渾沌滅七竅

生命ある無秩序を愛する渾沌。

崎元譲と仲間たち、定例演奏会Vol.38(2019)

2019年09月23日 | 日記

   

       

今年も、会場の市ヶ谷の教会へ出向いた。

38年目を、最初からずっと同じ会場で迎える恒例のコンサートで、驚きだ。    2日間で延べ7・8時間に及ぶ大変な年中行事に見える。

クロマティックとテン・ホールズの違いはあるも、同じ音楽、或いは、楽器の線上にあると思っている。

ズブの素人の私が言うのも可笑しな話だが、崎元先生の立ち姿は、何度立っても同じではないかと思う位、型にはまり、決まっている上、オーラさえ感じさせる。  ハーモニカを咥える口元も同様だ。    デュオで相方の眼、動き、雰囲気等を察知する眼差しは、鋭く、的確な印象だ。    まさに年期が入っている。

38回すべてに参加の先生の教え子N里さん、成程、素晴らしい甘く芯のある音色、単音・重音自由自在な演奏に、毎年、納得。   口腔の使い方も自在。   何とも色っぽい演奏だ。    ハーモニカの多様な咥え方や全身を使って音を紡ぎ出す立ち姿は、勉強になる。

また、昨年も出演演奏された最高齢95歳、或いは、87歳の先輩御仁も、お元気でした。  凄い、見習うべき驚きの演奏でした。   出演の何人かの方と話をさせて頂くと、思いもかけず、かぶりつきにいる姿を覚えていて下さり、逆にびっくり。

先生の吹かれたCaccini作「Ave Maria」を聴けたのも幸運だった。  O竹先生のホルン系ハーモニカによる演奏と違う味わいは、甲乙付け難い。  テン・ホールズで負けない様に頑張りたいが、素質、経験、知識、練習量が違い過ぎる。

15:00開演、途中で3回の休憩を挟み、19:15終演。   今年も、どっぷりとクロマティックの音色・演奏に浸らせて頂いた。     いつものあの曲「遠き山に日は落ちて」の全員でのアンサンブルでThe End。

先生、「その仲間達の皆さん」、夏の合宿から始まり、お疲れ様でした。  また、楽しく、勉強になる演奏会、大変有難うございました。

新百合ヶ丘の先輩複音クラブをご指導のA光先生やコアの岡本夫人にもお目に掛かれ、良かったです。

来年は、9月5・6日(土・日)の両日開催予定と。   楽しみにして、日々、己の練習に励みたい。

 

 

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