カテゴリーを「機構」にするか「放送大学」にするか「放送大学大学院」にするか微妙なところだが、やはり「放送大学大学院」が最も近いだろう。
機構が行った放送大学の認証評価結果である。とある方から教えていただいたものである。
p.28~29に放送大学大学院の修了率について書かれている。「大学院の修士全科生の標準修業年限内修了率は・・・60~70%台を維持しているが、修了率は80%以上であり、通信制大学の特徴が現れている。平成21年度までの修了者数は2,808人である。」と記載されている。
加えて、単位修得試験については、「大学院は平均74.5点、合格率88.6%である。」とされる。つまり、大学院の単位修得試験では10人受験して1人程度しか不合格にならない、とてつもなく合格率の高い試験といえる。
さて・・・この大学評価・学位授与機構の認証評価結果を見て、放送大学大学院についてどのようなイメージを持たれるだろうか?合格者のレベルが高すぎて、修士論文も2年で6~7割程度合格するし、単位認定試験においては9割近く合格するのだ!と納得されるだろうか。本当にこれが大学院のあるべき姿と言い切れるのか?
これは「修士とは何か」という事実を追究すればするほど難しいテーマといえる。そもそも、大学院や修士というものに過度な期待を持たなければ、なんら問題ないのである。概ね2年~4年程度の習い事で免状がもらえるといった感じのものと考えればよい。華道とか茶道とか剣道とかと同様。時間をかければ必ず免状がもらえるといったもの。
免状はもらえるものの、その実力は雲泥の差がある。まさに、修士論文「S」の人と、「C」の人の差のようなものである。とはいえ、その評価は属人的名部分が大きく、必ずしも絶対的評価とは言いがたいものともいえる。されど、そのような誤審は多々あるわけではなく、やはり、それ相応の力量の評価に収束していく。
認証評価結果は手順どおりやっているかどうかの評価である。認証評価結果が合格だからといって、全ての本学修了生が「エクセレント!」と評価されたわけではない。だからこそ、「修士」というものを過信することなく、真摯に生涯学習を追い求めなければならないと思っている。
機構が行った放送大学の認証評価結果である。とある方から教えていただいたものである。
p.28~29に放送大学大学院の修了率について書かれている。「大学院の修士全科生の標準修業年限内修了率は・・・60~70%台を維持しているが、修了率は80%以上であり、通信制大学の特徴が現れている。平成21年度までの修了者数は2,808人である。」と記載されている。
加えて、単位修得試験については、「大学院は平均74.5点、合格率88.6%である。」とされる。つまり、大学院の単位修得試験では10人受験して1人程度しか不合格にならない、とてつもなく合格率の高い試験といえる。
さて・・・この大学評価・学位授与機構の認証評価結果を見て、放送大学大学院についてどのようなイメージを持たれるだろうか?合格者のレベルが高すぎて、修士論文も2年で6~7割程度合格するし、単位認定試験においては9割近く合格するのだ!と納得されるだろうか。本当にこれが大学院のあるべき姿と言い切れるのか?
これは「修士とは何か」という事実を追究すればするほど難しいテーマといえる。そもそも、大学院や修士というものに過度な期待を持たなければ、なんら問題ないのである。概ね2年~4年程度の習い事で免状がもらえるといった感じのものと考えればよい。華道とか茶道とか剣道とかと同様。時間をかければ必ず免状がもらえるといったもの。
免状はもらえるものの、その実力は雲泥の差がある。まさに、修士論文「S」の人と、「C」の人の差のようなものである。とはいえ、その評価は属人的名部分が大きく、必ずしも絶対的評価とは言いがたいものともいえる。されど、そのような誤審は多々あるわけではなく、やはり、それ相応の力量の評価に収束していく。
認証評価結果は手順どおりやっているかどうかの評価である。認証評価結果が合格だからといって、全ての本学修了生が「エクセレント!」と評価されたわけではない。だからこそ、「修士」というものを過信することなく、真摯に生涯学習を追い求めなければならないと思っている。