イーストン、トッポリーノとライセンス契約へ

へー、意外な組み合わせですね。

http://www.bikebiz.com/news/read/easton-gets-stiffer-lighter-composite-technology-from-topolino/013806
http://www.topolinotech.com/index.php

トッポリーノといえば、あのユニークなカーボンスポークが真っ先に思い起こされます。対角がつながったカーボンスポークは確かトッポリーノが初めてだったような記憶があります。しかもちゃんと振れ取りができますし、全面になってしまいますが、スポークの張り替えも可能で、プロ以外のライダーにもかなり魅力のあるものでした。

しかし最近めっきりバイク用の新モデル情報が伝わってきませんでした。その一方で車いす用のホイールをリリースするなど、「？？？」という状況に戸惑っていました。

今回イーストンとの契約でどうやら車いすホイールに専念するようです。そしてイーストンは、スポークまでフルカーボンにする技術（厳密に言うと、カーボン×ケブラーのハイブリッド）を手に入れました。そう遠くない未来、イーストン製のフルカーボンホイールが登場するでしょう。

トッポリーノのあのスポークの優秀さは認めるのですが、あのニップル近くの膨らんだ部分はどうにも野暮ったくて……（苦笑）。ホイール全体とした場合も、ルックス面でかなりマイナスです。そこをイーストンがどのように消化してくるか？　来ししながら待ちましょう。


あ、トッポリーノの社長、Rafe Schlangerという御仁。面白いキャリアを持っています。80年代にはキャノンデールに在籍し、その後スピナジーでレブXの特許をとったというのです。へー。ということはカーボンと振動吸収性のスペシャリストなのでしょう。今回は自分の技術をイーストンの手によって広めたいということらしいです。

なるほどねえ。