BIKEBIND自転車日記ブログ2

BIKEBINDの自転車日記ブログの移転先。過去が消えるのも忍びないので…。

明日から頑張る

2009-07-17 23:55:00 | その他
えー、ワタクシ衝動にまかせて文を書くタイプです。

なので、見落としなどはわんさとあります。

見返したりして変だと思う、もしくは書いてなかったり、忘れたり、朽ち果てていたりする文を書いたりします。

従って、後日書き直すことが非常に多いです。

もし、興味ある対象がある場合は、数日後に見直して見て下さい。新情報が書いてあるかも知れません。

2010 マニトウ続

2009-07-17 23:21:00 | 自転車
迷走続くマニトウです。

うーん、本当にどうしてしまったのやら。

長年続けてきたインテンスチームへの供給も止めてしまいましたし。

ヘイズに買収されてから、正直まったく落ち目です。それを示すのは完成車へのスペックインです。はっきり言ってゼロに近いです。ダグラス・ブラッドバリーが始め、ジョン・トマックを筆頭とする数々の名ライダーが育ててきたこのブランドももうダメなのでしょうか?

新型のインシントリックダンパーの解説も動画でながれていますが、うーん。

↓ミニット




↓R7


正直ぱっと見だと変わったところがわかりません。ただR7には先ほども書いたインシントリックダンパーが採用されるようです。

2009年はドラド、R7、ミニット、ドレイクのみという寂しいラインナップになってしまいました。2010年も続投ですね。

トラベルアジャストやクイックスルーアクスル、160ミリクラスという最新スペックは一切見あたりません。ドラドは復活してもいいのですが、トラビスのシングルクラウンくらいは残しても良かったのでは? そもそもニクソンをラインナップから外した理由が分かりません。

今のマニトウには誰かの救いの手が必要かもしれません。

このままだとロックショックス、フォックスという2強はおろか、マルゾッキ、マグラのセカンド組、さらには上り始めたXフュージョンにさえも負けてしまう(もうすでに負けている?)かもしれませんね。


2010 トレックMTB

2009-07-17 22:42:00 | 自転車
トレックは強いです。

ラインナップを見ると本当にそう思います。

これだけの製品を揃えられるブランドはほかに無いでしょう。流石北米スポーツバイクブランドナンバーワンだけあります。

他のメーカーだと全てをアップデートしてくることは無理なのですが、トレックは開発者がちゃんと専属でいるのか、各々が進歩しています。このあと書き記す、レメディーカーボンもあそこまでのヘヴィバイクをカーボンにしてくるとは思いませんでした。

アルミもそうですが、カーボンに素材がシフトしてから、非常に多くのブランドが脱落しました。それはこれらの素材の取り扱いがとても難しいということがあります。さらにMTBもサスペンションが標準になってから、更に高度な技術が求められています。自転車のサスペンションはすでにモーターサイクルなどの安易な流用では追いつかないほどの独特の進化を遂げています。

↓トップフューエル




同じなんですが、写真を載せてみました。あまり変更がないように見えますが、カーボン部分は一新されています。ひょっとしたらOCLV2カーボンがつかわれているかもしれません。

BBも内蔵型のBB90です。

さらにリヤユニットもより下り性能を強化したブーストバルブ仕様なので、性能は確実にかわっています。

トップフューエルアルミ



アルミモデルとはいえ優秀なバイクです。心おきなく使えるという点ではある意味ヘヴィユーザー向けかもしれません。

トレックの新テストラボにて新たに設計し治されて登場です。

レースレースしすぎなグラフィックのような気もしますが、嫌なデザインではありません。

トレックはこういう清潔感があるバイクを作りますね。


フォックス・フロートブーストバルブ

今回のRP23はレバーポジションによりかなり性格が変わるようです。下り、オールラウンド、リジッドといった具合です。

フューエルEX



新コンセプトのDRCV(デュアルレートコントロールバルブ)ユニットを搭載してきました。

DRCVユニットとは、分かりやすく言うと一つのユニットの中に二つのユニットを収めたモデルです。

前半は通常のユニットのように、後半は大きなエア室を備えてコイルスプリングのような特性を目指しています。前半はXC、後半はオールマウンテンのような状況に備えているといえばいいですか。

