黒沢清監督
テアトル新宿
ロードショー終了間際でしたが、何とか観られました。
後半の(みならず全編を通して)狂気のオーラにこちらも飲まれそうでした。
菅田将暉のみならず窪田正孝や奥平大兼のお芝居も侮れないかな。
てっきり休刊でフェイドアウトしたものと思っていたのだけれど、新刊が5年ぶりに発売されてビックリ。
第5巻の読み始め、ストーリーを思い出すのが大変でした。しかも、この第5巻でストーリーを片付けるのではなく、まだ話が続くのですね。
帯に「いつか全ての女子がこのまんがと無関係になりますように」というのは、その通り。また、この休刊の5年間、世界で、日本で、ジェンダーやルッキズムの問題が幾度も顕在化した状況なわけで、そういう意味でも、この出版はタイムリーだったよね。
ちょっと強烈というかそこまでのことが起きるかな?という感じをうけるところもあるけれど、実際のいまのハイティーンのリアルなのかもしれないし、メッセージ性を考えたらこれでいいのだろうと思う。