斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

2011年を振り返って

2011年12月31日 | クルマ
ここで、車の話題を振り返る事が出来るのは、とても幸せな事と実感しました。

自動車関連に限った事ではありませんが、今年は東日本大震災以降で大きく変わってしまいました。

輪番休業や計画停電など、歴史上忘れてはいけない対応もありました。

自動車は工場の再開やサプライヤーの被災によって、生産の目途が立たずに納期が読めない、新型車の発表が延期されれました。
被災により消失した自動車の代替需要で、中古車市場もとんでもないタマ不足と価格上昇がありました。

被災(主に水没)車両や被ばく車両の流通の方が何故か話題になりましたが、本当に深刻だった被災地の自動車不足よりも話題になっていた印象があります。

公共交通も被災により壊滅状態になったため、より自動車を必要としているところに届かなかったり、ガソリンの供給がなくて、宝の持ち腐れになってしまったりしました。

電気自動車やハイブリッドカーは電力の供給源として意外な活躍をしました。

望んだ姿かどうかは分かりませんが、マイカーの活躍が目立ちました。

軽トラや軽1BOXの実力の凄さを改めて痛感させられました。

電気自動車は、補助金があっての価格が気になるし、充電施設の問題もまだあるので、普及にはもう少しの時間がかかるとは思いますが、市販しても困らない状態になってきたので、このようにショーを総ナメしたのでしょうね。

以前エコカーの中心はハイブリッドカーという事で、あんなに年の瀬の差し迫った時期に新型車が発表されるとは思いませんでした。

第何のエコカーというふうには言いたくありませんが、エネルギーは拡散した方がいいような気がします。
ガソリンを給油するために2時間も並んだ日も、軽油は数十分、LPGは前の車の給油待ちぐらいだったしなぁ。

なんだか、取り留めもなくなりましたがこの辺でしめたいと思います。


今年一年、駄文に御付合い有難うございました。
来年も本年と変わらぬご愛顧をよろしくお願いします。
皆様にとって来年が素晴らしい年でありますように。
それでは失礼いたします。

変な地図更新方法

2011年12月30日 | コロナ1.8GXの話題
コロナのカーナビ(サイバーナビ AVIC-H9+AVIC-V7MD)の地図を久々に更新しました。

今まで使用していたのは、2006年版(2005年10月現在)ですが、2010年版(2009年10月現在)になりました。
余談ですが、購入時は2004年版(2003年10月現在)

本当は、現在発売されている2011年版が最新かつ最終版なのですが、本体の中古品を格安で買い取って、本体ごと差替えるという荒業で更新したため、とても変な事になっております。

地図データ以外は初期化されてしまったので、自宅登録から始まり、お気に入りの曲を読み込ませ直しております。

本体の中古品を一式で買い取ったというか、「取り外してくれるなら、買取屋の脱着サービス時の買取価格に千円イロを付けてくれればいい。」という条件を提示されたので、それに乗ったのです。

ナビ自体は同じ機種なのですが、モニタというかAVユニットが違い、MDデッキの付いていないモデルでした。
使用するには問題がないのですが、このカーナビにはジャンクな点がありまして。。
モニタが格納しなくなっているのです。だから、買取価格が酷いものになっていたのです。

取り付けられていた車はC24型セレナで、この度C25型セレナ(平成22年9月登録の最終型で実走2,400km!)に買い替えに伴い、ビーコン、頂きました。

この度購入したC25には販売店装着のワンセグ対応のHDDナビとバックカメラ&ETCが装着されているだけでなく、オーディオ類は付いて無くても査定が変わらない為、こういった提案を頂きました。

C24型セレナは初めてばらした車ですが、近年の車なので、アルパインのサイトで情報を調べておけばそんなに作業の難しい車種ではありませんでした。

セレナから取り外し、コロナへの差し替えまで入れて、1時間半程度で終わりました。

セレナにはフルノの分離式ETC、パイオニアの純正システムアップ品のビーコンユニット(ND-B5)とバックカメラ(ND-BC1)が付いており、軽トラに再利用するETC以外は全部頂きました。

現状のコロナの装備は以下のようになっております。
5速FMT、PS、RM、AC、社外AW、社外HDDナビ、FM-VICS、カーTV(フルセグ対応)、CD/MD/DVDビデオ再生、ナビ連動ETC、社外キーレス、社外セキュリティ、社外HID(6000K、ディーラー車検OK)

現状では、パワーウインドウとタコメーターの無い車といったところでしょうか。

コロナにはコムテックの4ch×4チューナーのアドオン地デジチューナーも付けてあるので、リモコン二刀流になってしまいますが、オーディオ機能および性能、地図の検索精度を含めて不満はないですから、カーナビはもちろん車の買い替えなんてまだまだ先の事ですね。

