渾沌滅七竅

生命ある無秩序を愛する渾沌。

人口減の現実

2024年02月28日 | 日記

昨2023年の新生児出生数は約76万人とのこと。

堺屋太一氏の「団塊の世代」と言われる第一次ベビーブーム昭和22年から3年間、各年で、各年で、ですよ、約260~270万人が生まれた。  その3年間で約800万人は生まれたことになる。  その方たちのお子さんが生まれ第2次ベビーブーム。  似た様な出生数だった筈。   今の人手不足状況からみれば、嘘の様な「就職氷河期」もあった。

それらに比べると、圧倒的に少ない出生数で、加えて、団塊の世代の連中が75歳以上の後期高齢者になって来たので、当然、亡くなる方々の実数も多くなるので、それ等相俟って、人口減少が予想以上に加速することになるのだろうが、いつ、何が切っ掛けで、どんな形で反転するのか、専門家にも予測がつかないのだろうか。   

戦後80年近く、平和な時代が続き、家庭が栄え、家族が増え、人口増なんて、あり得ないのだろうか。   現在の世界人口は約80億人で、約70年前の1950年には、25億人程度であったとか。   当面は増加で、約30年後には100億人突破とか。   食糧争奪戦が目に見えている。   世界人口は増加の一途だが、日本は、1億人を割り込み、国の存立に関わる課題とされている。  我々が気にすることもないのだが。

 

 

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テンホールズ・ハーモニカの目指す先?

2024年02月28日 | 日記

ブルースハープを選択したこと自体は、間違えてはいない。

今思えば、日本では、ブルースハープで、どんな曲を、どんな風に吹くのか、誰も良く分かってはいなかった様だ。  ブルースハープの第一人者と謂えど、たかだか3・40年のキャリアしかないのだから、日本におけるブルースハープの歴史が如何に浅いか?   日本文化・伝統音楽・大衆音楽等との折り合いの付け方を、どこ迄勉強したのか、拝見していてもよく理解出来ない。  只々、発祥の地、アメリカ南部・北部の真似事に終始している様にしか感じられない昨今で、唯々、薄汚く、髪の長い、帽子を被った似た様な連中が、ギター抱えて、ブカブカ吹いているとしか見えない。   スマート、クールで格好良いインテリ奏者が出て来ないものだろうか。  日本のブルースハープは如何にあるのだろうか。

ネット・セミナーを拝見していても、多くの先生方のお話を伺っていても、明確な点は、どこを目指すのか、あまりはっきりしていない、ということじゃないでしょうか。  「思いを共有する」「多くの仲間と楽しみを共有する」といった考え方は少なく、「我が道を行く、一匹狼」が少なくないと、諸先輩等からも伺うが、話が噛み合わない。

ブルースハープでの遊び方、ブルースをベースにアドリブのやり方だったり、ベンドの掛け方、クロスポジション奏法 云々だったり、その程度に終始することが多く、そこから先に進む目標があまり明確じゃない。  個人的に好きな様にやれば良い、程度の話で落着するがオチで、そりゃ、そうでしょうが、裾野が広がらないも当然でしょうね。   

 

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オーバーブロー・アップの難しさ・続き

2024年02月27日 | 日記

2・3週間前に、オーバーブロー・アップの難しさについて触れた。  元々、ハード的に無理のある奏法だと思っているので、難しいと言えば難しいし、ハーモニカでの慣れ・コツの話ゆえ、難しく考えることもない、と言えば、そうでしょう。

5番穴で集中的に練習中だが、5番穴ドロー・ベンドの逆と言いましたが、判った様な判らない様な、です。

6番穴迄の「吸う」ことで下側のリードを振動させ、音を下げるベンドとは逆。

同じ穴の話で、今度は「吹く」話。  ハーモニカの手前をやゝ下に傾けて、無理やり?下のリードに「息を当てる」イメージで、それを振動させられゝば、音を変化させられる、筈。

