渾沌滅七竅

生命ある無秩序を愛する渾沌。

腹筋と音色、ベンド

2019年09月26日 | 日記

今以って、徐々に進化中であることを意識する。

恥ずかしながら、テン・ホールズ・ハーモニカを咥えて、既に何年にも及ぶ今更、何を言っているのかと笑われる。

いつも、基本のうちで最も大切なことの一つだろう、ここへ戻ってくる。

私の様な、音楽センスのない大凡人には突然変異的に変化することはないが、その変化に気付かされることが、時折ある。   多分、Step Up しているのだろうと励みにする。

腹筋が十分に使えると、まず、ハーモニカを吸ったり、吹いたりしている意識は抜けて、ハーモニカは単なる息の通過点に過ぎないとの最初の講義を思い起こし、そのイメージが一層強まる。

その結果、口腔に広がりが出る。  何故ならば、口先・唇を使って吹くイメージよりも、単なる息漏れ防止程度の話で、口腔から喉等の口全体を使って音を共鳴させ、響かせ、ハーモニカで遊ぶイメージに近くなる。

当然、音色に変化が出る。

舌や顎の使い方にも変化が出て、ベンドにも無理がなくなってくる感じだ。  ボランティア活動での出前演奏では、どうしても短調の曲が避けられない。  Am以外の短調ハープを揃えてはいない。   当然と言えば当然、長調ハープで短調曲に挑戦するが、どうしても無理な場合を除き、ベンドは必需テクニックとなるが、先日来の短調曲の掘り下げ・練習で、ひと皮剥けた感あり。

A見先生は、ベンドをブルースハープの免許証に例えたことがあり、定番曲の練習から始まって、3番2番1番ベンド必須曲とあいなるが、それはそうだけれども、特殊なことではなく、ブルースハープを吹こうとすれば、カントリーチューニングやメロディーメーカーも含め、ベンドが必ず絡み、これを避けて吹くということはあり得ないし、乗り越えなければならない技法。     

リズム同様、磨きを掛けたい。  毎度毎度の繰り言だ。

 

 

 

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認知機能低下

2019年09月26日 | 日記

年齢を重ねることで、本人の自由意思とは無関係に、判断のつかないこと、或いは、本来の所作とは逆のことをやりかねないことが起きる。

自動車運転での高齢者の事故等、代表例だ。

日経ビジネス最新号で「投票所で立ち尽くす高齢者、選管職員が見た実態」を読んだが、統一地方選挙、参議院選挙、或いは、衆議院総選挙の期日前投票で、同じ事態に何度も遭遇している。

もともと、何の選挙か、それ自体が良く判らないにも拘らず、投票率引き上げの為に、尤もらしい理屈で駆り出され、投票記載台の前で、佇んでしまう。  長い場合には、張り出された立候補者リストの前で、数十分も睨めっこが続く。

付添いの家族と思しき連中は、何を勘違いするのか、黙って見ているだけ。   最近、流行りの「寄り添う」じゃないですが、地域の元町内会役員や役所退職者等の選挙事務アルバイト員や選管事務職員(区役所・統計選挙係職員)が、それらしいことを助言し、必ず『候補者名を書かせる』ことになる。    判断が出来ないのであれば、候補者の氏名を書かずに、そのまま投票箱に用紙を投入出来ることは、説明せずに、必ず書かせる様にする。    自分達の選挙区での『白紙投票』が多いことを避けようとの思惑か。   再三、投票管理者と議論になるが、細則がない故、現場任せだが、どうかと思う。

いずれにせよ、形骸化した名ばかりの民主主義が、こんなところにも蔓延している。

選挙権が20歳から18歳に引き下げられたが、認知機能が衰え、真っ当な判断のし兼ねる高齢者を低落傾向の続く投票率維持のために引っ張り出して、それこそ無理やり、聞き覚えのある候補者名や政党名を書かせる投票所の実態は、どうかと思う。

運転免許証更新時、70歳以上の高齢者は、¥5,100の手数料を払い、更新期限の6ヶ月前から2時間の「高齢者講習」を近くの自動車教習所で受講することが条件になっている。

選挙権が18歳から付与されるならば、80歳で選挙権を失うことがあっても可笑しくはないか、極論、暴論かも知れぬが、専門家に議論を委ねたい。

 

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国連での「Sexy」演説

2019年09月25日 | 日記

なかなか思い切った単語を使ったと感心した。

38歳の若きエリート政治家らしい表現で、既存の日本の芋政治屋や政治家には思いも及ばない筈。

Cool の俗語的表現とは、やゝ異なるかも知れないが、Sexy を文字通りにしか受け止められず、眉をしかめる様だが、もっと精神的で洒落た表現で、なかなかいいじゃないですか。

