私の放送大学大学院社会経営科学プログラムの二次選考は2020年11月15日でした。
今年の放送大学大学院の二次選考はすでに終わったのか、それとも来週なのか・・・もし来週なら、やはり受験生に伝えておきたいことが。
2023年度の大学院(修士課程)の選考結果は以下の通りです。

競争率は全プログラム、それなりの最終合格倍率ですが、募集人員と出願者数を見ると、人間発達、臨床心理、人文学の3プログラム以外は全員合格もありえるような状況です。また、人文学も募集90名に対し、105名に過ぎず、全員合格させてもいいレベルです。
にもかかわらず、全プログラム募集に満たないレベルでの合格者数。これは、受験生のレベルが本学の求めるものに合致していないことを意味します。間違ってほしくないのは、求めるレベルより劣っているのではなく、レベルが高すぎて2年じゃ指導できないレベルということもありえます。だから、あえて合致しない(許容範囲に包含されない)と言葉を選んだつもりです。
ただ、研究計画書のレベルは一次選考でチェックが入っているので、二次選考に進めた方は、口頭試問に耐えれるか、あと、研究内容に齟齬がないかを面接で判断されることとなります。
他大学院では、二次までくればかなりの確率で問題なく合格になりそうなものなのに、本学は稀に不合格にしてしまいます。何が問題なのかはわかりません。面接官の1人は指導教官になるはずなので、相性なのか、はたまた、口頭試問での受け答えなのか?
私の場合、本学を2回受験していますが、人間発達は面接でケチョンケチョンに突っ込まれてしまい、不合格を覚悟しました。一方で、社会経営は一次選考で落とされて当然のレベルだったので、二次まで来れただけで儲けものみたいな気持ちで楽な気分で受験し、面接でも特段圧迫されることもなく平穏無事に終了。あまり参考にならない選考内容でした。
私のように大学院受験を6回も経験するのは異端中の異端。普通はそれなりに緊張し、それなりに失敗もするものです。といいつつも、せっかく二次選考までチャンスを頂いたのなら、自分の思っていることを聴いてもらえるし、自分の感じていることを述べることもできるのです。なんと恵まれていることか。
まだ師弟関係ではないのに、自分の考えに対し、コメントをいただけるチャンスで、恰好をつけていてもしかたないです。自分より強い相手が対峙しているなら、己の全力をぶつけて完全燃焼する。そうじゃなければ、不合格の時に悔いがのこります。とわいえ、完全燃焼のつもりで頑張っても、半分程度もできないものですが。
もう終わっていたなら仕方ないですが、二次選考がまだなら、残った時間で戦い方を整理しておいてください。悔いの残らないことをお祈りしております。