渾沌滅七竅

生命ある無秩序を愛する渾沌。

『Summertime』をブルース・ハープで

2016年08月30日 | 日記
以前から、見よう見まねで時折、吹いてはいました。

どうしても、レパートリーに加えたいと、練習に掛かり約1ヶ月です。
難しいフレーズが2乃至3か所ありますが、最初はゆっくりと丹念に、その後、徐々にテンポをあげて、淀みなく流れる様に、繰り返します。

無論、ベンドはじめ、曲想から、フェイク、ビブラートも使いますので、テン・ホールズ・ハーモニカの特性に打ってつけの曲だと思います。

9月の『新百合テン・ホールズ』定例会で、練習成果を講師にチェック願い、アドバイスを頂くつもりで、拍車を掛けています。
3rd position の濃い味付けを目指します。

遅くも、年内には、立派に仕上げたいものです。

一方、セントルイス・ブルースは、まだ、3穴半音、それから1音ベンドの流れに乗り切れていません。
また、ブルースのリズムにも、まだまだ、十分に乗り切れていません。
メロディーを口ずさめるレベルまで、早く持って行きたいのですが、苦労していて、先に進めない印象ではあります。
欲張って、いろいろなテクニックを入れようとしていることも、習得を難しくしている原因のようです。
まず、オーソドックスな演奏で、クリアしようか迷います。

同様に、今年中には何とか目途を立てたいところです。
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崎元譲クロマティック・ハーモニカ演奏会

2016年08月30日 | 日記
今年もご縁で、伺います。

テン・ホールズ(ブルース・ハープ)愛好家ですが、崎元先生のクロマティック・ハーモニカ9月定期演奏会と10月演奏会に誘われております。
前者は、クラッシク音楽中心、後者は、我が心のフォスター~日本の抒情歌です。

昨年は、会場で崎元先生からテン・ホールズの西村ヒロ先生をご紹介され、お話をする貴重な機会を頂きました。

『新百合テン・ホールズ』でのF沢講師と同様、厚木ご出身のご縁もありますが、まさか、卒業高校の1年先輩後輩の関係とは思いも拠らず、テン・ホールズを手にしなければ、終生お目に掛かることはなかった筈です。

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8月、楽しい「浅見教室」

2016年08月27日 | 日記
昨日は、秋の演奏会シーズンに向けて、あれやこれや、吹きまくりました。

川の流れの様に、瀬戸の花嫁、上を向いて歩こう、遠くへ行きたい、ラ・クンパルシータ、コンドルは飛んでゆく、ミケランジェロ、そして、セントルイス・ブルース。
これだけでも、一曲2・3回以上繰り返しますから、あっと言う間に2時間です。

使用ハープ・C、A、G、Am、そして、C+Am。
1st position あり、2nd position あり、それから低音部あり、高音部あり。
ベンドが上手く出来ようが、出来まいが、あまり難しいことを言わずに、通して吹きますので、楽しいです。

時折り、疑問に感じていること、迷っている点につき、先生のご意見を伺う。

まず、ハープに慣れること、そして、楽しく吹けることを目指している様子は、いいですね。
2時間、疲れる程に、吹きまくります。
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第33回読売書法展を鑑賞して

2016年08月27日 | 日記
             

今年も、国立新美術館(第一会場)から池袋サンシャインビル(第二会場)を巡って来ました。

今や、書道界で最大のマンモス公募書道展になり、目指す愛好家が多いことに驚かされます。
兎に角、展示作品が多くて、観きれません。
我が師匠、その知人、更に大師匠、老大家の作品だけに絞って、鑑賞して歩くことにしています。

それでも1日掛かりです。

我が師匠は、初出品から9年連続入選・入賞。
その作品は、品が良く、美しく、構成、書体、筆運び、線質、余白、紙質、には、「ブルース・フィーリング」を感じます。

中国で培われた漢字、漢字から生まれた日本独自の仮名、夫々長い伝統があり、それらの大家と称する書道家は大勢おりますが、比較的新しい調和体は、漢字・仮名混りの書である為に、夫々の大家にも、その作品の良し悪しの評価は、大変に難しようです。

