サイコジーニアス
サイコジーニアスベンチャー
さあ、久々のタイオガ本気タイヤです。
過去の記事「タイオガ・NEWタイヤ」
先代が偉大すぎると越えるのに苦労するのでしょうか(苦笑)? なにはともあれ晴れてファイブエレメントシリーズの後継機です。一応昨年から発表はしていたのですがリリースはされず、実質2011年モデルとなるようです。加えてベンチャーという兄弟分もデビューとなります。
サイコジーニアスは26×1.95、2.1、2.3
サイコジーニアスベンチャーは26×2.5
となります。
かなりガツンとアグレッシブライドを意識しています! いいですなあ。
ジーニアスはちょっと新しい試みが投入されていて、デュアルコンパウンドであるんですが、センターが柔らかくサイドが硬いという使い方をしています。これはパターンを生かすためのアイディアなのです。
これを見てもらうと分かるように、三角形の頂点を切り落としたような六角形にサイピング(切れ目)が入れてあります。これとコンパウンドの組み合わせがキモとなります。
負荷が小さい(低スピード)時はブロックが一つとして機能し、転がり抵抗を抑えます。そして負荷が大きくなってくると(高スピード)、路面との抵抗でノブがが引っ張られ、独立した3つのパターンとして機能するというアイディアです。アーティスティックインテリジェントノブ(AIノブ)と名付けられています。
サイドが硬めなのは突き刺すことを重視しているからとのこと。こここそがサイコの名前を継いだ所以です。
サイドケーシングは市松模様になっていて、強度を重視した流行を取り入れています。
ううううーん、面白い! 非常に面白いアイディアです! タイオガは通例的に太めなので、特徴を生かした走り方をしたいですね。
一方でベンチャーは完全にDHモデルですね。トラクションは勿論なんですが、グリップをかなり重視したパターンになっています。センターノブがぱっくりと割れています。
太さ的にはホワイトタイガーの後継となりますか。最近面白いDHタイヤが少ないので、興味が沸きますなあ。
近頃はビッと来る製品が少なかっただけに、このサイコジーニアスシリーズにはめちゃくちゃ期待してしまいますよ!