分に実用的な車だと思っています。
まぁ、ニューイヤーミーティングおよびその周辺になってしまいますと、コロナはまだまだひよっこなほうですが、稀少車の中には、実用性で特に不満が無いから長く乗り続けられている個体も多そうですし。。
坦々と距離を走るのであれば、コロナの実用性は捨てがたいものがあります。

補足
東京のひとでの多さとして、あれだけ旧車や稀少車が走っていても、ほんの一角の出来事なんですよね。
じつは、VenusFortをはじめとしたお台場に買い物に行きたい女性2名と合わせて4名で出掛けたのですが、パレットタウンあたりでコロナは目茶苦茶浮いたのに、船の科学館周辺では目立たなくなりました。
女性陣はリヤシートからテレビを眺めていたら、不安になることなく着いた事に妙な関心をしていました。(100km超えの移動に耐え、100km/h巡航でもそこそこ静かな車であることの暗喩。)
冬物セールで購入した、大きめな荷物も飲み込むトランクの広さにも好感触を得ました。

一年の始まりはこちらに

2011年01月30日 | イベント訪問記
いつの頃からか、オートサロンよりはニューイヤーになっていったような。

当方としてはとても珍しい、入場料を払って会場入りする旧車イベントです。

年度末進行が始まって行けないとか、朝一に入って買うもんだけ買ったらMEGAWEBで暖を取っているとか、会場に入らずに駐車場でだらだら話していたら16時を軽く回っているなど、まともに会場内を見ていない事が多いので、話題にはしていませんでした。

今日だけですよね。
お台場周辺を24年目のコロナ5ドアリフトバックが走っていても紛れるのは。。

今年は、ニューイヤーデビューの高校3年生(推薦で大学合格済み)もいたので、ちゃんと会場に入りました。
ただ、前日のサッカーの絡みもあったし、買い物メインではないので、朝が早い旧車イベントの醍醐味は回避して、午前9時頃に着くように行きました。


会場横の砂利駐車場で気になった車を1台だけ紹介します。



稀少なS12型シルビアRXの後期型です。
S12も結構珍しい車になっていますが、FJ20ETやCA18DETを搭載したモデルはお目にかかる機会がありますが、廉価グレードのCA18S(OHC&シングルキャブ)、5MT、鉄チンホイール、純正ハーフカバーと何処に残っていたのか不思議なだけでなく、新車時に購入された方の意図が気になって仕方のない仕様です。

今日では、試作車が販売されたという噂のある、インタークーラーターボで205ps仕様のFJ20ETを載せたRS-Xと同じ位稀少な存在かもしれません。

補足
ちゃんと会場にはいったので、それなりに写真も撮ってきました。
会場内や駐車場で気になった車は、もう少し後のエントリーで。。

台数も凄いけど

2011年01月29日 | クルマ
エントリータイトルに続きまして…

届出の理由(リコール概要)がもっと凄いな。

トヨタのリコールの話題です。

リコールの概要を引用してみますと。。

(1) エンジンの燃料パイプにおいて、加工ばらつきによる強度評価が不足していたため、加工時の肉厚減少が大きいとその部位の応力が高くなり、燃料中の腐食成分が作用してパイプに微小な亀裂が発生することがあります。そのため、そのまま使用を続けると、燃料の圧力変動により亀裂が進行し、燃料が漏れるおそれがあります。
(2) エンジンの高圧燃料ポンプにおいて、チェックバルブ(逆止弁)締結部ガスケットのばらつきによるシール性評価が不足していたため、長期間使用するとガスケットの応力緩和によりチェックバルブ締結力が低下するものがあります。そのため、そのまま使用を続けると、締結ねじ部を伝って燃料が漏れるおそれがあります。

しかし、「ばらつき」って何よ。
品質管理はどうした。ひょっとしてそこまで、コストダウンに魂を売ってしてしまったのか。
素人考えでは、歩留まり確保を最優先してしまったから起きたようにしか見えません。

