最近の中学生の全国学力テストの結果が公表された。
英語での中学3年生のスピーキング力の正答率は12%程度とか、お粗末。
英語力は、算数(数学)、国語に比べ、学力は明らかに低く、日本人の場合、キチンと教育されていれば、そんなものじゃない筈。
「読む、聞く」に加え、肝腎な「話す」というコミュニケーション手段としての英語力・基礎教育がしっかり出来ていないことの証左。
50年以上前から、殆んど成果を上げない英語教育が連綿と続いて来たことになる。
教育界、実業界、政界等、国のリーダー達は、何を見て、どう考え、どうしようとして来たのだろうか?
現場教師の苦悩も想像に難くないが、現場任せじゃなく、キチンとした指針を文科省が示すべき。
コミュニケーション手段としての英語会話力が重要なことは、昔から何ら変わらないし、今更の様にニュースになること自体が不思議で、今更、何を仰る、と言いたい。 ニュースを視ていても、スポーツ選手、経済人、政治家等が英会話の場面で通訳を介さず、ごく自然に出来る事に安堵を覚える。
あれだけ饒舌に喋る中学生、国語教育がお粗末ゆえに、英語さえも喋ることが出来ない、と言うことじゃない筈。
英語教育の方法を間違えている、としか言い様がない。
普段、英語で喋る機会が少なく、日々の訓練が出来ていない、と言うだけの事で、然して難しい話じゃない。 日本語よりも易しい筈だが、絶対的練習時間が不足ならば、喋れる筈はないこと自明の理。