渾沌滅七竅

生命ある無秩序を愛する渾沌。

横綱・日馬富士の引退

2017年11月30日 | 日記
この1ヶ月、相撲界は大揺れ。
社会問題として肥大化した横綱・日馬富士の引退。

いろいろな問題を内包し、課題の分別も儘ならず、事実も憶測・伝聞話もない交ぜにし、日本・モンゴル社会の違いも、モンゴル社会・相撲界の違い、相撲界と一般社会の違いも掻き混ぜ、公益財団法人・日本相撲協会の役員の無知さ加減も、訳の分からないマスコミ、コメンテーター、周辺関係者・知人友人達も巻き込み、“行司不在”のまま、人気横綱の引退まで突き進んでしまった。

皆が不愉快になり、不幸になる結末を誰かが救えなかったものか?
何とも後味の悪い展開だ。
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グアテマラから帰国⑪・・・Adios, Guatemala

2017年11月30日 | 日記


  

農園から都心へ戻るのに、来た道を戻るも、13:00発で18:30着、感謝祭に向けてのスタート日とやらで、大渋滞に巻き込まれた。

前半、ガタガタの山道で揺られ、出た国道も穴ぼこだらけで、ガツンガツンの連続、いずれも日本では考えられない悪路。
スコップ片手に、道路補修作業を装う、いかにもみすぼらしい周辺原住民風の連中は、止まる車に金品を物乞いをしている。
国民の支配階層にある2%の白人には、別世界の出来事か?
マヤ原住民と混血が98%を占めるこの国にあって、先住民の自尊心や意地は、どうなっているのだろうか?
16世紀大航海時代が今も続く様に見えて仕方がない。
途中、Chicacaoで休憩、昔のミゼット風3輪車を多数見掛ける。

後半は、舗装道路なるも、大渋滞で、にっちもさっちもならず。
運転手は、私より年上の知人で、疲れた筈だが、私が変わってやれる程、甘い道路事情でも、運転ルール・マナーでもなく、ただただ2人とも大疲れ。
もう1台は、奥さん、長女と家から連れて来た専属運転手と家政婦のメキシコ日産製4WD車。
悪路の為、タイヤ破裂、交換のオマケ付き。
交換に7分で、何事もなかったかの様に車列に復帰。

到着後、ぐったり、直ちに別れて、翌日の「最後の日のお別れ昼食会」に備える。

ところが、いつもの様に夕食後、体調悪化、胸焼けと微熱に襲われる。
それからというもの、天国から地獄。
翌朝も、体調は絶不良、最悪。
予定通り帰国の途につけるのか心配になる。

「お別れ昼食会」「空港への見送り」すべてキャンセル。
朝からそのまま、ベッドで横たわったまま。
夕刻4時前にお宿からタクシーで10分のところ、1時間半掛かって空港へ。
出発時刻の2時間前到着で、ひと安心。

金曜日夕方4:00には、勤め人が、退社、吐き出されて来る上、感謝祭前でもあり、いつもの道路は大々渋滞。
何とも疲れる国である。

タクシー代を払って、現地通貨は、ほゞ払底。
腹の具合と微熱は相変わらずで、気分最悪、機内での食事と飲み物まで待つことに。

一刻も早く脱出したい気分で、漸く、40分遅れで機上の人となった。
メキシコから3時間余、日本からは20数時間余りとあまりにも遠く、再びこの地を訪れることは?

来年は、パナマ、コロンビア、政治が安定していればベネゼエラ、今回を考えると、更に遠いですね。
寧ろ、多少近いメキシコか。
残り少ない人生、見てみたい世界は、限りない。

10日間に及ぶ今回のグアテマラ一人旅は、異次元世界、なかなか経験の出来ない思い出の詰まった旅だった。









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地下鉄延伸、ボーリング調査

2017年11月30日 | 日記


新百合ヶ丘駅南口側、昭和音大南校舎隣りの公園でボーリング調査が行われていた。
横浜市営地下鉄あざみ野線(ブルーライン)の横浜市青葉区あざみ野駅から川崎市麻生区新百合ヶ丘駅への延伸工事の為の地質調査。

次世代の方々にとって、大変重要で利便性の高い社会インフラになること明確だが、資金面や自治体間の思惑等から、計画は実現に向け遅々として進まない。




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グアテマラから帰国⑩・・・続・コーヒー農園へ

2017年11月29日 | 日記


山の中腹に広がる19世紀?の世界。

貧しいマヤ先住民の手作業による摘果作業は、朝7時に始まる。
75人が作業員として雇われている由。
山腹の、どのエリアを、どの様に分担して摘果するのか、リーダーに任せている、というが。
一本の木のコーヒー豆は徐々に熟するので、来年3月の収穫期終了時までに、4・5回ほどは手摘みを繰り返すらしい。
家族で山の急斜面のコーヒー豆を摘み取るが、まだ未熟な緑色の実は残し、手早く赤く熟した実だけを摘み取ってゆく。
夕刻4時に、約40Kgs程の満杯の袋を、集荷場に担ぎ運び込む。
1時間ほどで集まってくる袋入り生コーヒー豆を、大人も子供も大小1袋毎に計量、水に浸しつつ、実剥き機械に流し込んでゆく。

