渾沌滅七竅

生命ある無秩序を愛する渾沌。

貯蓄から投資へ

2022年05月31日 | 日記

最近、新しい資本主義じゃないが、家計の個人金融資産の運用を貯蓄から投資に振り向けようと、政府は躍起になっている。   最低賃金の引き上げや例外規定の撤廃、或いは、正規・非正規社員の格差是正等、国民所得の向上に早急に取り組むべきで、方向が違う。

日本という国は、天然地下資源や農作物・米を除く穀物類には決して恵まれず、小さな国土に1億人もの人々が長らく暮らしてきている。

取り得は、謹厳実直な性格と慎ましい暮らしを伝統的に続けて来ている点だろう。

幸か不幸か、周囲を海に囲まれ、鎖国と開国を繰り返してきている極東の自然災害頻発の島国。

そんな中で、目に付くキャッチコピーは個人金融資産の「貯蓄から投資へ」だ。

投資、投資と言ったって、ピンからキリまである。  誤解する市民も多かろう。  日本人の生き方や歴史を見るに、矢張り堅実な貯蓄が好ましい様に思えるが。   堅実な収支から生まれる貯蓄、これをベースにレバレッジを考えることは大賛成だが、皆が皆、起業家になる訳じゃないし、かつて渋谷ビットバレーから立ち上がったサイバーエージェント創業の藤田晋氏、或いは、近くはZOZO創業の前澤友作氏を目指す訳じゃない。        まず、稼ぐ、と同時に、削る、その上で出来れば、貯蓄を殖やす、或いは、着実な投資か?が、結局、国民一人一人の生涯資産を増やすことに繋がることになる。

アメリカ、ロシア、中国の様な大陸的発想の国家等とはやゝ違う。   あまり煽り立てる様な言動には乗せられないこと肝要じゃないか。

 

 

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映画「赤い闇」、再三・再四の要請

2022年05月31日 | 日記

最たるお役所仕事。

「川崎市アートセンター」での再上映を依頼したのが、3月上旬。  その後、4月中旬に再要望。  更に、5月に入り、地域の市議に頼み、再上映を要請。

2年前に上映しているが、ウクライナ戦争のこの時期、急ぎ再上映を企画して欲しい旨、要請せるもの。

各地で上映があり、引っ張りだこであること先刻承知済み。

ウクライナ産小麦等穀物の船積み輸出にトルコが協力の労を取るニュースが流れていた。

どんな様子か向う側・映画業界の事情が良く分からないので、ただ、待っているだけだが、重ねて、プッシュしよう。

「赤い闇」「ひまわり」等々、ウクライナ関連の新作映画の併映もいいですね。

 

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人形浄瑠璃って、面白い

2022年05月30日 | 日記

こんな古典芸能は、他にあるのだろうか?

世界の人形劇の中には、「操り人形」があり、ストリート芸能として目にすることがある。  メキシコ駐在時に、この人形を土産として買ってきて、今も、部屋の飾りとなっている。

日本の人形浄瑠璃には、思わず引き込まれる。  人形遣いと黒装束の助手の息の合った動きで命を吹き込まれたかの如き「人形」の所作は見事だ。

偶々、訳も分からず「義経千本桜」をNHK・Eテレで観たら、最後まで釘付けになった。  以前、TVで観た時にも似た様なことになったと記憶。

是非とも、国立劇場辺りで生の人形浄瑠璃を観てみたい。

 

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濁った半透明社会

2022年05月30日 | 日記

何かと事実を隠そうとしたり、目先の小細工や例外規定の設定で本来の狙いを骨抜きにする、この日本社会。

政治の世界、官僚の世界、教育の世界、経済社会の正規・非正規雇用の世界、伝統文化の世界、スポーツの世界等々。   夫々、眉をひそめ、耳目を疑う様な事件やニュースの一つや二つは思い浮かぶ。

ロシアや中国の専制主義、独裁国家の理念や主義主張と、結果的には然して違わない様な気がする。  欺瞞や事実の歪曲が横行し、真に自由で民主的国家からは、程遠い。  それでも、世界を飛び回る長女から見れば、日本が最高だ、と言うことらしいが、間もなく、ロサンゼルスから帰って来るので土産話を待ちたい。

ウクライナ戦争で、東欧・北欧諸国への見方、或いは、欧州でもアジアでもないユーラシアのロシアが、今迄とは大分違って見えることを痛感する。

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サントリーの醜聞はフェイクか

2022年05月29日 | 日記

今も創業家が牛耳る、かのサントリー。

会長・副会長を創業家が固める中で、我が高校後輩のN社長は何年経つのだろうか。

M商事・ローソンから鳴り物入りの社長就任だったが、先日は「45歳定年制?」だかをぶち上げて話題になった。

SNS上では、例の政治の私物化、安倍元総理の「桜を観る会」前夜祭、後援会の都心ホテルでの飲み会に、3年間サントリーが無償飲み物を寄付、提供していたとか。  瓜田に履を入れず、李下に冠を正さず、だ。

