10ホールズ・ハーモニカの同好会「新百合テン・ホールズ」の運営で、結構、ストレスが溜まる。
趣味の会でストレスが溜まる様なら、止めてしまった方が気が楽だ。 いっその事、解散してしまって、一人に戻って、プロの先生の教室に通った方が、遥かに気が楽だ。
より良い演奏を目指すことは無論、10ホールズに絡む諸々のことを一緒に楽しめる、共有出来る場やテーマがあれば、楽しみも倍加する筈。
実際には、個々人の思いは、多様で、共通基盤を見い出し難いのが現実だが。
10ホールズの「単音10穴、変則3オクターブ」という音の配列から来る特異性が、ポジション奏法を生み出し、このハーモニカの醍醐味の一つになっているが、このことを理解しようとしない連中が、仲間にいると話が弾まず、面白さが減殺され、シラケル。 概して、他人や指導者から教えて貰うもの、との前提で、私以上に、自らは勉強をしない面々が多過ぎる。
原曲・キーにこだわることなく、自由に曲・キーを変え、ハーモニカのキーも変えることで、面白さや興味、演奏に幅や深みが増す筈。
単に指導者からの当てがい扶持のキーで演奏することもない。 そのことを理解した上で、何を選ぶかは、個人の好みの問題で構わない。
違った意味で、10ホールズ・ハーモニカは難しいと、改めて思い知らされる。