昨日、プライベートでいただいた名刺を整理してみた。
無論、一枚たりとも捨てはしない。ちょっと、場所を入れ替えたくらいだ。
名刺を見返すと、そのときの臨場感が湧き上がる。「ああ、あんなこともあったな~」と感慨がよみがえる。
よく、勉強会なんかで先頭を切って名刺をくばりまくる人もいるが、私はそういうのは好きじゃない。名刺を集めてコレクションするのが趣味ではないから。色々と集めるのは好きだが、思い出のカケラもない名刺を集めたって仕方がない。
だから、きっと、プライベートで保有する名刺の数では、MBAとしては最低クラスだろうな・・・と思う。250枚くらいかしら?
分野としては、産能大通教関連、産能大院関連、明星大院関連、学位授与機構お仲間関連、健康いきがいづくり関連の5つで全て・・・のようである。人付き合いが苦手で、人見知りをする性格だし、常日頃、名刺をたくさん持ち歩かないタイプの人間なので仕方が無い。
驚くべきは、社会人になってから、産能大通教に入るまでのプライベートの名刺がまるっきりないということ。いったい、14年間、何をしていたんだ!つきあいのすべてが社内関連。ひょっとしたら、合コンなんかで名刺交換をしたこともあるのかもしれぬが、一枚も残っていない。勉強会に参加しても、名刺を配った記憶もない。よって、もらった記憶も無い。寂しい人生だったんだな・・・
産能大通教関連では、SCで一緒になった方、ゼミの同期・先輩・後輩、学生会で知り合った方、ブログで交流を持った方等々、多くの方から名刺をいただいた。
さすがに、ボケてきたため、全部の名刺について、いただいた方のご尊顔を思い出すことはできぬが、かなり、多くの方々を思い浮かべることができる。「ああ、あの時、あんな会話をして名刺をもらったな」とか、彼・彼女と酒を酌み交わした思い出等々。見ているだけで「思い出し笑いの嵐」である。
ゼミの先生の名刺が出てきた瞬間、顔がほころぶ。不思議な先生だから。マイペースで、色々頼まれたりもするけど、憎めない方。私はないけど、同期のゼミ長だった方は、確か、先生にハグされたんだったよね・・・合掌。
MBA時代の名刺はやはり同期・先輩・後輩が多い。それと以外に、他大学院の方々の名刺もあるな~同期とか、他大学院との方々とか集まると、必ずといっていいほど、名刺を配り始める輩がいて、場の雰囲気で配ってしまう。
それから、産能MBAの場合、上場企業の役員クラスの方が講師として教鞭を取られることもあるし、ゲストとして招聘されることもある。思い出すだけでも役員30名以上の方々に教えていただいた(50名をこえるかもしれぬ)。そして、20名以上の方々に質問をした。こんなことをやってりゃ、度胸もつくわな。日本を代表する企業の役員や社長に、一般企業のペーペー社員が「自分の思い」や「講義の疑問」を質問するわけだから。3割くらいは「すべる」が、7割ぐらいは「講師が喰らい付いてくる」ような、なかなかタイムリーな質問をしたと思う。講義を聴いていれば、その講師が最も言いたいことがわかる。それに、自分の知識をミックスし、講師としては「わが意を得たり!」という分野の質問を作る。
大体、講師のしゃべった「末節」の内容に質問する輩がいるが、「お前はアホか?」と言いたくなる。そんなの自分でネットでしらべろよ!って憤りを覚えることもある。2時間以上、講義を聞いていて、なんでそんな質問をするんだよ!って感じ。ましてや、講師が「スイマセン・・・直近のデータについては持ち合わせがございません・・・私が、現地にいたのは20年も前なんで・・・」な~んて、講師に詫びを入れさせるような質問をするな!って言いたくなる。
かといって、上場企業の役員だから偉いわけじゃないし、こびへつらているわけじゃない。この講師しか知らない、そして、講義を受けている我々が知っておいたほうがいいと思われる内容を引き出す質問を聴くことが、質問タイムのベストパフォーマンスだと思うわけだ。
講義の間、寝てるんじゃないかと思っていた学生が、講義が終わるやいなや、名刺を持っていって、講師の名刺をねだる姿は浅ましい。私にはできぬ・・・だから、上場会社の役員で名刺をもらったのは4名くらいかしら?
T社の相談役は企画した飲み会の席で名刺をもらった。名古屋に遠征したときは泊めていただいたし、年に数回は懇親会が開催される。
I社の社長は「近くにきた際は、ソバでも食べにきてください」と言われたが行かずじまい・・・
U社の代取は質問しに行ったら、名刺を渡された。そう、失礼にも、「困ったことがあったら、私に相談してください」と言ってしまった方である。その後、困ったことがないのか、連絡はこない・・・
M社の創業者は講義に出た学生全員に名刺を配っていた・・・
だから、T社の相談役以外はただの「思い出名刺」であり、その後、発展することはない。相談役が気さくな方で、下々の我々にも温かくもてなしてくださるから、私もついていける。これが、「俺は偉いんだ!」みたいな人なら、私は絶対つきあわない。
話変わって(って、すでに2200字越えてるんですけど・・・)それ以外の講師の方でも「おっ、この人、すごいな~」と思う人はたくさんいらっしゃる。そういう人にいただいた名刺は宝物である。積極的に名刺を配らない私も、感銘を受けた方なら、ちゃっかり、名刺交換の行列に並ぶこともある。かなり稀なことであるが。
一枚、すごい?名刺がある。ナンバーが振ってある名刺だ!「00048」である。ちょうど、講師の先生が会社を作ったので、その名刺。配り初めて48番とは、なんだか、嬉しい気がする。これが、「32489」とかだと、「ああ、3万人のうちの1人なのね・・・」って気持ちになるんだろうな・・・
さすがに疲れてきた。4時台から書き込んでいるから、軽く1時間以上打ち込んでいる。既に2500字を突破した・・・
まだまだ、このネタを続けることができるのだが、ちょっと、ここらで筆をおくことといたしたい。