そういえば、ホンジャマカの恵俊彰氏が早稲田大学大学院を修了された。
恵氏の大学院修了は、社会人に対して、ほとんどすべての言い訳を許容しないインパクトを与えたと思っている。
TBS系情報番組「ひるおび」のMCなど芸能活動との二足のわらじを実践しており、大学院修了前までの学歴は高卒、入試を合格し、わずか1年で大学院を修了。書いた論文は4万7千字とされる。今の社会人の方で、「恵氏より忙しい売れっ子サラリーマンなので時間が捻出できません」「恵氏より学歴が恵まれていないので大学院はムリです」「何年も大学院を続けることができません」「論文が書けません」って言い訳ができる人は少なかろう。いや、全てを満たす人はほとんど皆無かもしれない。
私が自分の学習歴を恥も外聞もなく晒しているのは、生涯学習がムリだと思っている人に対して、「そんなに肩ひじ張らなくても、入学すれば大丈夫」っていうことを知ってもらい、一人でも多くの方々に生涯学習に挑戦して欲しいからである。残念ながら、今の社会人大学や大学院、資格取得等々、学びについての開示は不十分である。機構の学位も同様、情報が少ないから、不安が膨らみ、そんな大したことではないのに、必要以上に怯え、拒絶してしまっている。
恵氏の話でも、平日18時~21時半まで授業に参加していたそうだが、たった、それだけの授業で、わずか1年で修士。論文の文字数は4万7千文字って、概ね普通。多いところだと10万字とか言われるけど、私が産能で書いたのは10万字ぐらいだっけ?先般修了した放送では4万字ちょと。武蔵野では修士論文ではなく特定課題研究演習で2万字以上が要件。でも、大学院によっては、法科大学院とかで論文なしのところもあるから・・・それ以前に、論文の価値は文字数ではなく内容。
最近、多くの芸能人が箔をつけるために大学とか、大学院とかに入学したり、卒業したりしているが、それだけ、大学が入りやすく、出やすくなった証拠。それを羨望の眼差して指をくわえて見ているか、「いっちょ、自分もやってみるか!」と思うかの違い。
自分が言うのもおこがましいのだが、拙ブログの内容を見ての通り、ちょっとやる気を出せば、あとは勝手に学位も、資格も取れてしまう。要は、やるか、やらないかだけ。