真っ赤に熟した果実は、甘い味がするが、機械で取り除き、堆肥にミミズを混ぜ込み自家肥料化する。
コーヒーとなる白っぽい種子は、堅くて無味。
この種子を4・5日間、山の豊富な水で洗浄、晒し、天日干し、乾燥機掛けし、袋詰め。
この真っ赤な生コーヒー豆の果実ではなく、種子を煎って、粉にし、お湯出しして飲むなんて、よくも考え出したものだ。
不勉強だったが、コーヒーの種類は、ゲイシャという最高級品種とか。

安い労賃での手作業が中心の収穫作業を見ると、ほろ苦い味がしなくもない。
グアテマラ・コーヒーは、そのほろ苦さをも包み込む、さらっとしてはいるが、甘い香りとコクがある、素晴らしいコーヒーだと改めて味わい直した。



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陽に映える”カエデの紅葉”

2017年11月28日 | 日記


住宅地の一角に“モミジの散策路”があり、陽に映える美しさに思わずシャッターを切った。
わざわざ大混雑の京都まで足を延ばし、不愉快な思いをしなくても済む。

紅葉の映える種類のカエデが植えてあるので、結構、楽しめる。
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グアテマラから帰国⑨・・・コーヒー農園へ

2017年11月28日 | 日記


いよいよグアテマラ・コーヒー農園です。
朝の5:45に農園主である知人が宿に迎えに来る。
ラッシュ時の都心大渋滞前に、すり抜けんが為に早朝出発。
2時間、高速道を突っ走り、側道からいよいよ山道へ。
大きな玉石を敷き詰めた細い農道を約2時間、大揺れに揺られて、標高約1,600m、10:00過ぎに農園の母屋へ到着。
運転するも、助手席に座っているも大差なく、大いに疲れた。

知人は、スペインからの入植者の家系の当主。
この山一帯が、コーヒー、バナナ、マカダミア・ナッツの混植で農園経営、船社代理店、コンテナターミナル・ヤード運営、トラック運送業等、6人の子供に会社経営を振り分ける、グアテマラで有数の資本家?

乾季に入り、毎日晴天、外気温、コンスタントに20℃から25℃、湿度約40%。
雨季の名残りか、夕刻2時間程の雷雨土砂降り。
浮世の悩みを洗い流して呉れる様な、静かで穏やかな環境の中、自宅から運転手と家政婦を伴い奥様と長女が別乗用車で合流。

早速、ビールで乾杯。






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グアテマラから帰国⑧・・・再びアンティグアへ

2017年11月26日 | 日記
         

じっくりと楽しむ為、ツアーバスの席予約を頼み、再び訪れてみた。
写真左が、アンティグアを代表する、街のすぐ南に位置する稜線の美しいアグア火山。
アグア火山の裾野には、アメリカ人悠々自適組の別荘が多い由。
その右の写真は、遠く街の南西にあるフエゴ火山で、目を凝らして頂くと分かる通り噴煙を上げている。(15分毎位)
いずれも、富士山と似た様な標高。

記憶を辿りつつも、目ぼしい店をじっくりと覗きながら、昨日の著名パン屋併設レストランに辿り着く。
2階に案内され見晴らしの良い窓辺で、アグア火山を眺めながら、ゆっくりと食事を堪能。
フリホーレスのスープが美味しい。
無論、グアテマラ・コーヒーも、日本で飲むコーヒーと見た目、味、量とも大違い。
気温25℃、湿度36%、吹き抜けるそよ風が心地良い。
最高のひと時。

昼食後、中央公園でハーモニカを取り出し、3曲吹いてみるが、反応は今ひとつ。
Amazing Grace、La Novia、I can't stop loving you。
拍手は頂くも、もう一つ盛り上がらない感じ。

何かが違う印象。
マリンバによる軽快な音楽とは違う?
ハーモニカに馴染がない?
選曲に問題はない筈?
酷く下手だったか?
無論、アンコールなんてなし。

旧都アンティグアで、10ホールズを吹くなんて、アホみたいな夢の様な話だが、何か釈然としなかった。
迂闊にも、昨晩、充電忘れの為、途中でバッテリー切れ、写真アウト。
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グアテマラから帰国⑦・・・世界遺産・旧都アンティグアへ