海外の空気を吸ったことのない日本のガラパゴス・マスコミ等々、びっくり仰天、揚げ足取りをするが、すぐに収まるので気にすることはない。

思想信条を超えて、国際的政治家として、大きく育って欲しいと願う。

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思いやられるラグビーW杯、日本 vs. アイルランド

2019年09月24日 | 日記

先日のアイルランド vs. スコットランド戦の当日、JR横浜線車両内での酔っ払った西欧人と思しき連中の所業には、注意の一つもしたくなる、と乗り合わせた家内が眉をひそめていた。   「こゝは、日本だ。」と。  日本のルールがあること、いやそれ以前のマナーのことをを、はっきりと言うべきである。   攘夷を叫ぶつもりはないが、ルールやマナーを守れない人間は、どこにでもいる。

家内の話では、グリーンのユニフォームを真似たTシャツ姿の西欧人だったので、アイルランドチームの熱狂的ファンかも。   その後、今日、TVでもこのバカ騒ぎの様子が報じられていた。

近隣諸国のコガネ持ちの観光客とは違って、ラグビー愛好の西欧人は、もうチョットましかと思いきや、然に非ず。   見た目に誤魔化され勝ちだが、脳味噌や身に付けた教養に然したる違いはなさそうだ。   異なる国、地域、民族、宗教、教育の有無を超えて、肩肘を張らずに、平常心でお付き合いが出来るか自問。

来たる28日(土)だったか、日本 vs. アイルランド戦後のどんちゃん騒ぎに、無思慮なバカな日本人も一緒になって悪乗りする姿だけは願い下げだ。

グレシャムの法則の通用しない例外として、極東のガラパゴス・日本は、世界遺産級に貴重であり、大切にして行きたいものだ。

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墓参りで思うこと

2019年09月24日 | 日記

8月、月遅れのお盆に、会津坂下にある義父母の墓参りを兼ねて、ミニ・バイクで会津若松のロング・ツーリング往復700㎞に出掛けた。

このお彼岸には、横浜の実父母の墓参りだ。

地方出身の大学仲間と一献傾けると、最近は、決まって「墓仕舞い」の話が出る。

私にとって、お墓は、ホッと心安らぐ空間なので、行くと気持ちが落ち着く。

従って、お墓参りにかこつけて、小旅行の出来ることも楽しみにしている。

年に1度か2度である。  毎月、出向くとなると、やゝ話は違ってくるだろうが。

地方に墓があることは、生活に変化をもたらす刺激材料くらいに受け止めており、家族の一体感を確かめ、高めこそすれ、負担に感じることは一切なく、寧ろ、大変、嬉しく、そんな環境を有難いことゝすら感じている。

お前は判っていないと、コケにされるが。

 

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第21回コア・ハーモニカ・コンサート

2019年09月24日 | 日記

以前から、聞いてはいたが、未だに覗いたことがなかった。

主宰の寒川・コアさんはじめ、ご縁のあった多くの方々からお誘いがあり、今回、海老名の会場に伺ってみることにしている。

ミニ・バイクで清川村、宮ヶ瀬ダム、七沢温泉を日帰りで廻る際には、必ず前を通るのでコアさんの店には顔を出す様にしている。

ハーモニカというと、どうしても複音が中心になってしまうが、テン・ホールズやクロマティックにも目配せ頂いている気持ちが嬉しい。

昨日、一昨日の崎元先生と大勢の生徒さん達のクロマティック定例演奏会に加え、金曜日は、「ハーモニカの聖地」でのテン・ホールズ、クロマティック、更に、複音と、ハーモニカ漬けとなりそうだ。

今回は、目標にする演奏曲が、どんな風に演奏されるのか、或いは、興味を惹かれるテン・ホールズ・ソロ演奏者、Mさん、Oさん、Nさん達との交歓が楽しみだ。

 

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崎元譲と仲間たち、定例演奏会Vol.38(2019)

2019年09月23日 | 日記

   

       

今年も、会場の市ヶ谷の教会へ出向いた。

38年目を、最初からずっと同じ会場で迎える恒例のコンサートで、驚きだ。    2日間で延べ7・8時間に及ぶ大変な年中行事に見える。

クロマティックとテン・ホールズの違いはあるも、同じ音楽、或いは、楽器の線上にあると思っている。

ズブの素人の私が言うのも可笑しな話だが、崎元先生の立ち姿は、何度立っても同じではないかと思う位、型にはまり、決まっている上、オーラさえ感じさせる。  ハーモニカを咥える口元も同様だ。    デュオで相方の眼、動き、雰囲気等を察知する眼差しは、鋭く、的確な印象だ。    まさに年期が入っている。

38回すべてに参加の先生の教え子N里さん、成程、素晴らしい甘く芯のある音色、単音・重音自由自在な演奏に、毎年、納得。   口腔の使い方も自在。   何とも色っぽい演奏だ。    ハーモニカの多様な咥え方や全身を使って音を紡ぎ出す立ち姿は、勉強になる。

また、昨年も出演演奏された最高齢95歳、或いは、87歳の先輩御仁も、お元気でした。  凄い、見習うべき驚きの演奏でした。   出演の何人かの方と話をさせて頂くと、思いもかけず、かぶりつきにいる姿を覚えていて下さり、逆にびっくり。