良く読めずに、また、意味も解せない漢字の羅列、或いは、流麗な仮名文字作品とは違い、鑑賞者にも読める調和体は、読めて内容が理解出来てしまうが故に、書本来の醍醐味や楽しさが、脇に押しやられてしまうとか、専門家の陥り易い、独りよがりの講釈をするものです。
故に、その双方を兼ね備えるのは、大変に難しいということの証左に他ならないと感じます。

「ブルース・フィーリング」の『微妙さ』は、得も言われぬ感覚で、書にも似たところがある様に思え、一人得心しました。
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久々の「JBHC」練習会

2016年08月22日 | 日記
3月例会への参加以来、久し振りに練習に参加しました。

練習課題曲は、「Dinah」で、エノケンのあの歌声でしか知らなかった名曲です。
まさか、テン・ホールズ・ハーモニカを通じて再会するとは、想像もしていませんでした。

JBHCには、この面白さ、新鮮さはあります。
A見教室やF沢教室との明らかな違いを意識して参加していますが、何を目指すか明確な目的意識と自助習得努力がないと長続きしないと、改めて強く感じました。
4年参加して来て、遅々としてではありますが、お陰様でそれなりに進化していることを自覚出来ます。

更に、良い演奏、聴いている方に『成る程』と納得して頂ける演奏を目指し、『せめて毎日15分』の練習は続けましょう。(オリンピック代表の様に1日12時間以上の地獄の練習とは参りません)

世話人のA元さんが、毎月新しい課題曲を見繕って、譜面を準備してくれ、精力的に引っ張って行って呉れますので、ただ、感謝です。
毎月、練習課題曲は、変わりますが、特に難しい楽曲は、時折り戻って、繰り返し取り上げて、深掘りして貰えれば、発展途上の身には更に有難いですね。




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RIO2016で思うこと

2016年08月17日 | 日記
連日、RIO2016での日本選手の活躍に、涙しています。
それにしても、10代の若き日本のオリンピック代表選手の、インタビューでのしっかりとした物怖じしない、多弁な受け答えには、驚かされます。
プレッシャーにくじけず、負けない精神的な強さにも感服します。

また、選手が、異口同音に言っていることを、改めて胆に銘じています。
普段の練習が大切な、他の世界にも通じる話ですね。

『今迄、普段の練習で行なって来たことを、100%フルに発揮するだけ』

一日12時間、或いは、それ以上の練習量は、決して他人には負けない。
卓球の愛ちゃん、シンクロの乾・三井ペアにしても、或いは、体操の内村さんも、また、他の多くの代表選手も、他人には決して負けることのない内容と量の練習をずっと長く続けて来たことを口にしていた。
普段の練習で積み重ねて来たことを、本番でやれゝば、必ず勝てる、との強い信念。

練習で出来ていないことを、本番で期待することは、難しい。
だけど、その普段の地味で、辛く、苦しい練習でやって来たことを、本番の舞台で披露出来れば、決して負ける筈はない。
練習で出来ていたことを、出し切れない時には、悔やまれるが、本番で出し切って負けても、悔いはない、と。
競技結果は、相対的な序列だが、選手夫々は、『絶対』、或いは『完璧』だけを目標に見据えて、ここまで来た。
オリンピックを目指す選手は、哲学の徒か?
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パッカリング奏法からタング・ブロッキング奏法へ

2016年08月14日 | 日記
パッカリング奏法(シングル・ノート奏法)からスタートし、最近は、並行してタング・ブロッキング奏法を試すようにしています。

諸先生がおっしゃる様に、安定的に音を出すには、タング・ブロッキング奏法の方が適していることを感じます。
音色にも厚み・深みを感じます。

その意味では、パッカリング奏法の美しさを出すのは、なかなか難しい印象ですが、可能な限り美しく、混ざり気のない、ストレートな音色を出せる様に努力したいものです。

いろいろな技法に加え、タング・ブロックから多様な奏法を自在に操れるようにすることで、パッカリングと組み合わせ、聴き慣れた曲にも自分なりの色合い、幅と深みを持たせたい、なんて柄にもない欲を掻いています。
最近、踊り場に居る感じがしますので、もう一段、ステップアップする為に、今迄、手を付けなかった練習を紐解き、トライするように心掛けています。
どうしても、やり易く、慣れた練習が中心になってしまいがちですので、ここらでひと踏ん張りです。
改めて、教則本を開き、見過ごして来たメニューや音源等を掘り起し、再挑戦したい。
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『新百合テン・ホールズ』8月例会

