日本人の多くが知っている大正時代に作られた著名な歌曲。
海に囲まれた島国に暮らす日本人の感性にピタッとする抒情的な名曲。
これをテンホールズ・ハーモニカで吹こうとすると、可成り難しい筈だ。
先日、浅見先生からYouTubeに公開の演奏紹介があり、聴かせて頂いた。 さり気なく演奏されているが、流石にプロ。 ベンドの連発、フェイクにビブラートなど、更に、アドリブ演奏も含め、それ等の難しさを微塵も感じさせずに、淡々と?サラッと吹かれている。 ネットで調べると、山口牧氏はハープCctで模範演奏を公開していた。 先生を真似て吹くと、使用ハープは Bb の様に聞こえた。 ベンド対応が出来るか否かが決め手? もしそうなら、多少(半音?)ベンドは残るだろうが、Lee Oskar モデルのメロディメーカーで吹けば、気持ち良くメロディに乗れる筈。
テンホールズ・ハーモニカ未経験者には、この演奏の難しさが判らないので、練習を積まないと出せない音色をメロディに乗せて自然に出せて、曲がひと通り吹けて、当り前位にしかみえない筈。 ハーモニカ等、吹けて当然??? ビブラートにせよフェイクにせよ、複音でも当り前の技法だ。 特段、目を見張る様な、否、耳を疑う様なテンホールズ特有の超絶技法じゃない。 ただ一点、単純な楽器の制約に由来する、普通では出せない音を時間を掛けた練習、練習で出せる様になれる点に特徴がある。 初心者が挫折するポイントでもあるが。 多くの方々は、どうしても、メロディを吹きたいので、これに得意の和音を絡めて吹くとか何かしないと、乗り越えたファンの更なる興味の広がりに限界がある。 日本人向きのブルースハープの世界があっても不思議じゃない。 ジャズ・ロック・ブルース等、好きな日本人は少数派で、ブルースハープがこれらに拘る必要はない。 艶歌・歌謡曲・童謡・唱歌は日本のブルースの様なモノ。 この楽器のファンの裾野が、多岐に亘る難しい技巧の多様さを磨いて来た複音の様に広がらない理由の一つだろう。 今の若い音楽ファンが、将来、ハーモニカファンになれるのか全く不明。 私にとっては、どうでも良い話だが。
CカントリーチューニングとBbメロディメーカーで試してみよう。 しかし、それにしても Lee Oskar の音色は素晴らしいですね。 あれやこれやと、長くなってしまった。
浜辺の歌 我々も練習してます。
さすが開山さん! ご推察通り浅見先生のYoutubeではB♭カントウリーチューニングです。ベンドは③の1音及び半音だけです。
教室ではDの譜面でセカンドポジションのGctで吹いてます。
申し訳ありません。釈迦に説法でした!
体調如何ですか?
暫く振りですので、気掛かりでした。
「浜辺の歌」ありがとうございます。
私は、低音Gの3番ドローベンドが不得手ですので、、高目ハープを使いたくなります。 で、Cカントリーチューニングとなります。 気持ち良く吹きたい場合は、Bbメロディメーカーで極力、ベンド回避、リーオスカーの音色を夢見ます。良いのか悪いのか不明、暗中模索です。
急に夜間寒くなりましたのでご自愛下さい。