渾沌滅七竅

生命ある無秩序を愛する渾沌。

「新百合テン・ホールズ」'19年6月定例練習会

2019年06月23日 | 日記

今月の定例練習会は、いつもよりやゝ遅い日取りだった。

先日の「テンポケッツ結成25周年記念演奏会」に纏わる話を40分程。    特に、心に残る、或いは、響く演奏、キャリアのこと、F.I.H.コンテストのこと、ハープ仲間のこと等々、話題は広がる。

今日は、一人一人が先生の伴奏に合わせて、ソロ演奏、個人レッスン風にやって頂いた。

更に、ベンドが思う様に操れないメンバーもおり、改めて、その入口から、その奥、ベンドのいろいろ、と言っても、3番ドローベンド中心で、その出し方の個人差や楽曲の中での扱い方の差異等々、その奥深さにつき実演と意見交換となった。    唇の当てがい方、そして、腹筋、舌のありようは、極めて大切な点だが、音色のこと等を加味すると、なかなか難しいテクニックであることを、今更ながら、再認識。     共通のテーマとして、ブローベンドは、まだまだ先の話。

「What A Wonderful World」 前奏付き 2nd position は、次月へ。

オマケは、「Sally Gardens」の2nd positionと1st position のオクターブ下での演奏、機会を見て、2nd position と組み合わせて吹くことをトライしてみたい。

難易度2・3から基本練習と行ったり来たりで、約2時間30分、楽しいレッスンだった。

7月は、予定通りの日程での練習。

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ピアノの音色

2019年06月23日 | 日記

TVで価額が10倍も違うピアノの音色を聞き分け、どう違うのか比較していた。

定音楽器の代表、ピアノは、価額の高い高級製品の場合、音の長さや余韻の長さ、更には、高音の密度の高さが違うとか。

音が大きく、長く、広がりを持つらしいが、なかなか馴染みのない人間には判別し難いが、きっと、どの楽器にも通じる良い音色の要諦なんだろう。

ただ、一旦、打音すれば、その後、その音を作為的に打音者(演奏者)がコントロールすることは難しい。

作音楽器のハーモニカ等、殊に大好きな音色のブルース・ハープは、音そのものを、演奏者が自在にコントロール可能となる。

と言うことは、楽器そのものゝ良し悪しもさることながら、音の長さを思いのままに操り、強弱や深さに配慮し、音色自体の質を高めれば、良い演奏への一歩が踏み出せることにはなる筈だ。 

 

 

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南米移住50年目の乗船名簿

2019年06月23日 | 日記

昭和43年に始まる50年間の岩手県出身の一作家・思想家とその家族・親族・友人の南米移住生活の実態を追ったNHKドキュメンタリー。

「移住10年目の乗船名簿」は、昭和53年、「同20年目の・・・」が、昭和63年に、更に、「同31年目の・・・」が、平成11年に放送された。

各節目で過去と現在を行きつ戻りつしながら、番組を構成していた。

10年目の放送では、私の大好きな亡き中西龍アナによる語りで、番組内容と絶妙にマッチ。

移住の記録は、昭和43年3月2日、横浜港出港の、当時、大阪商船(株)所有・運航の南米東岸航路に投入されていた貨客船「あるぜんちな丸」による49日間の太平洋横断、パナマ運河経由、ブエノスアイレス港着、そこから、更に、パラグァイの首都アスンションへ向かうもの。

過酷な日常生活や原生林の開墾作業、安定経営に向けた農業や地域住民との融和等々、筆舌に尽くし難い半世紀。

武者小路実篤と親交を交わし、「新らしき村」構想に参加せるも、単に農業をやるとかではなく、新しい文化を創りたい、とパラグァイ行きを決意した彼の思いが脈々と受け継がれ、現地に根付き、広まる姿は感動的だ。

なかなか素晴らしい、息の長いNHKならではの企画、番組だった。

 

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