ゲイリーフィッシャーにロードなんて……、と思われる方!
ちょっと間違っていますヨー。
トム・リッチーもそうなんですが、いわゆるMTBレジェンド達は生粋のロードレーサーでした。ローカルでは敵がいないほど、早い選手でした。
しかし、時代も走だったんでしょうが、彼らはヒッピーに流れていきます。そしてヒッピー文化の一つであるMTBに出会うわけです。その当時はMTBという名前ではなく、リパックと呼ばれていましたが。
より刺激的な遊びに飢えていた彼らは、嬉々としてのめり込んでいきます。そこらへんで生まれたのが伝説のバイク『クランカー』だったわけです。
……、と言う風に持ち上げましたが、まあぶっちゃけトレックグループから抜けたレモンの穴埋めなんです。
それでも機能が劣ると言うことはありません。おそらくかなり優秀なバイクだと思われます。
実際アメリカのチームに供給して製作し、かなり評価を得ているようです。
でも高い買い物ですから、冒険してみようなんて思う人は……少ないでしょう。