2011 ノルコ・十兵衛！

海外だと、日本語から取ったユニークな名前が結構あります。TSUNAMIとかSAKURAとか、SAMURAI、NINJAなんていうのはすでに定番ですね。

最近だとアイアンホースのヤクザシリーズが秀逸でしたね。組長、若頭、叔父貴などなど……。日本人なら、かなりグッと来たはずです（笑）。

2011年は……、ノルコっぽいですよ（ニヤリ）。

JUBEIシリーズ

29erシリーズのリジッドモデルに与えられた名前です。JUBEI SLカーボン、JUBEI 1、JUBEI 2、JUBEI 3という兄弟がいます。


JUBEI SLカーボン


SHINOBI


JUDAN BELT

http://www.norco.com/bikes/mountain/

他にも忍と十段ベルトとなかなかの揃い方です。

中身も結構捨てがたい良さがあります。忍なんかは前後スルーアクスルの最先端剛性と走破性を持つ、他のブランドに負けていないバイクです。

でも日本には入ってこないのでしょうねえ。

2011 フィジーク・ゴビXMマズル

しばらく放っておけばどこかが詳細を書くかなあと思っていたんですけどね（笑）。他力本願はいけないということなんでしょう。

フィジークの新作、ゴビXMマズル

マズルとは銃口とか鼻面という意味です。補強されているのがリヤ側なので、どちらかと言えば尻と言う方がふさわしい気がしますが（笑）。





http://www.bikeradar.com/news/article/gear-round-up-fizik-muzzle-saddle-torm-clothing-28187




http://www.fizik.it/product.aspx?c=Gobi-Muzzle

まあ、普通のゴビにプロテクターが付いただけなんですけどね。しかも取り外しが出来るらしくゴビにも早変わりすることもできます！　

フィジークのサドルをMTBで使うときは、推奨モデルを使う方が良いです。XMなどが付いているもでるですね。理由はジャンプなどの衝撃に耐えられるレールを使っているからです。ツンドラなどはカーボンレールモデルがあるのですが、ちゃんとMTB対応になっているのです。

他メーカーもそうですが、チタンレールであっても折れる場合があります。そう言えばタイオガのフランスパンは鉄中空であっても良く曲がりましたねえ（遠い目）。

気をつけましょ。

2011 ファウストコッピ・ミト

http://joto.sakura.ne.jp/

実は昨年からあるんですけどね（笑）。

完成車として、かなり魅力的なので紹介しておきます。

今ではオーソドックスとも言えるスペックなんですが、フルカーボンでインテグラルシートポストというのがパッと見で目に付きます。このバイクが多分いいだろうという根拠は……、勘です！

という訳にもいきませんか（笑）。実はこのフレームデダチャイ製なんです。カーボン時代になって、初期はコロンブス、デダチャイの力が必要でしたが、今に至るとほとんどのメーカーはアジアの工場や繊維メーカーとの結びつきを重視しているのが現状です。

このデダチャイのチューブセット・RIBELLE SLのフレーム供給版の……、

http://www.dedacciai.com/

RIBELLEが使われています。SLはチューブトゥチューブでの組み立てでT700カーボンを使っていますが、こちらはモノコック構造となります。

ハイモジュラスカーボンを使っていて、重量は1030グラム。ミトはインテグラルシートポストなのでプラス100グラムくらい見ておけば良いでしょう。

フレームセット販売で20万7900円なんですが、完成車（ティアグラ仕様）になると……、

なんと19万3200円になります！

おお？　フレーム販売よりも安い！？　なんてこった！！！

さらに105仕様は21万円、カンパニョーロ・コーラス仕様が36万4350円ときました！　アテネ仕様も来年に控えている模様。

サイズは470、510、540ミリの三種類。

一体何が起きているのか分かりませんが、性能、価格ともに納得がいくのではないでしょうか？　このバイクの場合は決してフレームで買ってはいけません。フレームだけ欲しくても、必ず完成車を買いましょう！　105なら、バラして売っても数万円にはなるでしょう。

またばらさなくても、21万円でフルカーボン、105スペックなら、初心者用に全く非の打ち所がないお勧め品です。