国内のみの1月26日分、ひとつの届け出、世界全体の対象車種、色々カウント方法があるみたいですが、その台数は120万台から150万台になります。

主力エンジンがリコールになると対象車種と台数は凄い事になります。

どうやらAZ系の直噴エンジン搭載車は全滅の様です。

60系ノア/ヴォクシーは当方の世代的なものもあり、周りに乗っている方が結構います。
中に、新車から60ヴォクシーに乗っている方がいて、その人が言う「毎年のようにリコールでディーラーに里帰りしてる。しかし、リコール改修のお陰か、7年10万km不調知らずw。」は重い言葉です。

16車種、100万台超の内容は
http://toyota.jp/recall/2011/0126_1.html

同日、トヨタからもう1件のリコール届出がありまして、対象車種はクラウンとマークXなんですが。。
こちらも燃料系ですね。
型式からすると、4GR-FSEエンジン搭載車だから、これもD-4(直噴)エンジン搭載車ですね。

詳しくは
http://toyota.jp/recall/2011/0126_2.html

1JZ-FSE、2JZ-FSE、3S-FSEと歴代の直噴エンジンもリコールやサービスキャンペーンがありました。
燃料系、カーボンの詰まり易さ、何かとトラブルを聞く事や当たりはずれの多いエンジンです。
これらの経験を上手く踏まえる事は出来なかったのでしょうか。


補足
状況証拠的にアノ奥田発言が真実味を研ぎ澄ませているような。。
コストダウンで、信頼や評価まで下げてしまったら何の意味もないとしか思えないのですがね。

根強い人気車種みたい

2011年01月26日 | クルマ
勤め先に万が一用にあるランドクルーザーの話題を少々。

栃木ナンバー故に生き長らえている、平成5年式のランドクルーザー3.5D-LXです。

新車時から会社にあるので、もうすぐ18年で25万kmを迎えます。
整備は新車時からディーラー実施ですが、現場車なので綺麗ではなく、ヘコミ・キズだけでなく、サイドシル、ウインドウ下には浮き錆びが結構出ています。最近気が付いたのですが、フロントバンパーは、フォグランプステーが悪さして凄い事になっているのです。

一般的なあつかいやすさがあるかどうか分かりませんが、5気筒ディーゼル、マニュアルハブ、PTOウインチ、前後ともリーフリジット、デフロック付き、5MT、寒冷地仕様、小型貨物、600kg積み、純正オプションルーフキャリアベース付きです。
エアコン、パワステ、リヤワイパー、AM/FM電子チューナーラジオ、2スピーカーと快適装備も充実しています。
古典的なマニュアルハブのパートタイム4WD車なので、四輪駆動に切り替えるには車外に出る必要があります。

運転席のドアトリムには、四輪駆動への切り替え方と四輪駆動のまま高速運転を禁止する注意書きが20mmのテプラで貼られています。

さらに、この車はNox・PM法に適合していないディーゼル貨物車なので、乗り入れ規制に引っ掛っているので、利根川を超えて埼玉県から先に入る事は出来ません。
そんな理由で、グローブボックスの蓋には、それらの注意を示すテプラが貼られております。

極め付けに…
シフト廻りのフロアカーペットには、PTOウインチとデフロックの使い方が書かれたメモをラミネートパウチしたものが、ベルクロスで貼ってあります。(フロアからレバーは3本生えています。)

某ダム事務所から山越えをしている途中の休憩所で、クロスカントリー車が好きそうな方に声をかけられまして、この車の良さを熱く語って頂きました。

先客だった、当方達が乗ってきたランクルのテプラを見て、「通過規制でいいのであれば、Nox・PM規制の解除は買い替えるより安く、簡単に出来ますよ。」と話しかけてきたのが始まりでした。

この車の現状での買取価格の目安や中古車として店頭に並ぶ際の予想価格なども聴きました。
商用車らしく、買取は安く販売価格は高くでしたね。(外装仕上げが必要な車ですけど。。)

