雪の影響が大きかった今回のセンター試験。
5府県12の大学で、試験開始時間が1時間繰り下げとなったそうです。これが「凶」となった人もいれば、「吉」となった人もいることでしょう。しかし、センター試験はあくまでも入り口の試験。次の試験が待っています。そこでセンター試験のマイナスを逆転する人もいれば、逆に、センター試験のアドバンテージを失い敗北する人もいます。
入試とはそういうもの。上を目指せば目指すほど、確実に合格可能性は低下していきます。とはいえ、容易に合格できるレベルの大学では満足できないのが競争社会というもの。しかも、何故か「偏差値」という、訳の分からぬ物差しが大学の優劣の判断基準となり、「やりたいことのできる大学」より、「1ポイントでも偏差値の高い大学」が選好される傾向にあります。
そもそも、大学合格=人生の成功ではないのに、第一志望の大学に合格できなかっただけで、人生の失敗と落胆してしまう受験生もいます。せっかく合格したのに、第一志望じゃなかったというだけで、中退してしまう人もいます。
当事者としては大問題なのかもしれませんが、人生という長いタームで見た場合、大学なんて10%もないわけです。考えようによっては、小学校6年間の方が大学4年間より長いにもかかわらず、小学校入学に対して、大学入学と同じくらいエネルギーをかける人は些少です。何故なら、第一志望の小学校に入れなくても、残りの中学、高校、大学でリカバーできる可能性があるから。
大学も同様に、いくらでも社会人になる上でリカバーできる余地があるにもかかわらず、何故か、「偏差値信奉」の呪縛から逃れることができず、自分の可能性を偏差値で推し量ってしまう。自分の実力不在で、そんな架空の数値ともいえる偏差値で、人生が定まることがあるはずがないのに。偏差値で、自分の可能性に見えない天井を作ってしまう。
まあ、18歳ぐらいで、そのことがわかるのは困難なのかもしれません。大学合格に対して、一喜一憂してもよいのですが、出来る限り短い時間で切り替えて、早い段階で、4年間で仕上げるべきテーマを見極めることが肝要だと思っています。
5府県12の大学で、試験開始時間が1時間繰り下げとなったそうです。これが「凶」となった人もいれば、「吉」となった人もいることでしょう。しかし、センター試験はあくまでも入り口の試験。次の試験が待っています。そこでセンター試験のマイナスを逆転する人もいれば、逆に、センター試験のアドバンテージを失い敗北する人もいます。
入試とはそういうもの。上を目指せば目指すほど、確実に合格可能性は低下していきます。とはいえ、容易に合格できるレベルの大学では満足できないのが競争社会というもの。しかも、何故か「偏差値」という、訳の分からぬ物差しが大学の優劣の判断基準となり、「やりたいことのできる大学」より、「1ポイントでも偏差値の高い大学」が選好される傾向にあります。
そもそも、大学合格=人生の成功ではないのに、第一志望の大学に合格できなかっただけで、人生の失敗と落胆してしまう受験生もいます。せっかく合格したのに、第一志望じゃなかったというだけで、中退してしまう人もいます。
当事者としては大問題なのかもしれませんが、人生という長いタームで見た場合、大学なんて10%もないわけです。考えようによっては、小学校6年間の方が大学4年間より長いにもかかわらず、小学校入学に対して、大学入学と同じくらいエネルギーをかける人は些少です。何故なら、第一志望の小学校に入れなくても、残りの中学、高校、大学でリカバーできる可能性があるから。
大学も同様に、いくらでも社会人になる上でリカバーできる余地があるにもかかわらず、何故か、「偏差値信奉」の呪縛から逃れることができず、自分の可能性を偏差値で推し量ってしまう。自分の実力不在で、そんな架空の数値ともいえる偏差値で、人生が定まることがあるはずがないのに。偏差値で、自分の可能性に見えない天井を作ってしまう。
まあ、18歳ぐらいで、そのことがわかるのは困難なのかもしれません。大学合格に対して、一喜一憂してもよいのですが、出来る限り短い時間で切り替えて、早い段階で、4年間で仕上げるべきテーマを見極めることが肝要だと思っています。