Weblog喫茶 モンブラン

日常のあれこれをのんびり綴っています

おなかに優しく:トマトと卵の洋風おじや♪

2005-07-27 20:31:35 | おいしいもの

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
台風一過の関東は厳しい暑さでしたが、いかがお過ごしでしたか?

夏も盛りになると、どうしても体調を崩しがちですよね。
特に「こてん」とやられてしまうのが、まだまだ体力のない子供たちです。
ヴィシア家のしゅんしゅんも、毎日元気に学童保育へ通っているのですが、ここ2,3日は夏風邪っぽくて、今朝も「おなかが痛い・・・」とちょっと調子が悪そうでした。
熱はなかったので、無理はしないように言って登園させましたが、夕方帰ってきてからも、日没を惜しむように早速飛び出していったけいけいを見送って、家でゴロゴロ・・・。
やっぱり「まだおなかが調子悪い感じ・・・」って言っています。

こんな日の夕食は、消化のいいものを食べさせてやりたいです。
そこで今夜は、洋風のおじやを作ってみました。
とっても簡単なのですが、子供たちには大評判で、しゅんしゅんも結構食べてくれたので、夏バテで大変な方がいるようでしたら、ご紹介しますのでよろしければ作ってみてください

主な材料は画像の3つ。キッチンにいつもある材料で大丈夫!

でも今日のトマトは、島根のおばあちゃんが作って送ってくれたスペシャルトマトです。味が濃くておいしいのよね~

<材料>(4人前)
・トマト 中3個くらい
・玉ねぎ 中1個
・卵 2個
・白ワイン(安いテーブルワインでOK)50~100mlくらい 
(あった方がおいしいけれど、なくても大丈夫)
 *「料理用ワイン」はおいしくないですよ!
・ローリエ 1枚(あった方がおいしいけれど、なくても大丈夫)
・コンソメの素 水に対して必要な分だけ(少し薄味くらいで大丈夫)
・塩、こしょう
・ごはん(冷たくてもいいけれど、温かいほうがよりおいしい)適量
(一人当たりお茶碗1~1.5杯くらい)

<作り方>
小栗左多里さん著:「母に習えばウマウマごはん」の「トマトスープ」をアレンジしました。小栗さんありがとう!

1)玉ねぎは半分にして薄くスライス。
  トマトは皮を剥き、種を取って(入れると酸っぱくなるので)、ざく切り。
  卵は割りほぐす。

2)鍋に水をスープを作るくらい入れ(アバウトな表現ですみません)、玉ねぎとトマト、ローリエ、コンソメの素、白ワインを入れて火にかける。
沸騰したら火を弱めの中火にし、少しアクが出るので取って、玉ねぎが柔らかくなるまで数分間煮る。

3)割りほぐした卵を細く入れ、ふわっとさせて、塩・コショウで味を調える。

4)ご飯を入れ、数分間煮る。煮すぎないように。さらっとしているくらいが、食べやすくておいしいです。

5)器に盛ってドライパセリをかける。

油を使わないのでローカロリー、おなかにも優しいです。
白ワインを気持ち多めに入れるとおいしいですよ
今夜はこれに、ソーセージをソテーして添えてみました。
ぱぴりおにも食べさせてあげたいのですが、今日は仕事先の人とお食事会だそうで、夕食はいらないそうです。

しゅんしゅん、早く良くなってね~。あさってはおばあちゃんちに行くからね~。

備前焼女流作家・穴窯 藤野真美さんの緋飯茶碗

2005-07-27 01:58:15 | ヴィシアの日常

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
このところ頑張って毎日更新を復活させたヴィシアです。
夜更かしして更新しているので時々くじけそうになりますが、皆さんの温かいコメントが心の支え・・・よろしくお願いします(^^)

さて、ヴィシアの夫・ぱぴりおは、実は焼き物(陶器)が大好きです。
ぱぴりおにはたくさんのおじさん・おばさん達がいるのですが、その中に山口県の「萩焼」の陶工(陶芸家)を職業にしている叔父さんがいたりして、子供の頃から陶芸には親しんでおり、結構ひそかにこだわりを持っています。

でも、ウチにはしゅんけいという「破壊の帝王」が二人も出現したので(^^;、そうそういい器を普段使いにするわけにもいきませんでした。
なのでウチの食器はレンジオッケー、食器洗い機オッケー、落としても壊れにくいぞ!壊れても惜しくないぞ!・・・という実用本位のものばかりで、ぱぴりおとしては数年間不本意な食器ライフに甘んじてきたようです。

しかし、帝王たちもそうそうやたらと破壊に走る年でもなくなりつつあるので、
このたびぱぴりおは、「親のご飯茶碗くらい、いいのが欲しいなぁ」と思ったらしく、
ある日ヤフオクで、素敵な備前焼のご飯茶碗を落札してゲットしました。

とりあえずぱぴりおは自分の分だけ買ってみたのですが、届いたお茶碗を見てみると、とても素敵で「これに炊き立てのご飯を盛ったらおいしそう・・・」とワタクシもすっかり心を奪われてしまい、同じ作家さんのものをもう一つ落札してもらって、ペアで揃えました。

それがトップ画像のお茶碗です。
「穴窯」という窯元の女流作家、藤野真美さんの作品で、お値段は1個¥2700です。
左がぱぴりおの、右が私のお茶碗です。
ぱぴりおの方は、ちょっと傾いていますが、使用には問題はありません。

備前焼の器は初めて持つのですが、上薬はかけないのですね。しっとりと温かみのあるベージュの地に、ぽっと燃え立つような茜色の柄が入っていて、落ち着きの中にも動きのあるいい姿です

上から見るとこんな感じです。

ここに炊き立てのつやつやのご飯を盛ると、中の茜色に白いご飯が映えて、とっても美味しそう~
心なしかご飯が一層進むような気が・・・食べ過ぎちゃう~

で、使ってみてひときわ感動したのが、ご飯がくっつかない
上薬もないのに、ちっともくっつかないのです。
本当に不思議です。
備前焼はくっつかないんだそうです(ぱぴりお談)。
ご飯がくっつかないでいただけるってことが、こんなにシアワセ度を増すものだとは思いませんでした。
もうこのお茶碗、程よく軽くてしっくり手になじむし、手放せません
ぱぴりおはいろいろ知ってるなぁ・・・わが夫ながら尊敬してしまいました

食器一つ変えるだけでも、こんなに食卓って豊かになるんですね。
しゅんけいにもこのお茶碗を買ってあげようと思います。
もうオトナサイズでも全然OKの人たちですし(^^;
そして少しずつ、素敵な食器を揃えていけたらいいなぁ・・・と、
夢が膨らんだヴィシアでした