Weblog喫茶 モンブラン

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ブームの「ミリメシ」、本物はこれです。

2008-04-20 23:26:03 | おいしいもの

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。

このところ「ミリメシ」がじわじわとブームのようですね。
「ミリメシ」とは何かというと、

>「ミリ」はミリタリーの略で、軍隊用の携行食のこと。正式には「レーション」「戦闘糧食」という。出版社のワールドフォトプレスが各国の携行食糧を特集した『兵士の給食・レーション 世界のミリメシを実食する』とその続編が8万部以上の売上げとなり、そこから流行語となった。(以下略)(Yahoo!辞書より)

というもので、普通には入手できないため、レア度が高いということで注目されだしたようです。

この「ミリメシ」、うちにもあるんですよ。
もう5年くらい前ですが、陸上自衛隊でもらったのです。

画像は「ウインナーソーセージ」の缶詰です。
もう愛想のかけらもない、深い灰緑色のパッケージが「それっぽい」雰囲気満載ですね。

この他、一緒に

・乾パン(ビニール袋にたくさん入ってました)
・オレンジスプレッド(プラスチック製チューブに入った、オレンジジャム。ママレードとは違う味。昔、給食で出た小袋入りジャムのような味です。)
・金平糖(ビニール袋入り。意外と?品質のいい金平糖でした。隊員さんのおやつですか?)

をもらったのですが、それは食べてしまって、今残っているのはこれだけです。

なぜ非売品のこんなものをもらえたかというと・・・。

まだ私たちが千葉県に住んでいた頃、学童保育の夏休みの行事でキャンプをすることになり、そのキャンプ地として、近くの陸上自衛隊の駐屯地内の広場を借りました。
その時に、自衛隊からいただいたおみやげなんです。

大勢泊まれるテントや毛布(ひたすら地味な深緑色ですが)を貸してくれたり、食事は駐屯地の食堂で温かいものを出してもらえました。
そして子供たちには、駐屯地内を数人ずつ、大きな装甲車(軽装甲機動車です)に乗せてびゅーんと一回りしてくれるという、今にして思えばすごいサービスつきでした。
車の屋根のところから、顔が出せるんですよ。
オトナは乗せてもらえなかったんだよなぁ・・・。

軽装甲機動車の前でアイスを食べる、1年生のしゅんしゅんです。



このソーセージ缶、もう1個もらったので、もらった時に食べてみたのですが、缶の中に、小ぶりの皮なしソーセージがきっちり立てて10本くらい詰まっていました。

缶がやたらと丈夫なんですよ。ちょっとやそっとでは、へこまないでしょうね。さすがというか。
缶切りがなくても、10円玉で外せる缶切りがついていて、それで開けられるようになっています。
自衛隊の人も、ポケットにいつも10円玉が入っているのでしょうか。アーミーナイフを使うのかな?



味はというと・・・私としては、微妙だったような思い出が。(^^;;

いや、確か、思ったよりはおいしかったですよ。
温めたりはせず、あえて開けたそのままを食べてみたんですが、しゅんけいは大喜びで食べていました。
独身時代に缶詰のおつまみを食べなれている(笑)ぱぴりお軍曹も、

「うん、たまに食べる分には、まあまあじゃない?(^^)」

と言っていたと記憶しています。

私としては、確か食感が魚肉ソーセージをもっとヘナヘナにしたような感じで、ソーセージの「パリッ!」というのを予想していると、「んん??(^^;」と思ったんですよ。
味はシンプルな塩味で、特にスパイシーとかハーブ風味とか、そういうことはなかったですね。
だから、子供にはかえってウケたのかもしれません。

このミリメシ・ソーセージ缶、今ではもう賞味期限は切れているんですが、自衛隊の人たちも、時々期限間近のものをみんなで食べたりしていたんでしょうか。

「さんまの蒲焼」とか「焼き鳥」缶なんていう、ビールが飲みたくなるようなのは、ミリメシにはないんでしょうねぇ・・・。