生涯学習の部屋

資格取得数238。6つの修士と18の学士と2つの短期大学士。MBAサラリーマンの生きがい発見生涯学習奮闘記。

「100円朝食」大学に広がる

2015年05月16日 04時46分33秒 | その他
最近、なんとなくモチベーションが低くて・・・

今週、平日に更新した記事は「富士山の現況報告」と「新聞記事」の抜粋のみ。生きているだけで精一杯って感じだろうか?なんとなく、疲れていて、帰宅後は「メシ」「フロ」「ネル」で完結してしまう。ゆえに、13日(水)の日経新聞朝刊35面に掲載されていた記事も、今、アップすることとなる・・・

東京経済大学は2015年度から学食の「100円朝食」を通年で提供するそうだ。1日100食が売り切れるほど、学生に好評とのこと。まあ、学部+大学院で6,600名以上の学生を抱える東京経済大学で100食しか提供しないのだから、完売するのも至極当然のことかもしれない。

この「100円朝食」を導入する大学が広がっているそうだが、どこの大学でも可能というわけではなさそうだ。というのも、現在の物価水準からすれば、100円で提供することは不可能だから。東京経済大学は学生の保護者らが組織する「父母の会」が1食通常300円の価格に対し200円補助することで実現した。法政大学も、5月14日から「100円朝食」を期間限定で導入するのだが、本来1食500円で提供する内容のため、大学側が400円を補助する。このようなバックアップがないと、とてもじゃないが100円ワンコインで栄養バランスのとれた食事はできない。

同様に、明治大学でも5月18日から6月26日まで、駿河台や和泉など4キャンパスが入れ替わりで100円朝食を提供するのだが、学生健康保険互助組合から給付を受け、原価350円のメニューを100円とするそうだ。明治大学では、一人暮らしの学生が3割を超え、朝食をとらない学生が目立つため、学生健康保険互助組織が支援するようだ。

先般、長男の通っている大学の生協説明会に参加したところ、「生協で朝食の提供をしています!」と職員の方が熱弁をふるっていた。ひょっとしたら、大学で朝食を提供することは珍しいことなのかもしれない。やはり下宿生が多いので、朝の食事を抜く学生が少なくないだろう。そういう学生の健康維持のため、大学生協が栄養バランスの取れた朝食を準備しているとの説明があった。

でも、「100円朝食」というわけにはいかず、概ね、先に紹介した大学の原価程度での提供となっている。

「学食」という選択肢があることは有難いといえるのだが、この便利なご時勢、牛丼屋に行けば「朝定食」が販売され、それなりに、偏らない食事をとることができる。コンビニ弁当も、物によっては、考えた具材で作られている。あるいは、たとえ、オニギリであろうとパンであろうと、欠食するよりはましかもしれない。なんせ、都会で、いくばくかのお金があれば、24時間、飢えをしのぐことは難しいことではない。

ということは、結局のところ、「食べる時間がない」だけなのかもしれない。なんせ、学生は、何かと忙しいものだから。
コメント (2)
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