あとは、自分の好きな、扱い易い調のハーモニカで繰り返すことで、音を変化させられるコツを掴み、それを磨き、「安定的」に出せる自分なりの型を作ることでしょうね。

こゝのところ、漸く、トンネルの出口の明かりが見えた感じ故、もうチョイだろう。   前奏対応次第で、「さくら貝の歌」仕上げも遠くない。  

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日本製文房具

2024年02月26日 | 日記

35年程前、海外勤務時代、現地で日本製文房具の人気が高いことに驚いたことを思い出す。  そんなことで、代理店事務所への手土産に持参することが少なくなかった。

何も昨日今日、始まった話じゃない。

アイディアの詰まった高機能・高品質の日本製文房具販売の専門店はいつも活況を呈していた。  稼いだことは、想像に難くない。   ベンチャー華やかりし頃故、二足の草鞋、副業でやろうかと思ったこともあったが、本業の魅力には勝てなかったことを思い起こす。

日本人らしい木目細かさは、昔も今も然程変わらないだろう故、人気があるのは当然で、加えて、円安と来れば、大挙して訪れる訪日外国人観光客が、買い漁って行くのも頷ける。   珍しさに加え、利用者の心をくすぐる様な製品が多く、外国製品とは、ひと味もふた味も違う。

ニュースで、幕張やお台場、有楽町辺りで開催の文房具市が賑わうのを見ると、もっともだと納得する。

 

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手帳のメモ

2024年02月25日 | 日記

昨日の誕生日、大切にしている「若さ」満タン、怖いもの知らずの頃の1冊の手帳に、こんなことも記されていた。

「この者、あの世より縁あってこの世に人として生を受けました者ゆえ、つまりは、この世の間借り人であります。  されば、3度の食事にも文句を言わず、美味と褒め、人と気まずい事があっても、我が身の至らぬせいと思いなし、愚痴なく、怒らず、貪(むさぼ)らず、程良くこの世に暇乞いして、元のあの世に帰る者故、精々、親切、大事に願います」   引用元不明。

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杏にメジロ

2024年02月25日 | 日記

満開の杏の花に、蜜を求めるメジロ。

金曜日の氷雨を乗り越え、連日、数羽が訪れる。

動きが速いので、なかなか思う様にカメラに収められなかったが、漸く右の写真となったもの。

「梅にウグイス」ではありません。

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素直に喜べない誕生日

2024年02月24日 | 日記

今日は、昨日の天皇誕生日に続く、一市井人・私の xx 回目の誕生日。

最近は、何故だか、誕生日を祝って貰うことに、素直に喜べない。

この世に生を受け、長らくお世話になった故、御礼の誕生日に衣替えをしたい気分が強い。

作家・小林秀雄氏は、ある講演会で「人は、死に向かって一歩一歩、歩いて行くだけである。おぎゃ~と生まれた瞬間から、死への旅人なのだ」と。

どなたのお言葉やら「死ぬが為に生まれて来て、生き始め、死ぬが為に、毎日飯を食うという、元来、矛盾の塊」と、私の現役時代に大切にしていた分厚い手帳にメモってあるが。

とは言え、「若さ」満タンにしたあの頃から、既にウン十年経過せるも、使い切らない「若さ」を、まだ大部残しているので、使い切れる様に精一杯生きよう。   結局、母校に隣接するホテル内のレストランで子供達に豪華夕食をご馳走になってしまった。

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2月24日、ロシアによるウクライナ侵略開戦3年目に

2024年02月24日 | 日記

丸2年が経過、3年目に入る。

ウクライナは、よく持ち堪えているが。  結果的に、長期戦なんだろうが、一日も早く、停戦に漕ぎ着けて欲しい。   仲介に動く国々があるも、なかなか実現に至らず。  残酷だ。