カーボンモデルも待ちかまえています。

エリート9.9

これはおそらくあまり変わっていません。

それでもフレームは1050グラムという重量で、BB90システムも採用しています。

素材はOCLVカーボンレッド。

ホイールなども流行のカラーを採用していて、さすがぬかりなしといったところです。


フォックス meets シマノ

2009-07-17 22:28:00 | 自転車
面白い事が起きつつあります。

2009年にシマノと共同で15ミリスルーアクスルという規格を起ち上げたフォックス。

来年はさらにもう一歩踏み込んで、協力していくようです。





一瞬ごちゃごちゃして何が何だかわかりずらいですが、よくよく見ると全てのパーツがパズルのように組み合わさっています。これは……?

なんとフォックスシマノ
ダブルネームでフロントサスペンションのリモートレバーを作ってきました。

もちろん実際に製造を請け負っているのはシマノですね。

この手の部品は確かにサスペンションメーカーが作るよりも、シマノのようなコンポメーカーの方が安く確実に作れるでしょう。

スラムが着々と進める包囲網を警戒してなのか? はたまた、なにかとんでもない買収劇への布石なのか?

MTB界が胎動している感じがします。

スコットロード

2009-07-16 22:28:00 | ノンジャンル






レースで走っていますなあ。アディクト。

CR1の発表で一気に最新レースブランドの仲間入りをしたスコット。その後送り出すバイクは全ブランド、全レーサーの注目の的と言っていいでしょう。

TTバイクはシーズン初期にはダメだしをくらったようですが、今は新型となり高性能に仕上がったようです。

しかし注目して欲しいのはモデルチェンジとなった
CR1です。

まさかモデルチェンジしてくるとは思いませんでした……。新しいバイクを作るのに、スコットは今まで名前を継承する事はあまりありませんでしたので。でもMTBはジェニウスもボルテージも復活させましたから、開発者がかわったのかもしれませんね。

うう、今日は指が動きません……。

CR1は流行りのコンフォートロードとして再発進します。

トップチューブを短く、ヘッドチューブを長くというお約束なスケルトン変更です。

それだけではありません。リヤエンドはアディクト譲りのフルカーボン。チェーンステーはSOSと名付けられた縦につぶしが入った快適性を求めた形状。後ろ三角はフレックスゾーンとして目的をはっきりさせています。BBもインテグラル形式。ワイヤ受けもカーボン製です。CR1フォークも新設計です(実はCR1フォークは複数種類があります。スコットはこれをグレードに合わせて使い分けています。)。コンフォートライドを掲げています。

重量もLサイズで980グラムになるとのこと。







一番下のフロントフォークを見て下さい。

CR1フォークといえば反ブレーキ側に張り出したブレードが特徴でした。高まったブレーキ力に対応するため、既存のフォーク以上の剛性を与えた結果です。登場したのは丁度各社がコロンブスやデダチャイなどのメーカー供給モデルから、自社開発へ切り替えが始まった時期でした。

フレームとフォークは当然ペアで考えなければ高性能なバイクは作れません。そもそも鉄時代のフレームビルダーなら、腕の見せ所はフロントフォークと答えるでしょう。

それほどまでにバイクの性能を左右する要の部品でした。そのバイクの生命線ともいえるパーツを他人に供給してもらうのは、いくらビッグメーカーとは言え屈辱だったでしょう。

そして今、剛性を落としたフォークにすることでCR1に新たな命を吹き込みました。

スケルトンやステムだけで、小手先のコンフォートバイクを作ろうとするメーカーに見せてやりたいくらいです。

ただスコットはQCがイマイチなんです。工場の問題なんですが、こればっかりはどうも……。