あとは、オーダー中のレース地ハーフカバー(純正形状の改良品)が完成すれば完璧です。

旧車のアップデートは賛否両論になってしまいますが…
自己弁護も含めて、普段乗りにも使う車として極端なものでなければ、ありだと思っております。

補足
地デジ化対応はナビ本体ではしなかったので、後席用のテレビとして購入したポータブルワンセグTVの「BLUEDOT BTV-400」も合わせて貰ったのですが、携帯電話(P-01B)やPND(nuvi900)より受信感度が高く、新たなおもちゃとして活躍するかもしれません。

御用納めの日に

2011年12月28日 | weblog
御用になっている残念な方を見かける事に。

午前中が挨拶回り、午後は大掃除という例年通りのスケジュールで、普段よりは早めの帰宅をしました。

着替えたのちにコロナに乗り換えて、洗車場に持ち込み、今年の汚れを落としまして、その後のボーリング&カラオケ大会に参加してまいりました。

24年前の国産大衆車は、多くの代行業者に回送を断られるので、今日は“ハンドルキーパー”を宣言しまして、アルコールの入っていないカクテルを模倣した飲み物と烏龍茶を組み合わせながら飲んでおりました。
お酒を飲まない事を責める方がいたり、お酒を飲まないと卑屈になったりする様な飲み会は、「駄目な会」と評する方々の集まりなので、まったく気になりません。
というより、この会で一番はしゃぐ方は、マイカーで宇都宮市内から40km以上帰宅するので、烏龍茶とグレープフルーツジュースしか飲んでいるのを見た事がないくらいです。
初見の方なら、誰が見ても彼が一番飲んでいるように見えるんですが、まったく飲みません。(はしゃいでいる自分に酔える素敵なタイプを自称)
まぁ泊まりの時は、何杯飲んでも顔色ひとつ変わらないぐらいお酒の強い方なんですが、意志も強いです。。

22時少し過ぎに、当方の参加したグループの貸し切り時間が終了に合わせてお開きとなりました。

そこからは、帰宅する方、自腹でその店で飲み続ける方、新天地に繰る出す方の3つに別れまして。。
当方は、第一パターンを選択しました。

ハンドルキーパーなので、帰り道沿いに住んでいる方を乗せて、コロナを運転して帰りました。

これで、各人を自宅近くで降ろし、無事に家に着けば、楽しいイベントでした。。

同乗した方の家の近くを通るために夜はあまり通らないようにしているところを走っていましたら、、信号無視で交差点に進入してきた車に割り込まれるアクシデントがありました。

車内にいた全員が気が付いたので、事なきを得ましたが、偶然帰る方向が一緒だったので、嫌な事に尾行状態になりました。

そんな事をしていたら、国道の抜け道になる通りで、赤い棒を振りながら誘導する方々の手で飲酒検問が行なわれていました。

そうしたら、信号無視していた前走車は、検問を通過出来なかったようです。

助手席の方も降ろされ、別々のパトカーに乗って行きました。さらに後部座席からは子供も降りていました。
何を考えているんだ、こいつらは!

補足
信号無視のあとは、速度超過や一時停止不履行(赤点滅信号をほとんど減速なしで突っ込んで行った!)を散々やっていたのに、事故もなく検問会場に辿り着き、無事に飲酒運転で検挙されたのはラッキーぐらいに思わないとね。

師ではありませんが、走り回った。

2011年12月27日 | クルマ
「車のヘッドライトバルブが切れました。」というメールがありました。

とりあえず、「(時間的に)ディーラーが閉まっていたら、ガソリンスタンドにでも行って、基本は金で解決しなさい。」と返信してみましたら。。

カー用品屋さんとスタンドには在庫なしだった。

とのさらなる返信が…

そこで、この人の乗っている車は・・・
かつてこのブログでカーナビの取付けを紹介した、G10型ブルーバードシルフィの前期型1.5Lモデルです。
廉価グレードなので、2灯式ヘッドライトを採用したモデルです。

まぁ2灯式(Hi/Lo切り替え式)ヘッドライト車なので、H4系のバルブが一般的ですが、この車は違います。

この時期のニッサンとスバルの車の極一部にしか採用されていない、「IH01」という、H4に似た形状のバルブが採用されているはずです。

時間的に閉まっているので難しいとは思いましたが、某日産ディーラーに勤めている方に直電で聞いてみましたが…

すでに帰宅後でした。

が、本日勤務先で下取りのB15型サニー(平成10年式のミッション不調車)を解体に出したという情報を教えて頂きまして。。
さらにその解体屋さんは、22時ぐらいまではネットオークション品の梱包で誰かはいるはずだからと、取り次いでもらえる事になりました。

