貿易立国・島国日本とグローバル化時代、ありそうでないこんな企画は、珍しいのではなかろうか。
5,000台積みの大型自動車運搬専用船の瀬戸内海の港から太平洋横断、メキシコ・ラサロカルデナス港、パナマ運河通過、アメリカ・ジャクソンビル港、更に、ボルチモア港までの1航海を、同乗記として紹介していた。 本船は、その後、ボルチモア港から三国間輸送に携わり、日本へ戻る長い航海だった。
約25年前、出張で何度も訪れたパナマ、懐かしい思いで視た。 日本企業のテコ入れもあり、2年程前に大規模拡幅工事が完了している。
昔、学校で習った話だが、人類の英知と多くの人々の血と汗の結晶で、間近に見る海峡の安全通過と運営に関わる人々、凄い。 日本の存立にも拘わる物流の重要な海峡なので、その部分だけを切り取らせて頂いた。
百聞は一見に如かずだが。