2017年11月26日 | 日記
               

今日は、9:30のツアーバスで約一時間、世界遺産の旧都アンティグアへ。

500年程前に、スペインにより今のコスタリカまでの中米一帯を支配する為の総督府が置かれ、栄華を極めた。
その後、今から200年程前に大地震に見舞われ、グアテマラシティへの遷都を余儀なくされた。

偶々、先日のケツァール探訪で出会った日本人女性ツアーガイドが、アンティグア在住。
月曜日にはフリーになり自宅にいるので、案内出来るとのことだった。
渡りに船、とばかりに依頼、10:30アンティグア中央公園バス停に到着時、落ち合って、15:00の復路バス発車時まで、旧都を案内して貰うことにした。

齢の頃、50代後半。
気の置けないパートナー、といった感じで、約半日間、異国アンティグアで、さながらちょっとしたデート気分。
TV番組ではないが、「どうして、こんなところに日本人女性が?」ではないが、身の上話から始まり、昼食を挟み、ざっと3・4km四方の碁盤の目の様な古い街並みを丹念に案内して貰った。

あっと言う間の時間だった。
予定通り15:00、ガイドと別れを惜しみながら、バスターミナルから都心に戻った。
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グアテマラから帰国⑥・・・束の間の都心探訪

2017年11月26日 | 日記
         
2泊空けたお宿に戻り、翌日曜日のアティトラン湖・チチカステナンゴへの日帰りツアーの申込み。
生憎、予約一杯の為、断念、2回目ゆえ、まぁ、良しとし、次回に委ねよう。
休養を兼ね、翌日のアンティグア観光に備える。
いつもの様に朝食を食べ、早めにタクシーで都心に出向き、考古学博物館と観光客向けアルテサニア市場で1日ゆっくり過ごすことにした。
動物園で家族の様子も見たかったが。

交通手段は、中級市民以上の乗用車、荷台に乗った従業員?と庶民のデコ装飾の公共バスで、週日の朝夕のラッシュ時には、然して広くもない都心は大々渋滞で、にっちもさっちも行かない。
こんなことを30年1世代経っても変えない?変えられない?本当に我慢強い国民だ。
マヤ先住民の時代からスペイン統治の時代を経て、今も変わらぬ時が流れている気がする。
私は、幸いにもゆったりとグアテマラの空気を満喫。



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グアテマラから帰国⑤・・・Adios ! ケツァール

2017年11月25日 | 日記
    

Ranchitos Del Quetzal に2泊3日、朝に加え、夕刻4時頃にもケツァールの親子や家族を、幸い2日間に亘って思い残すことなく十分に見ることが出来た。
時季に合わせケツァールの好む実のなる木を植えているとのこと。
朝晩、周辺原生林に霧が立ち込め、如何にもこの鳥に相応しい住環境といった雰囲気十分。

10年程前に改修されたコロンビアの首都ボゴタのMuseo del Oro黄金博物館には、このケツァールの青緑、エメラルド色の尾羽が存分に使われたアンデス王朝の黄金の冠が展示されていたと記憶する。
それは、見事な冠だった。

お宿の女主人Ednaさんは英語が達者で、復路バスの予約やチケット受取り手配をお願いしたり、心温まる対応をして頂いた。
別れを告げ、Ranchitosと目と鼻の先のBiotopo Del Quetzalのバス停で12:00発グアテマラシティ内バスターミナル行き高速バスを待つ。
時折、けたたましいエンジン音、猛スピードで駆け抜ける乗用車、小型・大型バス・トラック、大型トレーラー以外、見掛けるものもない不思議な世界。
無論、日本のように、自転車や徒歩の人などあり得ない。
かつて、メキシコで往来の激しいアカプルコへの幹線道路の峠道脇で車を一時停車、一服休憩時、男が近付いて来て、ピストルで脅され金を取られた経験から、人っ子一人いないこのような場所も裏の傾斜地から、ひょっこり出て来た男に身ぐるみ剥がされることなきにしもあらず。
しかも、霧雨も降り出す。

11:50に来たバスの車掌?は、別のバスだ、と言ったので、それを見送ったが、乗るべきバスではなかったかと疑心暗鬼になっていた。
しかも、駆け抜ける小型マイクロバスは、禁じられていた相乗り?を盛んに勧誘してくる。
本当に来るのか気掛かりになり始め、約40分遅れで高速バス会社“MONJA BLANCA"バスが到着。
車掌が飛び降りて来て、いきなり“Sr.Takada ?”と呼びかけて来たので、“Si,Soy Takada."と言って、笑顔で握手。
直ちに乗り込み・発車。

席について、ほっと一安心、日暮れ前の16:00頃の到着を目指す。
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