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生涯学習の部屋

資格取得数243。6つの修士と19の学士と2つの短期大学士。MBAサラリーマンの生きがい発見生涯学習奮闘記。

あまり表現は好きではないが・・・

2009年04月18日 11時13分01秒 | 読書
「あなたもできる大学院で学歴リセット」という本を読んだ。

「学歴リセット」という表現が気に食わないが、本のタイトルは、売れるように出版社の方が変えてしまうので、本人がこのような表現を選んだかは定かでないため、非難はしない。

ただ、学歴というものは、自分の進んできた学校や学部であるため、リセットはできないと思うのだが・・・。やっぱ、最終学歴は、無論、変更されるのだが、リセットではないような~。

それに、著者は短大卒の位置から、いきなり大学院に入られたのだが、短大で学んだと言う学歴はリセットできないし、リセットする必要もなかろう。著者自身、母校の短大でレポートが多かったことで「書く力」学んだと記述している(P.57)。

私自身、卒業した大学は「志望外」の学校であり、共通一次試験に失敗した直後に、「そんな大学があるの?」と初めて名前を知ったような学校だった。

しかも、「法学部」に行きたかったのに「経済学部」に・・・今となっては、触りたくないような過去である。

しかし、意外にも、その大学には「すばらしい先生方」がいらっしゃった。その結果、今の私が構築されたと言っても過言ではない。

その後、入りなおした産能大学で、多くのことを学び、多くの友を得ることができた。そして、そのまま、同大学院で学ぶことなり、今は明星大学大学院に籍を置いている。

その間、科目履修生だった「自由が丘産能短大」「放送大学」「日本福祉大学」も私の母校であり、人生の履歴から削除できないものである。

「キャリア(=経歴)」にアップダウンがないのと同じく、「学歴」のも上下は無い。社会的認知における格差はあったとしても、自分が学修してきたものを「誇示」することも「卑下」することも無意味である。

で、ここまで(775文字まで)が前フリで、さて、この本、タイトルの割りにしっかりした本であることは確かである。私が、大学院に行きたがっている後輩に語りかける内容をほぼ網羅しているといっても過言ではない。

無論、ところどころに「おかしな点」も見て取れるが、その点を除けば概ね正論である。

何はともあれ、短大卒業から大学院修了を目指すというモチベーションの高さがすばらしい!私も現状の自分に満足せず、全てにおいて、ワンランクアップをめざしていきたいと思っている。(1000字)

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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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この本読みました (アトラン)
2009-04-18 20:44:50
僕もこの本を、放送大学大学院に入る前に買って読みました。フラ夫さんの言われるように面白かったですが、すっかり内容を忘れておりました。
改めて読むと、へぇ−と思うことに付箋が付いていたりします。
読むと、別の院へ行こうかなどとよからぬ考えを抱きそうになります。
(学部に戻って、しばらく創作活動したいのを忘れそうになってます。こらこら)
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実は… (ちょう)
2009-04-18 22:44:17
私も大学院に入る前にこれ買ったです。
読んだけど、既知の部分が多かったですね。

「学歴リセット」ですか…
「学歴ロンダリング」のほうが適切でないか?
というか、リセットよりこっちのほうが私的には好きな表現だったりしますw
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アトランさん (フラ夫)
2009-04-19 18:02:15
そうですね。また、違う大学院に行きたくなるお気持ち、よくわかります。
返信する
ちょうさん (フラ夫)
2009-04-19 18:03:50
学歴ローンダリングって表現もね・・・

無論、リセットよりかはましかもしれませんが。
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