2016年08月07日 | 日記


広い教室の中は、エアコンが効いていましたが、外は真夏の刺すような日差しの、暑い昼下がりの練習でした。

以前、F講師に教えて頂いたご経験のある新しい方が、参加されました。
このブログをご覧になられた様ですが、徐々に『ブルースハープの楽しさを共有する』メンバーが増えるのは嬉しい限りです。

私の強い思い入れもあって、今回もベンドやフェイクの習得にウェイトが掛かります。
現在の、どうしてもりきみの抜けないベンドを突き抜けた先に、いいベンドがあるとのアドバイスには、涙が出る程嬉しかったですね。

Summertime を十八番の一曲にしたかったので、頂いた譜面で講師の強調される「呼吸(吹き吸い)の流れ」を大切にした特訓も、今の私にとっては大変、有意義でした。

「静粛に!」と言う時に、人差し指を立てて唇にあてがいますが、そのポーズで、腹式で息の吹き吸い練習をする話も面白いですねぇ。
PCやTVの前で、毎日、容易に出来ます。

兎角、オタマジャクシ一つ一つを追い掛け、ハイここで3穴半音ベンド、やれ1音ベンドという意識で練習をし勝ちでした。
が、繋がった音をブロック毎(1小節、2小節?)に切り分けて、パターン化された音の流れを、「息の吹き吸いを意識」しながら練習する手法は、また一つ、ステップアップ出来そうな衝撃でした。
セントルイス・ブルースの練習に生きて来そうです。

「ピックアップ・ソロ」は、初耳でした。

りきんだ演奏から、無理をしない演奏へシフトを心掛けたい。

F講師は、「らせん階段」を登るかの如き、練習・指導の在り方を述べられましたが、お考えには全く同感です。



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カントリー曲としてのテネシーワルツ

2016年08月05日 | 日記
ここのところ、Youtube で、カントリー曲としてアレンジされたテネシーワルツを見つけて聴いています。
スウェーデン出身の Kikki Danielsson という歌手が歌っていましたが、恰好良いですね。

日本人には、真似の出来ないゾクゾクする様な身のこなし、歌いっぷりに、久し振りにちょっとしたショックを受けました。
テネシーワルツといったらPatti Pageのあのゆったりと、昔を回顧するような歌い方のイメージしかありませんでした。
繰り返し聴き、ブルースハープで吹いては来ましたが、ブルースハープで、あんな風に吹けたら、面白そうだな、なんて勝手に想像しています。

Kikki をネット検索、最新と思われる写真を見て、またまた、大ショックを受けましたが、先のあの演奏は、何十年も昔の若き日の演奏だったのでしょうか。
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ブルース・ハープでセントルイス・ブルースを

2016年08月04日 | 日記
その気になって、練習を始めてから早や3カ月。

なかなか難しく、まだまだ、とても暗譜で吹けるところまで辿り着けません。
まず、メロディーを頭に入れるのに苦労しています。
何故、これ程苦労するのか、理解出来ないので厄介です。

寝床に入ってから、練習録音を聴くのですが、口ずさめる程にメロディーがすらすら出て来て納得はするのですが。
昼間、ベンド、フェイク、コード奏法、トリルと多彩な技法を織り込み練習します。
テンポはゆっくりと丹念に、夫々を確かめながら吹きます。
いろいろなテクニックも、それらしくは扱えるのですが、滑らかなセントルイス・ブルースには程遠い感じになってしまいます。
特に、3穴半音、一音ベンドを自在に流れる様に吹けないとか、コード奏法の滑らかな移動が出来ないとか、可なり高度な?印象です。
YouTube でいろいろな方々の演奏を参考にさせて貰いますが、感心ばかりしています。

セントルイス・ブルースが吹けない事には、ブルース・ハープを吹いている、とは大見得を切れない位に感じています。
何も知らずにブルース・ハープ(テン・ホールズ・ハーモニカ)を手にして6年目に入りましたが、練習のやり甲斐はあります。
『新百合テン・ホールズ』の課題曲に、早くしたいものです。

ハーモニカ演奏会で、聴いて頂きたいですが、いつ頃になりますやら。
習得を目標にする楽曲が他に何曲もあり、気が付いたら軽く10年程は経ってしまいそうです。
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