毎月、多摩市の福祉施設へテン・ホールズ・ハーモニカでのボランティア出前演奏を行なって来ている。
一昨年の8月からスタートし、2年数ヶ月になる。 いつも「新百合テン・ホールズ」の有志2・3名で伺っている。 14:00からおやつ時刻の15:00までの1時間。 約10曲程度を心積もってゆく。 気分が乗れば、同じ曲を繰り返すこともある。 季節・陽気のこと、その時々のトピックス、或いは、お誕生日を迎えた方のお話等も交えて、歌う。 ご高齢入居者が10数名、備え付けの歌集を頼りに大きな声で思いっ切り歌って呉れる。 歌集には、童謡・唱歌・戦前戦中戦後歌謡曲等々、「日本の歌・100選」にもある約100曲程度。 歌集にない曲を我々自身で用意することもある。 我々は、ハーモニカでメロディーを吹いて彩りを添える。 レパートリーに加えたいと普段、練習にいそしんでいる楽曲があれば、折角ですので、「是非、一曲聴いて下さい」と歌わずに、聴いて頂くこともある。 家での練習で心掛けているポイントを実践する場として活用、あっと言う間の1時間。 実践、勉強の場となっている。
ユニゾンとなると、テン・ホールズ・ハーモニカの特質から来る、複音ハーモニカとは違う難しさがある。 無論、我々自身のハーモニカ熟練度の違い、ベンドが出来る、出来ない、或いは、また、すべてのキーのハーモニカを持っている訳ではなく、それぞれが持っているハーモニカのキーの違い等々もある。
とは言え、ボランティアでの出前演奏ゆえ、あまり難しいことは言わずに、気楽に気長に取り組まないと、やっていられない。
ここのところ、別な演奏会のお手伝い等で不参加が続いてしまった。 今年も残すところ12月の1回のみとなった。