私のテンホールズ・ハーモニカのレパートリー曲の一つ「百万本のバラ」を時折り、和平を願い、忘れない様に吹いてみる。   2018年6月22日の浅見ブルースハープ教室で、この曲を話題にしている。

旧ソ連の国民的女性歌手アーラ・プガチョワ(74歳)が1982年リリース、大ヒット、レコード売上げ2億5千万枚とか。  彼女の当時歌う様子をYouTube で視聴出来るので、聴いてみて欲しい。   何とも言えないゾクゾクする様な魅惑的な歌唱になっている。   もともとは、ソ連邦の構成国バルト3国の一つ、小国ラトビアでの歌謡「子守唄」とかで、周辺大国に翻弄され侵略・略奪され、民族浄化等の苦難の歴史を子守唄に託した悲哀の一曲と言われるらしい。   1987年38歳で来日、日比谷で、日本にこの歌を紹介した加藤登紀子とデュエットしている。   そんな大歌手、反戦、ロシア反体制派とし、プーチン政権から「外国エージェント」に指定されている。

曲半ばで、転調するが、複音の連中の演奏を何度か聞く機会があったが、いずれも、矢張り「Am調で、転調なし」だった。   加藤登紀子版よりも明るくアップテンポな久保田早紀版が大好きだが、ロシア語歌詞は良く分からないが曲調としては、アーラ・プガチョワの寂しげな苦難の歴史を匂わせる様なのか?何とも怪しげな?歌い方にも惹かれる。  この方が、テンホールズには向いていそうな気もするが、ブルージーにとなれば、長調ハーモニカで仕上げてみたいが、どうなるやら。

昨23日は、令和天皇誕生日、今日24日は、私の誕生日でもある。

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スペイン語、大歓迎

2024年02月23日 | 日記

英語に加えて、スペイン語でしょうね。

偶々、大谷選手のスペイン語会話にトライしている様子をTVニュースで見た。

スペイン語は、日本語を母国語にする日本人の発音にマッチし、アイウエオの世界で、単語も何よりも楽しい。  あのイギリス英語とは違うアメリカ英語を喋る連中には、スペイン語をスペイン語らしく喋るのには不向きらしい。   ロサンゼルスやサンディエゴを本拠地にする日本人野球選手は、英語に加えてスペイン語を、是非、マスターしたらいい。

16世紀大航海・植民地争奪戦時代に突入、スペインが、イギリスに伍していたら、世界共通語は英語ではなく、スペイン語だったとも思える。   だったら、口腔・喉・舌の使い方の異なる英語には馴染み難い日本人にとっては、大変良かった様に思えてならない。

 

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他国と異なる日本文化・文明

2024年02月23日 | 日記

「文明の衝突」を図書館から借りて来た。

一方、偶々、朝日新聞デジタルニュースで、見出し「世界はいずれ『日本化』する。 GDP4位騒ぎへの経済学者・水野さんの戒め」が目に入った。

中国14億、インド15億人の人口、日本の夫々10倍以上の人口を擁する、想像を絶する国々だ。  当り前に発展すれば、当り前の結果は付いてくると考えるべきでしょう。

ドイツ、ドイツとも仰るが、G7構成国をみれば、フランスやイギリスだって、イタリア、カナダだっている訳ですから、ガタガタしない事。

唯我独尊を声高に叫ぶつもりなんて毛頭ないが、明らかに、世界の多くの国々、文化上流にあった隣国・中国や韓国とすら違った東洋の孤島で異色の文化・文明を育んできたことを痛感する昨今だ。   何かと低迷の30年1世代の間ではあったが、長い間にはそんな時代もあるだろうし、律儀な日本人の在り様、経済実力から言えば、いずれ必ず復活する。  間違いないだろう。   おたおたするな、と言いたい。

必ずしも、欧米と同じ歩調で同じ様に発想し、同じ様に行動することはない。   まさに、多様化する世界の中の一つ、東洋のガラパゴスなんて、貴重で素晴らしいじゃないですか。

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