Weblog喫茶 モンブラン

日常のあれこれをのんびり綴っています

ワイン・インプレッション:「THE FIFTEEN 2000」

2005-07-24 02:20:32 | ワインの幸せ

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
週末の夜、いかがお過ごしでしたか?

ヴィシア家は、しゅんけいが近所の夏祭りに友達と出かけたので、親二人はこの隙にジムへ。
ヴィシアは1200mを泳ぎ、ちょびっと痩せました(^^)v

そんな充実した一日を過ごした夜は、何か飲みながらゆっくりしたいですよね。
このところワインにどっぷりはまっているぱぴりお、早速セラーからワインを持ってきました。
今夜のワインは「THE FIFTEEN 2000」。
フランス産の赤ワインですが、アメリカへの輸出向けに作られたもので、英語名です。
名前の由来は「15ドル」で売るから。
名前の通りリーズナブルなお値段のテーブルワインで、ウチでは楽天のショップでなんと1本¥980で買いました。

しかしこのワイン、なんで買ったかといいますと、先日行った恵比寿のワインショップ「PARTY」で、2001年のものが「PARKER(著名なワイン評論家・Robert M. Parker Jr. 氏)氏絶賛!」と
書いてあったからです。
ショップのお兄さんも「飲みました。おいしかったですよ!(^^)」と言っていました。
残念ながらそのショップの2001年は売り切れていたので、楽天で2000年(しかなかった)を買ったというわけです。

ウチにはパーカー氏のワインガイド本がいろいろあるのですが、まだ2001年の評価は日本語版では載っていません。
氏の有料サイトなら見られるようですが。

ボトルはブルゴーニュタイプ、ブドウ品種はグルナッシュ(GRENACHE)で、ピレネー地方産です。
インプレッションをするにあたっては、「Z-CARD JAPAN」の折りたたみ式ポケットガイド「わかりやすいワイン・テイスティングガイド」の評価法・表現方法を参考にしました。
これ、小さいけれど有用な情報がぎっしり載っていて、ポケットに忍ばせてフレンチレストランへ持って行けます(笑)。

ではまず、外見から・・・
清澄度:澄んでいる
濃淡 :中程度
粘性 :弱い
色合い:ガーネット+紫

香りにいってみます。
香りの内容:フルーツ香が強い。ベリーとドライフルーツの香り(プルーン、干したイチジク、黒く干したバナナ)。カシス、ブルーベリー、アメリカンチェリー。裏庭の黒土、木の香り、揮発臭。
裏庭の黒土・・・なんてスゴイ表現ですが、そんな香りがかすかにするのです。

味のほうは・・・
味:シンプルな、はっきりした中辛口。甘味はない。酸味は中程度。フレッシュでキリッとしている。苦味・渋みも中程度。

総合評価。いよいよ点数がつきます。
早飲み(あまり何年も熟成させずに飲むワイン)としては良質だと思います。
凝縮感:6点満点中4点(ほぼ良質)。
複雑さ:6点満点中2点(平均的)。
一体感:酸とタンニンのバランスはOK。6点満点中3点(平均よりやや上)。
余韻 :短いが快適。6点満点中4~5点(ほぼ良質)。

ワイン点数。最終評価です。
外観 :3点満点中2点。
香り :7点満点中5点(香りは強いが、複雑ではないので2点減点)。
味わい:10点満点中6点。
合計13点。

と、いう結果になりました。ふぅ~。
結論としては、「これで¥980円は安い!!」です。
今までこのくらいの値段のワインというと、まぁちょっと飲んで、あまったらお料理にでも・・・という感じで消費していましたが、このワインは決してあなどれません。

もちろん、ヴィンテージもののような複雑で豊かな味わいはありませんが、コストパフォーマンスを考えると、テーブルワインにしておくには惜しいです。

おつまみには近所のスーパーで(爆)買った「チャーム・ド・フランス」(株式会社 東京デーリー)のブリーチーズを合わせました。¥750くらいのものを、安売りで¥500くらいでゲットしたものです。

むっは~、おいしそう!

並べてみるとこんな感じです。

チーズと合わせると、またワインの味わいが全く変わって、より芳醇に(^^)v。
少し強めの塩味で、口の中がさっぱりするので、またワインが新たなフレッシュな美味しさで味わえるのです。
マリアージュとはよく言ったものだな~、と感心しました。

二人分トータル¥1500くらいの、なんともリーズナブルなワインの宴でしたが、ほんとに「こんなに安くて美味しくっていいの!?」ってうなるくらい、シアワセなおいしさでした。
「THE FIFTEEN」、お財布にも優しいスグレモノワインです。ウチでは2本まとめ買いしたので、あと1本セラーにあります。うひょ~、次は何を合わせようかしら
以上、ヴィシア&ぱぴりおのワイン・インプレッションでした!
このワイン・インプレッション、結構ミーハー路線で(笑)いきますから、皆様次回をお楽しみに!