先生の吹かれたCaccini作「Ave Maria」を聴けたのも幸運だった。  O竹先生のホルン系ハーモニカによる演奏と違う味わいは、甲乙付け難い。  テン・ホールズで負けない様に頑張りたいが、素質、経験、知識、練習量が違い過ぎる。

15:00開演、途中で3回の休憩を挟み、19:15終演。   今年も、どっぷりとクロマティックの音色・演奏に浸らせて頂いた。     いつものあの曲「遠き山に日は落ちて」の全員でのアンサンブルでThe End。

先生、「その仲間達の皆さん」、夏の合宿から始まり、お疲れ様でした。  また、楽しく、勉強になる演奏会、大変有難うございました。

新百合ヶ丘の先輩複音クラブをご指導のA光先生やコアの岡本夫人にもお目に掛かれ、良かったです。

来年は、9月5・6日(土・日)の両日開催予定と。   楽しみにして、日々、己の練習に励みたい。

 

 

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更に、懐かしの主題歌メドレー

2019年09月22日 | 日記

3日前の弊Blogの続きだが、4曲目「快傑ハリマオ」もGmmで対応可能な様だ。

結局、ベンドを自在にこなせるのであれば、Gct一本で全曲対応が可能ということになる様だが、ハープGの3番ベンドは、なかなか出し難いので、Gmmで5/6/7番穴ベンド対応の方が吹き易い。

Gに比べ、ハープCの3番穴ベンドの方が、まだ、出し易いので、Cctで吹くことも出来る、という事にもなるのだろうが、曲毎の音程の高低との絡みで、矢張り、Gmmの第1オクターブから第3オクターブ迄をフルに使って演奏する方が良さそうだ。

完璧に理解出来た訳ではないが、短調と長調との関係を勉強する良い材料、機会だった様な気がする。

更に、吹き込んでみたい。

 

 

 

 

 

 

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「波浮の港」

2019年09月22日 | 日記

毎月定例の施設出前演奏会を控え、予め準備中の楽曲の一つに「波浮の港」がある。

原曲キーはニ短調Dmらしい。

日本の童謡・唱歌、或いは、昔の演歌や歌謡曲には、短調の曲が多い。   一方、アメリカ南部の綿花地帯の黒人奴隷の中で生まれ、謂わば、アメリカ版民謡と言うか、歌謡曲と言うのか、そんな中で育ったブルース・ハープ(テン・ホールズ・ハーモニカ)は、長調の楽器だった。   その楽器で、ブルー・ノートと言われる、ある意味で短調に通じる様な音色をひねり出していた様に思える。

ブルースは、日本の童謡・唱歌に通じる。

ならば、童謡・唱歌を長調テン・ホールズ・ハーモニカで吹くことも、あながち可笑しな話ではないことになろう。  結果、ハーモニカ収納バッグの中は、短調Amハープ以外、すべて長調のハーモニカだ。    メーカーに踊らされることもなく、短調ハーモニカは、余程でなければ買わないことにして来たが、間違えてはいないと思っている。

そんなことを考えると、この短調「波浮の港」を長調のハーモニカで吹くことを考えてしまう。   その結果、比較的判り易い完全4度や完全5度を上下、移調させて、C調やBb調で試し吹きを試みる。   必ずと言っていい程、ベンドが出て来る筈?に見える。

低音ハープは、リードが長くなる分、私には難しくなるが、手持ちハープで言えば、D調を中心に、C調、Bb調のベンドには進歩の跡がみえ、そこそここなせるレベルに届いて来たと思っているので、益してや、1st position の短調の曲キー・ハープには拘らない。

「波浮の港」をCとCct、更に、BbとBbmmで試して、いずれもベンドはあるが、曲想や私にとって吹き易い方で決めたい。

無論、唯一の手持ち短調・Amで気分良く吹いてもOKだが。

理解不足や思い込み、誤解もあろうが、己で納得出来る様グダグダ考える。 

もっともっと勉強しないといけないが、私にはこんなものだ。  それ程的外れではない筈だが。

 

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世界最高峰のラグビー、ニュージーランド vs. 南アフリカ

2019年09月21日 | 日記

凄い試合だった。

間違いなく、世界最高峰のラグビーの試合と言えるのだろう。   スピードのあるパス・ラン、難しいテクニック、試合運び・展開、ミスの少なさ、判断力の速さ・的確さ、バランスの凄さ、体幹の強さとしなやかさ等々、これぞ世界のラグビーなんだろう。    

俄かラグビー・ファンでも、横浜会場の63,000の観客同様、ワクワク感に酔う。

いやぁ、息の抜けない、緊張感の続く、実に素晴らしい試合だった。

昨年のロシアでのサッカーW杯の高揚感の再来だ。

11月2日の決勝戦まで、一ヶ月半、ラグビー漬けになること間違いなし。

 

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