サントリーCMソング亜星さんの「夜が来る」をブルースハープのレパートリーに加えるべく、特訓中だが、ハーモニカで悪酔いしそうだ。

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ウクライナの悲鳴

2022年05月27日 | 日記

ロシアによる軍事侵略は、ウクライナ国内での戦闘の話で、ロシア国内でのウクライナ軍による反攻の話じゃないですね。

現状で長期戦になれば、軍事力に勝るロシア有利で、焦土化し消耗するウクライナは困難に陥ること必至じゃないのか?   例え、NATOはじめ諸国からの諸々の支援を受けても、消耗戦になれば自ずと限度があり、持ち堪えるには無理があろう。    益して、世界各地からのサポートも、なかなか当初と同様の『継続』『関心を持ち続けること』が難しいだろうから。  停戦の条件、両者の妥協点は、どこにあるのだろうか?   意地の突っ張り合いじゃ、もともと外交なんて成り立たない筈だし、停戦になど繋がらない。   ロシアがウクライナ東部地域を自国領土として編入すれば、軍事力で勝利したことになり、ロシアは、またしても悪例を残したことになり、今や、そんな非道を決して許すべきじゃない。   悲惨なのは、今を生きる国民で、涙を流せば、それで済む話じゃなかろうと思うも、これから生まれてくる将来のまだ見ぬ国民の為に、ここで意地を張るのだろうか、今ある命を奉げるのだろうか。  ウクライナの悲鳴が聞こえて来る。  それが、これ迄の人類の歴史の一部であったが、これからもそうであるのだろうか。

その意味では、まず、戦闘行為を止め、止めさせる為にNATO各国や第三国は動くべきじゃないか。  一緒になってわぁわぁやるのは愚の骨頂。

期限付きでキッシンジャー元アメリカ国務長官案、どこ迄戻るのかイマイチ不明だが、あり得ないのだろうか。

 

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沈香も焚かず屁もひらず

2022年05月27日 | 日記

亡き母の口癖だった。

何やらの法則じゃないが、7・8割方の日本人は、そんなものだ。  何を隠そう、己だってその口じゃないかとやり込めされそうだが。

20年振りの円安。  悪しきインフレとか言え、物価上昇率2%を十数年ぶりに越えたとか。

識者は否定するも、思いも掛けないウクライナ戦争が引き金になっている。  その意味では、日銀の政策運営は如何に?と訊きたい。  日銀など、一体何をして来たのだろうか?  無為無策に等しい。  経済学者が、正面から日銀批判をするのを聴いた試しがない。

「令和臨調」発足せるも、政治の世界も同様だ。  多くの課題で、成果らしい成果も打ち出せず、この30年間位が過ぎ去ってしまった。  

気が付いてみたら、国民年間所得、ジェンダー格差、再生エネルギー等々、xxx世界ランキングで下位低迷、いまや中進国程度で、呑気なものだ。

政治家も学者も、事なかれ主義の官僚化と無責任体制が進み、気骨ある、行動力と説得力を持ち合わせたリーダー専門家は、いずこに⁉

 

 

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家族の思い「ひまわり」

2022年05月27日 | 日記

家族が、玄関に、そっと「ひまわり」を飾った。

直線距離にして約9,000㎞とやゝ離れているが、思いは一緒。     「千里同風」とか。

武力で捻じ伏せる行為は、断じて許せない。

 

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ジャンボ梨も

2022年05月26日 | 日記

数えるに、今年も16・7個の実を付けている。

最終的にゴール出来る実は、いくつ位になるか、楽しみだ。

ピンポン玉くらいになったら、袋掛けをしよう。

品種は、「新高」らしい。

 

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官僚化

2022年05月25日 | 日記

一体、何をやっているのやら、自覚が足りない。

26名の命が失われた大惨事だったんですよ。

責任感に乏しいと言うか、否、無責任と言うか、現場を見ない、知ろうとしないと言うか、対価を頂いてやっている仕事への真摯な向き合い方や緻密さが足りない。  本社と現場の意識の乖離。   兎角、リモート化とかで手抜き同然、現場の実態を知ろうとしない、いずれも、形式的でいい加減、お座成りな仕事の進め方。

言えば、無責任な官僚化のなせる業に映る。

中途半端、納得させられる様な取り組みや段取り、対応がなされない、いい加減さが、信じられない様な事故を起こす。  

弁解、釈明無用!!

最近、しっかりと教育のされていない働き手、それは、「上も下も」似て、身の回りで起きる出来事に共通するものがある。

 

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