その方は、Nox解除し、乗り入れ規制に適合させた80の観音ナローGXに乗っていました。
そういった車を扱うショップに勤めている方なのでしょうか。。

個人的な偏見ですが、5気筒ロングって不人気だったような。。
1HZ型6気筒4.2Lディーゼルじゃないと、値段が付かないと聞いた事があったので。。
PZエンジンマニアという方がいるのでしょうね。きっと。。

この頃のランクルは、市街地を軽快かつ快適に走る事をあんまり重視していないので、乗り心地はキャブサスのあるトラックより遥かに悪く、轍にはハンドルが1回転ぐらい取られる事があるので、パワステが付いていても軽いとは言えない常に力を入れて握りしめる必要があります。
シフトフィーリングは、ストロークが長くはっきりしません。
四輪駆動にすると恐ろしいほど小回りが利かなくなるだけでなく、タイトコーナーブレーキング現象もバッチリ味わう事が出来ます。
薄っぺらいカーペットが敷かれただけの車内は、ロードノイズや風切り音は豪快に車内に入ってきます。

FRPトップや幌屋根のショートホイールベース車と較べると、かなり乗用車的だそうですが。。

でも、不整路や悪路に持っていくとこれらの条件が、プラス方向に作用し、感心する走破性能を発揮します。

県内や近隣県には、@@ダム工事事務所なんていう客先があるので、この性能が役に立つ事もあります。
災害復旧の仕事を受けた時には、最前線に迎える唯一の車になる事もあります。

特にこの時期は、安心感が違います。
RAV4やエクストレイルでは行けない所に行く仕事があるのです。正確には行けるけど帰れなくなるかも。。

補足
まぁテプラを貼ったりラミネートパウチした紙を置いたりしたのは、当方だったりする訳ですが。。

意外な切り口の特集に感心

2011年01月25日 | クルマ
Gワークス(旧オートワークス誌)の増刊号である、「旧車のすべて 日産編(1)」を某書店で見かけたので、斜め読みしてみました。

実は11月10日に発売されているので、あまり新しい雑誌ではありません。
店頭在庫はない書店が多いかもしれませんが、気になる方は発行元の三栄書房や密林あたりで、購入をお勧めします。

タイトルにもあるように、とても興味深いといった内容とは…

オリジナルのモデルを中心に扱っているのですが、“綺麗さ”や“オリジナル度”に拘った誌面づくりや“バイヤーズガイド”になっていない、その車の実用性にスポットを当てた内容になっています。

L型エンジンや足回りのいじり方、欠品パーツや流用パーツ情報もない、オートワークス時代からの流れを考えると、意外性を感じる記事作りです。

180cm前後の方が前席に座った位置でのリヤシートのレッグスペースの状況を取りあげていたり、実用燃費を取りあげていたります。
普通の旧車雑誌の誌面ではあまり見かけない、実用面に関して掘り下げています。
あのスタイリングやメカニズムを持てるのであればすべて目をつぶる事が出来るとか・・・
普段使いには、別の現行車を用意出来るとか・・・
このような方にとっては夢を壊す無いようなのかもしれませんが、1台で全部まかなう方にとっては、大変参考になると思います。

斜め読みでも、ハコスカや510ブルーバード、110/310サニーが現役時代に販売成績が好調で、今日に至るまで残り人気のある理由が垣間見えると思います。

この誌面を見ますと、ハコスカセダンGT(前期、L20+シングルキャブ、MT、吊下げクーラー、リヤヘッドレスト付き)が、今日の目で見ても実用的で、欲しくなってしまいます。
実用面で見ても不満が少なそうな造りは、さすが、使い勝手をその車を使う人の生活をイメージしたといわれている、櫻井眞一郎氏が携わった車と感心させられます。

補足
当方の通っていた、共学の普通科高校の教室では・・・
CARBOY、オートワークス、ヤングオートが、マンガ誌と一緒に回っていました。
ヤングオートは同じクラスの女性が買っていまして、最近では3代目のオデッセイを自分の手でいじっているようです。