数分後、必要な部品を外して待っていてくれるので、連絡先と解体屋さんの場所を教えて頂き、取りに行きました。

交換作業自体は5分で終わりましたが、入手するのにこんなに時間がかかるとは…
H4なら、結構な深い時間でもドンキホーテで1,000円も出せば、即入手できたのに。。

結果として、暫定用として解体屋さんに入っていたB15型サニーから外したモノを使用しています。
背に腹は変えられないとはいえ、中古のヘッドライトバルブに500円も払いました。

この手の車は、常にスペアを持っていた方がいいのかもしれません。
ただ、量販店に廉価で販売されているものは存在しないので、PITWORKの箱に入ったモノ(1本/定価1,800円税別)が、一番安価に入手できる交換品だと思います。

取り敢えず新品のバルブは、直電した某日産ディーラーには在庫があるので、消費税相当分サービスで売ってもらえる事になりました。。(営業時間外に個人の携帯電話にかけるなど、大変ご迷惑をかけました。)
納品は、年内最終営業日の明日です。
それにしても、1台分で3,600円は結構いい値段だよな。
これ買ったから、差し入れはしなくてもいいかな?

解体屋さんには、ホット缶コーヒー人数分持って行ったので、あと360円余計にかかっています。

まだ、ディーラーでは常時在庫しているだろうけど、2,3年後は不安になると思います。

補足
個人的な記憶でいちばん入手に難儀したのは、「H4H」という規格のヘッドライトバルブですかね。
ひと頃のホンダ車に採用していたものです。

見覚えのある重さ

2011年12月26日 | 私乗記
師走の忙しい時期に、スタッドレスタイヤに挟まった小石の餌食になり、フロントガラスがクモの巣状になってしまった社有車カローラフィールダーの代車がちょっと素敵な車でした。

素敵すぎたせいか、二日間とも当方が使用しまして、合計130kmぐらい乗りまして、二日目の出張先から戻る途中に修理の終わった社用車の引き取りまでしてきました。

素敵な代車は、この時期に1台でも社有車が減るのは厳しいので、自動車ガラス屋さんに無理を言って手配して頂いた車です。
自動車ガラス屋さんの元営業車だったようで、リヤウインドウには金文字で屋号と住所&電話番号が入っていました。

その車は平成2年11月に登録され、この11月にも継続検査を受けている、ET170V型コロナバン1.5スタンダード
21年間で16万km台だから、距離は浅いと思いますし、予備車扱いなんでしょう、継続検査時の走行距離から500kmぐらいしか乗っていませんでした。

見た瞬間に、「なんでレンタカーにしなかったの?」というのは失礼ですよ。

ライトバンの中でも最廉価グレードなので当然、オモステ、4速MT、3E型SOHC12バルブにキャブレターを組み合わせたエンジンで
す。
あえて書いているような印象ですが、当然パワーウインドウや集中ドアロック、リモコンミラー、タコメーターといった気の利いたものは付いていません。エアコンとラジオは付いている程度の車です。
でも、ETCは付いていましたし、オーディオは適当なCDコンポ(スズキのロゴが入ったクラリオンのモノだった!)に変わっていたからFMを聞くことも出来ました。
まぁワイパーに間欠がなかった事にちょっと驚いたぐらいですか。

ちょっと前なら、誰もが運転することの出来た普通の車だったはずですが。。

回送してきた後輩は自動車ガラス屋さんから、社用車の駐車場に戻ってくる5km足らずの移動で音を挙げただけでなく、駐車枠の中に収める事が出来ていませんでした。

多分当方は、社有車プレミオの車検代車で来たSAIには戸惑いましたが、コロナバンは周りがドン引きするぐらいにスムーズに運転出来ました。

このようにハイテク満載の車は上手く運転できなかったり、使いこなせていなかったりするので、そこでうまく釣り合いが取れているのですよ。

引き取りの際に自動車ガラス屋さんの受付のお姉様にも、「珍しくずいぶんと滑らかに入ってきたねぇ。」とネタにされましたが。。
お姉様にハンドルを返すとコロナバンを軽々と滑らかに動かし、会社のフィールダーを事務所前の客用駐車場まで持って来て頂きました。

補足
コロナバン1.5スタンダードを運転することになったのは、窓ガラスに霜が降りた朝一に数人が 始動することすらできなかった後に軽々と始動させてしまったんですよ。変な事なのか、誇るべき事なの悩むべきところですが、車に選ばれてしまったのです。
基本はトヨタのFFオモステ車と10万km近く乗った事のある組み合わせなので、懐かしい楽しさでした。