昨2023年の新生児出生数は約76万人とのこと。
堺屋太一氏の「団塊の世代」と言われる第一次ベビーブーム昭和22年から3年間、各年で、各年で、ですよ、約260~270万人が生まれた。 その3年間で約800万人は生まれたことになる。 その方たちのお子さんが生まれ第2次ベビーブーム。 似た様な出生数だった筈。 今の人手不足状況からみれば、嘘の様な「就職氷河期」もあった。
それらに比べると、圧倒的に少ない出生数で、加えて、団塊の世代の連中が75歳以上の後期高齢者になって来たので、当然、亡くなる方々の実数も多くなるので、それ等相俟って、人口減少が予想以上に加速することになるのだろうが、いつ、何が切っ掛けで、どんな形で反転するのか、専門家にも予測がつかないのだろうか。
戦後80年近く、平和な時代が続き、家庭が栄え、家族が増え、人口増なんて、あり得ないのだろうか。 現在の世界人口は約80億人で、約70年前の1950年には、25億人程度であったとか。 当面は増加で、約30年後には100億人突破とか。 食糧争奪戦が目に見えている。 世界人口は増加の一途だが、日本は、1億人を割り込み、国の存立に関わる課題とされている。 我々が気にすることもないのだが。