フルクラムMTBホイールの新型です。名称はレッドパッション。同社はレッドと付けるのが慣習ですが、パッションとは……。なにか、こう、ほとばしるものを感じますね(笑)。
http://www.bikerumor.com/2014/10/16/fulcrum-burns-up-the-trails-with-light-weight-red-passion-mtb-wheels/#more-88639
ユニークなのはここまで軽量なのに(27.5/1350グラム、29er/1398グラム)、リムがカーボンではなくアルミ製だということ。最近の軽量ホイールはほぼすべてカーボン製リムを採用しています。例外はマヴィックかシマノのラミネートタイプくらいです。しかしレッドパッションはハブの胴部分にカーボンを使っているだけです。スポーク本数も極端に少なくありません。
どうやら秘密はリムの切削にあるようです。本来ならリムの切削軽量化技術はマヴィックのパテントのため、他社は使用できないはずなのです。以前切削リムを使用したボントレガーは即座に販売中止になりましたし。しかしカンパはシャマルなどでも切削加工を施しています。パテントが切れたか、なにか抜け道があるのか……? ただマヴィックはリム切削を新方式のISM 4Dにシフトしているので、ここら辺に理由が隠されているのでしょう。
といってもこのレッドパッション、カンパ&フルクラムのチューブレスホイールリムのようにスポークホールは片側のみの穴開けでマグネットでニップルを持ってくる、という方式ではありません。普通に貫通しています。チューブレスにはフラップが必要です。
むーん、こうやってスペックを見るとなんでここまで軽いのか、特に29erの理由がわかりません。これらの要素から推測するとかなり剛性が不足しそうです。しかしいまさらそんなホイールは不要でしょう。カーボンホイールには軽さと剛性を両立した製品はいくらでもありますから。
きっと走らせてみないとワカラナイ秘密があるんでしょう。楽しみなホイールですね。
http://www.bikerumor.com/2014/10/16/fulcrum-burns-up-the-trails-with-light-weight-red-passion-mtb-wheels/#more-88639
ユニークなのはここまで軽量なのに(27.5/1350グラム、29er/1398グラム)、リムがカーボンではなくアルミ製だということ。最近の軽量ホイールはほぼすべてカーボン製リムを採用しています。例外はマヴィックかシマノのラミネートタイプくらいです。しかしレッドパッションはハブの胴部分にカーボンを使っているだけです。スポーク本数も極端に少なくありません。
どうやら秘密はリムの切削にあるようです。本来ならリムの切削軽量化技術はマヴィックのパテントのため、他社は使用できないはずなのです。以前切削リムを使用したボントレガーは即座に販売中止になりましたし。しかしカンパはシャマルなどでも切削加工を施しています。パテントが切れたか、なにか抜け道があるのか……? ただマヴィックはリム切削を新方式のISM 4Dにシフトしているので、ここら辺に理由が隠されているのでしょう。
といってもこのレッドパッション、カンパ&フルクラムのチューブレスホイールリムのようにスポークホールは片側のみの穴開けでマグネットでニップルを持ってくる、という方式ではありません。普通に貫通しています。チューブレスにはフラップが必要です。
むーん、こうやってスペックを見るとなんでここまで軽いのか、特に29erの理由がわかりません。これらの要素から推測するとかなり剛性が不足しそうです。しかしいまさらそんなホイールは不要でしょう。カーボンホイールには軽さと剛性を両立した製品はいくらでもありますから。
きっと走らせてみないとワカラナイ秘密があるんでしょう。楽しみなホイールですね。