家にある日めくりカレンダー。
4月1日の金言名句は「習うは一生」でした。ちなみに、日めくりカレンダーって、結構優れもので、「令和5年」の下に「平成35年」「昭和98年」の表示もされています。ゆえに、平成2年に入行した私は、4月1日で34年目になることがいとも簡単にわかってしまいます。更に、「新学年」「新財政年度」「岐阜まつり」「エイプリルフール」「省エネルギーの日」というのもわかるし、旧暦で2月11日ということさえも知ることができます。
で、「習うは一生」ですが、まさに、これは「生涯学習」を言い表す至言。人間として生まれた以上、そのDNAには「学び続ける」というプログラムがインプットされているのです。そこが、他の動物と人間との違いであり、「万物の霊長」としての地位を勝ち得た理由でもあります。
私のように55歳ともなれば、熟達した仕事の範囲内では「教える立場」となります。しかし、それ以外の分野では、考えようによっては「幼稚園児」「小学生」等と同じレベルでしかないものもあり、まさに「習う立場」と言えます。
人間なら、どのような年齢、どのような立ち位置の人であっても、なにかしら「習う」ことが要求されます。「既に習うことは一切ない」と言い切れる人がいたとしたら、何かがおかしいと言わざるを得ません。
「新学年」の4月1日にこそふさわしい金言。ムリのない範囲で習い続けていきたいと思っております。