モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
先日の札幌帰省でゲットした、レアな北海道みやげの数々をご紹介するシリーズを始めようと思います。(^▽^)
JR札幌駅もこの数年でものすごく変わり、駅直結で大丸デパートもできて、1階にはブルガリやカルティエなどの高級ブランドがすまして入っており、デパートの中にいると、ここは東京だと言われても全然違和感ありません。
駅構内にもたくさんのショップができていて、改札口にほど近いところに、店名は忘れましたが「北海道のおみやげ物総合センター」みたいなものができており、父親に連れて行ってもらいました。
今までのおみやげ物屋さんとちがうのは、「よくぞこんなものを!」と道産子もびっくり・・・の、レアなお菓子や名産品が置いてあること。
メジャーな六花亭のお菓子や札幌ラーメンなどは他店に任せて、ひたすら「知る人ぞ知る」なものを集めてくれたその根性に脱帽です。
店内を巡ると、「おおっ!これは何十年ぶりに見た!」というお菓子とひょっこりご対面できたので、嬉しくていろいろ買ってしまいました。
今夜はまずその中から、まだ比較的知名度があるかもしれない(笑)ものをご紹介します。
函館の近くの「江差町(えさしちょう)」の銘菓、「五勝手屋羊羹(ごかってやようかん)」。
江差町は「江差追分」で有名ですね。
私は子供の頃数年函館に住んでいたので、この羊羹をよく食べました。
トップ画像はミニサイズのものです。
直径3センチ×長さ8センチくらいの、手にすっぽり収まるサイズ。
ノーマルサイズは、直径が同じで長さが1.5倍くらいかな。
これをどうやって食べるかというとですね~・・・(^^)
まず、包装紙の上の方を剥いて、上のキャップを剥がします。
今はプラスチックのキャップだけど、昔は厚紙でした。
羊羹の上に、砂糖が粒々になって固まっていますね。
このままでは砂糖が筒にくっついているので、上の方を外から少し揉んで、砂糖のところを崩します。
そして、筒の下のところに指を入れて、底の厚紙をゆっくり押して、
むにーーっっと羊羹を押し出すんですよー。(^^)
でも、このままかじるわけではないんです。
筒の包装紙をもう少し剥がすと、タコ糸が仕込んであるので、その糸を使って羊羹を切って食べるんですね~。
写真では糸が筒から取れてしまったので、両手で糸を持って切っていますが、確か普通は片方の端が筒に接着してあるので、片手でくるりと羊羹に巻きつけてオシャレに(笑)切れるんです。
羊羹には珍しい金時豆を使った茶色の風合いの、濃すぎもせず素朴であっさりとした優しい味わい。
郷愁を誘う、昔ながらの味です。
羊羹好きのぱぴりおも「これはおいしいねぇ~(^^)」と言っていました。
あのてっぺんの砂糖のジャリジャリしてるとこがいいのよねぇ~。(笑)
レトロなパッケージも変わらずに、ずっと作っていてくれたんですね。
五勝手屋本舗さん、ありがとう!これからもがんばってね!
次回はもっとレアなお菓子をご紹介しますよー。お楽しみに。